<<市民の命、地域医療を守る責務>> PM1時、市議会東日本大震災対策特別委員会。震災再復興基本計画について、医療・福祉施設等の再生・復興の在り方を議論した。特に、市立病院の再建の時期の問題で、小生は、自治体病院をさらに発展させ、地域住民のさらなる健康福祉の向上に向けて自治体病院は歩みを止めてはいけない。市民の命、地域医療を守る責務があり、早急に再建に踏み出すべきでだと指摘し、災害復旧の国庫補助を得るには、南浜町の現在地での復旧が条件となり、現在地での復旧費は29億8,000万円が見込まれ、市の持ち出しはゼロに近い。国の第3次補正予算獲得に向けて、今、決断の時期ではないかと迫った。亀山市長は、「市民の命を守る観点から市立病院の再建は緊急を要する課題であり、日赤病院が仮設病棟の整備を計画しているが、私としては市立病院を再建したい。現在地での復旧も視野に決断する時期だと考えている。できるだけ早い時期に計画を示したい。」と述べた。 現在地の施設について当局は、3月末に実施された建物の被害調査で、柱、地盤はしっかりしているので使用できるという判断だった。設計業者にも確認したが使用は可だったと説明した。 「地域医療を守る、最後の砦は自治体病院だ。」石巻市立病院の早期再建に向けた、現在地での決断の時期はきた。
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