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2009年1月21日
和歌山県田辺市行政視察!!
AM9時、和歌山県田辺市行政視察。田辺市議会事務局笠松主査、前溝主任の出迎えを受け、会議室へ。
田辺市は、平成17年5月1日、旧田辺市、龍神村、中辺路町、大塔村、本宮町が合併、新「田辺市」が誕生。「自然と歴史を生かした新地方都市の創造」を基本目標に、新たなまちづくりを始めた。その面積は、1,026.77平方キロメートルであり、和歌山県全域の約22%を占める人口約82,000人の地方都市だ。
その広大な市域全体のまちづくりに関する広域ビジョン、地域施策及び拠点集落の過疎化や高齢化に対する取り組みについて、石巻市のまちづくり施策にいかすべく視察した。
田辺市では平成20年より「元気かい!集落応援プログラム」(山村集落支援事業)を実施。定期的に高齢者宅訪問を行う「行政局職員による声かけ活動」や、市街地の市民が過疎集落に出向き、地域資源を使った体験や地域住民との交流を図る「過疎集落ふれあい体験事業」。給水戸数1戸の飲料水施設整備や給水施設の維持管理支援、生活道の維持管理支援を行う「過疎集落支援事業」など特色ある施策が実施されていた。その根底には「そこに住む市民がいる限り、市民が安心して暮らせるよう行政の光を当てていかなければならない」と宮田山林課長、寒川山村振興係長は「集落応援プログラム」の趣旨を強調した。!!
田辺市役所前にて。
田辺市役所から小雨の中、日本のナショナルトラスト運動発祥の地として知られる天神崎へ。現地視察では「財団法人天神崎の自然を大切にする会」副会長から市民運動により、市街地に近接しているにもかかわらず、豊かな自然が残されている天神崎の歴史的な環境保護運動について熱く説明を受けた。!!
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