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ごとう兼位(かずひこ) ハート&ハート活動日記

― 活動内容を紹介します ー

このページは、石巻市議会議員 ごとう兼位(かずひこ)の活動日記です。
活動日記のほか、日々感じた事も話題に、少しずつですが紹介していきたいと思っています。

皆さんのご意見をお待ちしています。

■2012年9月26日(水) の日記
<<「閉会中の継続審査」?>>
AM10時、平成24年第3回定例会、本会議・最終日。市立病院の早期再建に向けた補正予算を「閉会中の継続審査」とした保健福祉委員会の決議に対して、本会議で採決を行った。グローバル石巻、共産党石巻市議団が一日も早い再建を求め「閉会中の継続審査」に反対したが起立採決の結果賛成多数で継続審査となった。
閉会後、保健福祉委員会が開かれ、10月1日午後に委員会を開会し市立病院の市駅前駐車場建設の是非を決める。
本会議終了後、黒須議員が伊勢病院局長の席に行って、暴言を吐いたことに対して同僚議員が『恫喝はやめろ』と制したことに対して一時議場内が騒然となった。
復旧復興へ進まなければならない時、地域医療の要である新市立病院の駅前再建が政争の具と化してはならない。そのしわ寄せは例えば狭い仮設住宅で入院できないで苦しんでいる患者に覆いかぶさる。不安を安心に変えることが政治に求められている。

■2012年9月25日(火) の日記
<<『無理も通れば道理になる』>>
市議会・一般質問は5人が登壇。今日で一般質問も終了したが、復旧復興に関する質問が中心で「市立病院」の再建が大きなテーマとなった。保健福祉委員会では、早期再建を目指す市立病院の予算案が採決で継続案件となり「否決」状態となった。一部議員集団は、「市立病院再建は、反対ではないが」と言いながら、『無理も通れば道理になる』が如し言動振る舞いだ。
質疑の中で、東日本大震災の被災により石巻医療圏で「406床」を失ってしまう。そのしわ寄せは患者にもろに掛かる。建設費70億円、医療機器20億円、合計90億円は国庫補助が決まっており平成27年末までに建設しなければならない。
亀山市長、伊勢市立病院局長は、「新市立病院が市民の健康、福祉のため地域包括センターとして高齢化社会に対応する地域医療の要として重要であり、何としても一日も早い新病院建設を認めてほしい」と強調した。
これに対し黒須議員が「市長選終われば建設して間に合う」というヤジを飛ばしたがまさに政争レベルだ。
伊勢病院局長は「約20年前、胆のうの手術をした場合2、3週間入院したが、今は3,4日の入院で退院」、入院できる病院がない現状では在宅患者は不安でしょうがない。手術後適正な医療を受け、安心して自宅に帰れる医療環境にすることが政治課題ではないかと思料する。

■2012年9月24日(月) の日記
<<地域医療体制に暗雲>>
一般質問、5人が登壇した。市立病院の再開問題について質疑があった。国の補助が90億付いているが、市議会の一部議員による付帯意見等により基本設計等に踏み出せない状態にある。補助金の期間は27年度までだ。28年1月の開院を目指す。石巻広域園の地域医療体制において日赤を中心にした現状で果たして市民の利益に資するのか。NOだ。
K議員は、「市立病院を廃止して、日赤に任せろ。」と主張するが、全体の利益に反する。
伊勢病院局長の「石巻市の医療圏が困窮している、早急な市立病院の再建を目指したい」との答弁に、多くの市民が共感している。

■2012年9月23日(日) の日記
<<合同演奏会>>
PM3時、県石巻合同庁舎会議室で「石巻広域都市計画変更」説明会が行われた。
石巻市は、これまで高盛土道路建設にあたって5mの高さと説明してきたが、宮城県は、釜大街道側は3.5m、湊・魚町側は4.5mで「十分だ」と説明。「平成27年まで完成を目指す」と説明。
1日も早い工事完成を望む。
PM4時、「復興支援ジャズコンサート&合同演奏会」が、門脇中学校体育館で開催された。大山日出男さんをリーダーに高瀬龍一、片岡雄三、宮崎カポネ信義、安藤正則、椎名豊、佐瀬正さんが素晴らしい演奏を披露。合同演奏会は石巻中学校、門脇中学校、石巻高等学校吹奏楽部がプロと合同演奏した。素晴らしい演奏会だった。

■2012年9月22日(土) の日記
<<『聞いて千金見て一文』>>
故事に『聞いて千金見て一文』とある。世間でうわさされていることや耳にすることの大半は、大げさでうそのことばかり。実際に見てみれば真実はほんのわずかしかないという意味だ。複眼的視点を持って事に当たらなければならない。

■2012年9月21日(金) の日記
<<一般質問登壇。>>
一般質問2日目、5人が登壇。小生は5人目3時半から『震災から復興へ向けての行財政運営について。』質問した。
石巻市が中心となって推し進めている「東部沿岸大規模被災市町連携会議」と宮城県との意見交換について質疑した。
8月20日村井知事と5人の首長が現場の課題に即した制度の弾力的運用や拡充を強く求めて行くことで意見交換を行い、30日に復興庁、財務省に対して生活支援、制度の弾力運用の2点を重点的に陳情。防災集団移転促進事業の災害危険水域から外れるなどした12,000世帯に住宅再建の市独自支援を導入した場合、市財政が破綻してしまう。国の財政的支援を強く求めた。
また、市立病院の再建について。地域医療の中核を担う病院という『器』が今日ない状態で、多くの市民からは「日赤に入院しても1週間以内で退院させられ、開業医の先生の所では入院患者を受け入れないのがほとんどで、仮設住宅での在宅療養は大変だと、安心して入院できる市立病院を早く再建してほしい」という声が寄せられる。市立病院の再建にかける伊勢病院長の思いを伺った。「28年の開業が遅れれば、医師、看護師の確保は困難になる。」1日も早い再建が必須だ。議会では付帯意見の取り扱いでごたごたしているがそのしわ寄せは、病気で苦しんでいる市民に及ぶことが懸念される。
最近、被災している議員と被災しない議員の復興への温度差が目立つ。

■2012年9月20日(木) の日記
<<一般質問初日>>
本会議・一般質問始まる、5人が登壇したが「呉下の阿蒙(ごかのあもう)」たる質問には聞くに堪えない、後味の悪いものだ。
明日は小生も登壇。『震災からの復興へ向けての行財政運営について。』、震災公営住宅の着工率と課題について。防災集団移転事業の現状と課題について。高盛土道路建設計画の進捗状況について伺う。

■2012年9月19日(水) の日記
<<『舌は禍の根』>>
最近議会で目立つのは、荒唐無稽なストーリーを作り上げる輩がいることだ。
故事に『舌は禍の根』とある。言葉は禍を招くものである。不要な発言やおしゃべりは慎めというものだ。
明日から一般質問が始まるが、それぞれの「言論の質」が試される。

■2012年9月18日(火) の日記
<<ニアミスの連鎖>>
AM10時、議会運営委員会。付議事項は市長提出議案、補正予算3件、人事1件、その他5件。20日から行われる一般質問は通告人数20名となった。小生は21日5人目となった。
閉会中の継続審査について協議があり、平成24年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号)が最終日に議題として提案される。人件費の問題や国の補助の期限等先延ばしにできない状況にあり、継続審査としてなじまない。市議会が市立病院の存続の是非について明確にする必要がある。
PM1時30分、第14回災害廃棄物処理業務委託等に関する調査特別委員会(百条員会)。委員会調査報告書(案)について協議。推測で事実確認もできないことを報告書に入れろと食い下がる議員について委員会が紛糾、全体を通じての委員会の在り方が最終日にも如実に出た。
午前、市役所5階入口で、高橋誠志議員に対して黒須光男議員が暴言を浴びせ「ただきつけっと」と向かってきた。大事には至らなかったがニアミス。至る所でニアミスの連鎖が見受けられる。

■2012年9月15日(土) の日記
<<計画変更>>
PM7時、石巻市主催の「都市計画道路・矢本流留線」都市計画素案説明会が当該地権者を集めて青葉中学校体育館で開催された。
計画内容の変更について、名称を釜大街道線に、道路延長は約16.9kmから約3.6kmへ、区間は、起点が東松島市矢本一本杉から終点流留字町を、起点が門脇元明神から終点大街道東二丁目に変更。
車線数も4車線から2車線に、標準幅員30mから16mに変更する素案が示された。
質疑の中で、土地の購入価格について、防災集団移転事業と同じ保証はないのか等地権者にとって切実な声が相次いだ。

■2012年9月10日(月) の日記
<<『口は言語の門戸』>>
故事に『口は言語の門戸』とあるが、口は言葉が送り出される門口であり、その言葉には、人の徳をたたえる善い言葉もあれば、人をそしる悪口もある。言葉の用い方にはよくよく気を配らなければならぬということの意だが。最近の議会では、言葉の用い方は崩壊しているといえよう。
「口は禍の門」という故事もある。口から発する言葉によって禍を招くことがある。言葉にはよくよく注意しなければならないという教えだが。

■2012年9月9日(日) の日記
<<復興推進>>
今議会に、石巻市特別会計条例の一部を改正する条例議案が提出されているが、これは、石巻市が事業主体となる新蛇田地区被災市街地復興土地区画整理事業が開始されることに伴い、「市街地開発事業特別会計」を設置することからの提案だ。
下釜第一町内会でも「土地区画整理事業」によりまちづくりを推進しようとしているが、今後、復興を推進する事業特別会計となることを期待したい。

■2012年9月8日(土) の日記
<<「はねこ踊り」>>
「ももうふれあい祭り」が、桃生上立山公園を会場に開催された。昨年は東日本大震災の発生により開催することができなかったが、今年は、桃生地区の伝統民俗芸能「はねこ踊り」を中心に盛大に祭りが開催された。
グローバル石巻・会派全員で臨席した。

■2012年9月7日(金) の日記
<<新病院建設に向けて>>
AM10時、石巻市議会本会議・決算、条例案、予算案等審議。
補正予算諸収入では、グリーンジャンボ宝くじ(東日本大震災復興支援分)市町村交付金として657,319千円計上された。
病院事業会計の決算審議では、、監査意見書の中で南浜町の病棟等に係る企業債の償還について「清算事業会計」を設け、新しくオープンする石巻駅前の新病院に南浜町の病棟等に係る借金を引き継がないようにすべきとの指摘があった。
まさに、病院事業会計の再編を考え、新病院の経営健全化に向けた対応が求められる。

■2012年9月6日(木) の日記
<<異例の連鎖>>
PM1時、石巻市議会第3回定例会開会。亀山市長から補正予算案等の提案理由説明があった。
その後、災害廃棄物処理業務委託等に関する調査特別委員会(百条委員会)が求めた関係資料の提出を拒否したとして建設会社社長を地方自治法に違反するとして、告発する件が議題となった。
松川委員長が平成24年7月6日付で記録の提出拒絶をしたことが地方自治法第100条第3項(記録提出拒否)にあたるとして地方自治法100条第9項の規定に基づき告発するとの提案理由を述べた。
委員長報告に対する質疑で、高橋誠志議員は、百条委員会の審査が継続中なのに、本会議初日冒頭での告発に関する議案提出、議決の理由について。巨額詐欺事件、架空請求と追及した議員がいる中、それに関しては百条委員会は見解を示していないその理由。黒須光男議員と同議員が経営するザ石巻ニュースが被告として、建設会社社長から、名誉棄損で訴えられており、著しい利害関係が黒須光男議員にはある。委員会の決議の時黒須光男議員を除籍しなかった理由について。さらに、本会議決議において被告になっている黒須光男議員は著しい利害関係人であり除籍すべきだ。告発しようとしている会社以外に日報、写真等不備があり、議会としてペナルテー等を課すのか、どう対応するのか質した。これに対して、松川委員長は明確な説明がなかった。
「著しい利害関係人黒須光男議員」の発言に対して、本人から発言者に対して暴言の連発があり議場内は騒然となり、傍聴人も加わり大混乱となった。暫時休憩後、採決に移り賛成24、反対6で可決された。小生は反対した。百条委員会の最終報告もいまだ出来ていない段階で、詐欺行為だ架空請求だとして百条委員会を設置しながら、その解明はできないでいる。さらに、委員会からの資料提出に対して無効ではないかとする行政訴訟の訴えが起こされ、来週に裁判が始まるとき異例の採決となった。過去の先例を見ても異常な状態だといえる。

■2012年9月5日(水) の日記
<<驚き>>
PM1時30分、石巻地方広域水道企業団・第2回定例会開会。補正予算、決算認定について。
大震災の被災により、水需要の伸びは期待できない状況にあり経営環境は厳しさを増す状態だ。
漏水対策等を施しながら有収率(H22年度上水道90.16%,H23年度66.43%)の改善等を実行しなければならない。
一般質問は黒須光男議員が登壇。「自分に送られてきた怪文書」に基づく異例の質問が行われた。議長の議事整理で、質問になじまないものは許可すべきものではない。構成団体の東松島市議は、その行為に驚きを隠しきれない。

■2012年9月4日(火) の日記
<<出前説明会>>
『下釜第一町内会まちづくり』出前説明会を8月27日から31日までの間に8ッ箇所で開催したが、多くの町内会会員が参加していただいた。仮設住宅の説明会では、他の町内会の住民が傍聴するなど一日も早い生活再建に対する深刻な状態が把握できた。
生活再建の質疑では、災害公営住宅の建設と入居時期に関する質問が多い。また高盛土道路の建設に関しては、完成時期に関する質問が多く、住宅再建に躊躇している様子がうかがえた。
今後も、機会あるごとに「出前説明会」の開催を企画したい。

■2012年9月3日(月) の日記
<<決算議会スタート>>
AM10時、第3回定例会議運。付議事項は、市長提出議案、決算2件、条例4件、予算1件、補正予算8件、その他4件の計19件。条例議案では、新蛇田地区被災市街地復興土地区画整理事業が開始されることに伴い、今後市街地での開発事業が進められることを踏まえて「市街地開発事業特別会計」が設置される。
決算状況では、財政力指数、経常収支比率は対前年比悪化が顕著だ。大きな原因として市税収入減少が上げられる。
PM1時30分、石巻地方広域水道企業団・議会開会。提案理由・議案説明が行われた。議案審議は5日に行われる。
議会の議員メールボックスに、またまた怪文書が入っていた。特定した議員がいつも入れているが、同僚議員の根拠のない怪文書を流布している異常な状態だ。

■2012年9月1日(土) の日記
<<体育祭>>
石巻市立青葉中学校第23回体育祭が開催され「闘志躍動」をテーマに炎天下にもかかわらず、生徒たちは、ほこりにまみれて演技プログラムに挑戦していた。
震災前と比較し、応援、観客の数が少ないように感じられた。
震災により運動不足が指摘される状況下での各校の体育祭、震災から1年半を有し一歩一歩通常時の校内行事が取戻され、生徒の心の安定が達成されることを期待したい。




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