<<後藤兼位の一般質問の要旨!!>> 昨日の市議会最終日に行われた、後藤兼位の一般質問の要旨。!! 1.行財政改革の推進と行政運営について。 @行財政改革大綱と総合支所のあり方について市長の見解を伺う。 土井市長は「総合支所については、職員定員適正化計画による職員削減を進めていく中で、総合支所としての窓口機能や危機管理に対応できる職員の配置体制の検討を引き続き行うとともに、組織機構の改革について実行すべきと考えている」旨答弁があった。 A財政運営に対する市長の所見を伺う。 土井市長は「地方への財源対策が非常に不安定な状況の下、税源移譲、福祉制度の改変など、歳入構造や新たな行政需要による歳出構造の変化など、想定しきれない財政環境も見込まれる」「厳しい状況に耐えられる、強い財政体質を持った市政運営を進めることが責務である」との認識を示した。 2.文化行政について。 「斎藤氏庭園」公有化問題について。庭園を公有化する際の石巻市負担金に相当する金額を所有者が寄贈する石巻市があると伝えられているが、市当局の今後の対応策について見解を伺った。 これに対して阿部教育長は、「一定の条件が整えば公有化を検討したい」と答弁。これまで、「公有化出来ない理由としていた、毛利コレクション施設整備との整合性も食い違いも、財政上の理由もなくなる」ことを以って方針変換の理由を示した。!!土井市長も同様の見解を示した。 3.下水道整備時事業について。 @公共下水道整備計画と整備推進について見解を伺った。 遠山建設部長は、「昨年末の石巻市の下水道処理人口普及率は49.7%であり、全国平均の71.7%、宮城県平均の75.1%と比較して、依然低い状況である」「今後は昨年度に事業認可区域を拡大した、大街道、貞山、山の手、南浜地区などの人口集中地区に重点を置き、効率的且つ効果的な整備促進を図っていく」考えを示した。 A雨水幹線及び排水ポンプ場施設の整備推進について見解を伺った。 遠山建設部長は、「旧石巻市において、昭和46年に下水道基本計画を策定し、浸水被害の著しい地区より、年次計画で整備を行ってきた。現在整備中の釜地区や蛇田地区などは依然として大雨時に浸水被害が発生している。今後も市の総合計画に基づき、雨水幹線の整備延伸、ポンプの増設、さらには新たなポンプ場の整備など、浸水対策事業を推進したい。」と答弁した。
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