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ごとう兼位(かずひこ) ハート&ハート活動日記

― 活動内容を紹介します ー

このページは、石巻市議会議員 ごとう兼位(かずひこ)の活動日記です。
活動日記のほか、日々感じた事も話題に、少しずつですが紹介していきたいと思っています。

皆さんのご意見をお待ちしています。

■2009年7月31日(金) の日記
<<祭り!!>>
不況の嵐が吹き続いているが、明日から石巻川開き祭りが開催される。地元経済界の努力が結集しての開催といえよう。
中心市街地活性化基本計画を策定し、国の認定を目指しているが、母なる北上川を活かしたまちづくりを忘れてはいけない。
富良野市の「北海へそ祭り」は心に残る祭りとなった。何処の町にも「祭り」はあるが、それぞれの伝統を生かし伝える事が重要な文化といえる。!!

■2009年7月30日(木) の日記
<<富良野市行政視察!!>>
AM9時過ぎ、宿泊先のホテルから今日の視察先富良野市役所へ。市役所玄関先まで富良野市議会事務局澤田書記が出迎えに来ていただいた。
藤原議会事務局長の進行で、富良野市議会北議長の歓迎の挨拶を受けた。
富良野市は、北海道を代表する観光都市で全国的にも大変知名度が高い。ラベンダーやテレビドラマ「北の国から」のロケ地として、ワールドカップが開催された富良野スキー場が有名だ。
地理的に北海道のちょうど中央に位置し「へその町」として知られている。それにちなんで、27,28日には第41回「北海へそ祭り」が開催されている。我々も昨夜は祭りを見る機会があった。大変ユニークな楽しい祭りだ。!!
視察項目「富良野市中心市街地活性化基本計画について」、その計画の概要、「ルーバン・フラノ」構想(田園と都市の魅力を併せもつ「ちょっとおしゃれな田舎町」)について、富良野市中心街整備推進課大玉課長から説明を受けた。
駅前地区土地区画整理事業や、駅前地区市街地再開発事業を手がけた手腕からくる「富良野市中心市街地活性化基本計画の認定」に至る経過説明には驚きと共鳴するものがあった。
大玉課長は「まちをつくるのではなく、まちを育てる」方法にする。自分たちで行うことの重要性を強調した。!!
視察項目2「まちづくりルール策定事業について」、企画振興課鎌田課長、安西広報係長から説明を受けた。
富良野市では、市民が主役のまちづくりに向けて、情報の共有と市民参加、協働のための「まちづくりルール」の策定に取り組んでいる。平成17年7月に「富良野市情報共有と市民参加のルール条例」を施行して、市が持つ情報は市民のものであるということを基本に、積極的に市民に情報を提供し、市民と情報を共有する姿勢が全面に出ている。
例えば、この条例に基づき市役所の仕事をより一層理解してもらうために「平成21年度版市民向け予算説明書・へーそーなんだ こんなことやります!今年のふらの」を作成市民に公開している。大変素晴らしいもので参考にいただいてきた。!!
「情報公開日本一を目指す」石巻市。情報公開請求に対しての開示にとらわれることなく、積極的に市民に情報を提供していく姿勢に転換する時期に来ているのではないか。!!

■2009年7月29日(水) の日記
宿泊先から数分の士別市役所へ。議会事務局藤田局長の出迎えを受けて委員会室へ。 
士別市議会岡田議長の歓迎の挨拶を受けた。   
早速、視察項目のサフォークランド士別プロジェクトについて、士別市経済部畜産林務課佐々木課長、商工労働観光課高木主幹から説明を受けた。 
士別市では、昭和41年から長年にわたり取り組んできたサフォーク羊によるまちづくりを発展させるために、関係団体や行政などによる飼育、販路、まちづくりを推移する組織を設け、具体的な行動計画のもとに取り組んでいる。 
地域性を生かしたまちづくりを長年にわたり、継続的に実践している。 
特性を生かしたまちづくり、ブランド化のもとに事業展開する重要性を把握した。

■2009年7月28日(火) の日記
<<北海道登別市視察!!>>
登別市「のぼりべつ文化交流館カント・レラ」を視察。
登別市議会沼田議長の歓迎の挨拶を受け、教育委員会玉田教育次長、菅野学芸委員から視察項目について説明を受けた。
登別市では、廃校となった登別市立旧登別温泉中学校の校舎を「のぼりべつ文化交流館カント・レラ」と名づけ文化施設として利用している。カント・レラとはアイヌ語でカント(天空)、レラ(空)という意味だという。
3階建ての校舎施設を利用して、埋蔵文化財の展示室と利用したり、研修室、会議室として住民へ貸し出ししたり体験学習の実施など有効に利用されている。
校庭、体育館を利用して、宿泊施設としての利活用も考えられる。しかし、登別温泉を控えて宿泊施設としての利活用に若干の抵抗があるようだ。!!
北海道の風景を見ながら、登別市内にある「登別地域情報センター」に移動。
それは、登別中央ショッピングセンターアーニス2階にあった。中に入ると、右側スペースには平成19年7月から開設された「登別市地域職業相談室(ジョブガイドのぼりべつ)」があった。時節柄利用者が多い。
左側には、子供からお年寄りまで楽しめるメディア、インターネットなど、さまざまな情報とコミュニケーションできる設備が配置された施設となっている。図書スペースもあり、子供や、大人がインターネットを楽しんでいる光景があった。
登別市では、早くから光ファイバー網による地域イントラネット基盤整備事業に取り組み、この事業の中核施設として「登別地域情報センター pip(ピッピ)」が開設されている。
石巻市の新庁舎にもさまざまな情報とコミュニケーションできる設備が配置された施設となることが望ましい。!!

■2009年7月27日(月) の日記
<<会派行政視察に出発!!>>
8時30分、議会事務局を出発して仙台空港へ。10時30分発新千歳空港行きで北海道へ。道内3市をグローバル石巻・会派行政視察。!! 
天候は、あいにく雨模様だ。登別市に向かう途中、道の駅フォーレスト276大滝によった。周囲を緑に囲まれたフォーレスト276大滝は、向かって左側が地元特産物の販売を行っている、右側が自動演奏ピアノの豪華なトイレが評判のレストハウス・フォーレスト276だ。
早速、自動演奏のピアノの音楽が流れる豪華なトイレ、「通称1億円のトイレ」に行ってみた。 
石巻市でも街中トイレの必要性が叫ばれているが実際見て使用して興味深いものがある。
登別のホテルは外国人でいっぱいだ。ホテルには,LANサービスがない。!!


■2009年7月26日(日) の日記
明日から会派行政視察のため北海道登別市、士別市、富良野市に出かけ。登別市では、のぼりべつ文化交流カント・レアと登別市地域情報センターについて。 士別市では、サフォークランド士別プロジェクトについて。富良野市では、富良野市中心市街地活性化基本計画について、さらに、まちづくりルール策定事業について視察を行う。

■2009年7月25日(土) の日記
横須賀市の役所屋を視察した時にサービスの接遇方針がロビーに掲げられていた。公正で効率的なサービスを行って、みなさんから信頼される窓口スタッフを目指しますとあった。役所の窓口業務において、わかりにくい手続き方法を親切にサービスをしてもらうことによって、市民のみなさんは、親しみやすいサービスを感じる。接遇方針は、実にまとを得たものと思料する。

■2009年7月24日(金) の日記
<<神奈川県横須賀市行政視察!!>>
宿泊のホテルから徒歩で、横須賀市役所へ。モダンな庁舎に案内され早速視察項目の「横須賀市コールセンター」について、「サービス工房・役所屋」について説明を受けた。
横須賀市では、市役所に寄せられる市民からのあらゆる問い合わせに、専門のオペレーターが年中無休、朝の8時から夜の8時まで対応する「横須賀市コールセンター」を開設している。
その概要は、平成17年9月20日に開設、運営形態は業務委託で設置場所は、市役所庁舎外の東京都内だ。市役所関係の問い合わせや、病院や店舗の紹介、観光案内やイベント情報、電車の乗り換え等あらゆる問い合わせに応え、専門的な用件や相談、または個人情報にかかわる問い合わせについては、市役所内の担当部署に電話を転送している。
横須賀市は、東京、横浜などに通勤する共働き世帯が多く、帰宅後もサービスを利用できるように配慮しているという。
 「サービス工房・役所屋」は、横須賀市の行政の出張所である。平成9年10月に横須賀モアーズシティ7階に市民センター中央店(愛称名:サービス工房役所屋中央店)として開設した。利便性の高い駅ビル内で、各種証明の即時発行や行政情報サービス等の複合サービスを提供している。平成18年5月から上下水道局の「お客様料金サービスコーナー」を開設して施設の更新を図っている。
年末年始や器機点検日を除く毎日開所している。人員体制は、正規職員2名、非常勤職員4名、アシスタントスタッフ2名によるシフト勤務で、上下水道局お客様サービスコーナーには、委託職員が常駐している。
この「店」は市役所の課長職の方が責任者として仕切っているが、役所屋では、その方を「店長」と呼び、更に「番頭」という肩書きの人もいる。
現場視察では、来客も多く、「店長」はじめ「番頭」さんたちはテキパキと仕事をしていた。姉妹店として他に2店舗を開設している。
石巻市の新庁舎、旧さくら野百貨店の利活用において、大変参考になるものだ。市民の利便性を考慮した行政サービスに対応するためにも興味深いものだ。!!

■2009年7月23日(木) の日記
<<東京都狛江市視察!!>>
宿泊先の立川のホテルから、南武線、小田急線を乗り継ぎ、東京都狛江市へ。
狛江市は、新宿から南西へ電車で20分、世田谷区、調布市、川崎市に隣接すし、多摩川沿岸に位置する面責6.39q2の全国で3番目に面積の小さい、人口約7万6千人の東京のベッドタウンの都市だ。
狛江市企画財政・水野部長さんから歓迎の挨拶を受け、早速視察項目「迅速な情報公開の推進について」担当の渡辺さん、高橋さんから説明を受けた。
狛江市情報公開条例は平成12年4月、昭和63年制定の狛江市公文書公開条例を全面改正し、施行された。
狛江市では、開示までの日数が、請求日から起算して7日以内での公開決定となっており、多摩26市中最短だという。
他市では、翌日起算の14日以内というのがほとんどである。
公開にかかる平均日数は、1.6日となっており非常に迅速な公開を実施している。これは窓口では原則即日公開としているためだ。
Webを活用した情報公開も積極的に取り組んでいる。市ホームページ上で書誌情報を検索し、専用ホームから対象文書の公開を請求することができる。
公開についてもホームページ上で行い、請求者はPDFファイルをダンロードすることによって閲覧できる。この場合、写しの作成に要する費用も無料となっている。
取り組む姿勢は、個人情報以外原則公開という姿勢だ。市政の透明性を確保し、積極的に情報開示する全体的な姿勢に驚いた。!!

■2009年7月22日(水) の日記
<<山梨県都留市視察!!>>
AM8時30分、総務企画委員会行政視察のためバスで市役所前を出発。産経教育委員会のメンバーも仙台駅まで同乗しての行程だ。
東京を経由して山梨県都留市へ向かう。市役所へ14時30分ごろ到着した。
都留市議会谷垣副議長の歓迎の挨拶を受けた。都留市は山梨県の東部に位置し、豊かな自然環境に恵まれた城下町の面影を残す都市だ。市の面積は161.58q2、新宿駅から約90分、甲府駅から約60分の距離にある。リニアモーターカー実験線の基地や、都留文科大学もあり、宮城県出身の学生が67人学んでいるという。
続いて、総務部政策形成課・中野一成さんから視察・項目、自然エネルギーの導入促進について(小電力発電のまち<アクアバレーつる>構想について) 丁寧な説明を受けた。
都留市は、平成11年4月に「都留市環境保全行動計画」、平成13年3月に「都留市地球温暖化対策実行計画」、更に平成15年2月には「都留市地域新エネルギービジョン」を策定し、この中で、太陽光、水力などのエネルギーなどを活用した5項目を重点プロジェクトとして取り上げた。これに基づき公共施設での先導的活用プロジェクトとして、電気使用量の削減や低公害車の導入などによるエネルギー使用量の削減や、リサイクル製品の購入等グリー購入の促進に努めている。
平成16年4月29日の都留市制50周年を記念して、都留市において利用可能なエネルギーの中で、最も期待される小水力発電の普及・啓発を図る目的に、市役所を供給先とする下掛け水車方式による小水力発電所を市役所庁舎前を流れる家中川に設置「元気くん1号」と名づけた。
また、平成21年度からは、この発電所で発電した電力に付加する「環境価値」を「グリーン電力証書」として販売する事としている。
平成20年8月には、全国自治体初のグリーン電力証書発行者として計画・仕組みが認められ、11月には「元気くん1号」が自然エネルギー発電施設として認められた。
自然エネルギー先進地の実践的な事例に各委員は驚き、石巻版自然エネルギーの創造に夢を見た。!!

■2009年7月21日(火) の日記
<<請負契約の可決!!>>
AM10時、議会運営委員会開会。会期日程について、異論を唱える3会派があり時間を要した。国保の値上げに関しての議案を会派に持ち帰り説明する時間がないとの理由だ。しかし、本会議では、3会派からの質問は一切ない。
PM1時30分、本会議開会。門脇中学校屋内運動場建設工事請負契約締結について議論があった。
契約の相手は、菱中建設叶ホ巻支店であるが、本店が石巻にない業者が落札したことについて、入札審査委員会の対応について議論があった。
丹野議員から委員会付託の動議があったが、賛成少数で否決された。
請負契約の採決では、賛成多数で可決した。賛成は、グローバル石巻、新世紀、共産党石巻議員団の17人。反対は、ニュー石巻、みらい石巻、公明党、無会派2人の計16人。
これまでの18対15の基本的な議会構図は変わりない。!!

■2009年7月20日(月) の日記
<<真の改革!!>>
衆院選を目前にして各紙世論調査が報道されている。明日麻生首相は衆院を解散、来月30日の選挙投票日に向けて国政は一気に夏の陣だ。
小泉元首相の改革の総括を行うことが重要だ。国民生活の困窮は何処に起因するのか、経済財政・政策は真に国民生活の為になったのか。自治体の地方財政は大変だ。!!
明日は、石巻市議会臨時会が開会される。先ずは足元をしっかり見つめて前進!!

■2009年7月19日(日) の日記
<<早3ヶ月!!>>
亀山紘石巻市長が4月19日の市長選挙で当選してから早3ヶ月がたつ。市政の諸課題で、これまでになく前向きな流れが起きている。
いろんなアイデアが実現できる方策を検討しなければならない。!!
亀山市長は、中心市街地活性化については、「歴史や文化、自然、風土を活かした新たな視点で再生に取り組む」と訴えている。また空き店舗を借り上げて「まちなか実験室・科学館・美術館」やワークショップ、さまざまな体験工房を点在させ、子どもや家族が休日揃って出かけるまちづくりを提唱した。
「まちなか実験室」については、川開き期間に立町通りの空き店舗を借り上げ実行するという。新たな川開きの名物企画となることを期待したい。!!

■2009年7月18日(土) の日記
<<CO2排出削減!!>>
省エネ家電を買うともらえるエコポイント制度が5月15日から始まっているが、省エネ家電がどれだけエコになっているのか。電気屋さんは、家電の性能向上で消費電力は減少すると説明する。我が家も、CO2排出削減に貢献するためにも思い切って夜間電力を利用したエコキュートに切り替える。実際の理由は、石油ボイラーの老朽化が切っ掛けだ。
更に、防衛施設局の防音設備の老朽化対策による切り替え対象になり、エアコン等が該当する。エアコンを、95年型を08年型に買い替えると、CO2排出量は約4割減るという。先ずは対応できることからエコしよう。!!

■2009年7月17日(金) の日記
<<「教育立国」の再生!!>>
国の経済危機対策関連補正予算の成立に伴い、生活保護制度に「学習支援費」が創設されたことにより、月額小学生で2,560円、中学生で4,330円、高校生で5,010円支援される。当該対象人数は小学生で71人、中学生48人、高校生38人となり5,220千円予算が臨時議会で補正措置される。
厳しい経済的社会的な状況の中で、危機対策としては一定の評価に値する。
しかし、教育予算を国家戦略的に措置して「教育立国」の再生を急ぐべきだ。総選挙の各党のマニフェストに注目したい。!!

■2009年7月16日(木) の日記
<<白門会!!>>
午後、正副議長、正副議会運営委員会委員長に対する、臨時会提出議案説明があった。また、臨時会本会議終了後、全員協議会の申し入れがあった。内容は、新庁舎建設について、今後の改修工事スケジュール等について説明を受けた。!!
夜、仙台で中央大学学員会宮城支部平成21年度夕食懇談会が開催された。
懇親会に入る前に、当支部の名誉支部長で、東北弁護士会連合会会長の浅野孝雄弁護士による「裁判員制度について」、当支部の監事で仙台市危機管理監の中鉢裕氏による「新型インフルエンザ対処法について」講演があった。!!

■2009年7月15日(水) の日記
<<安全な教育施設!!>>
21日、市議会第4回臨時会が開会される。付議事件については、石巻市国民健康保険条例の一部改正条例。工事請負の契約締結(門脇中学校屋内運動場建設工事)について。
門脇中学校体育館は、老朽化が著しく、建替えは長年の課題だった。
今回、釜小、石小の耐震補強工事にも着手、今後、更なる学校施設の耐震補強工事の推進充実を図り、安全な教育施設を提供すべきものと思料する。!!
夜、下釜第一町内会夏祭り・盆踊り実行委員会。

■2009年7月14日(火) の日記
<<教育費!!>>
国政は総選挙へ向けて一気に走り出しているが、各党のマニフェストが興味深い。
今日、義務教育で就学援助制度を利用する家庭が増えている。また、授業料減免制度を申し込む高校生も急増しているという。大学を卒業しても、就職が出来ないで奨学金を滞納しているケースも増えているという。
社会的経済的困難な現象が日本の教育の場で起きている。
経済協力開発機構の統計でも、教育費の支出割合においても日本は最低水準にある。政治が解決すべき問題だ。
子どもは、等しく、親の経済力に左右される事なく教育を受ける機会が保証されるべきである。財政的支援の充実した社会を構築すべきだ。!!

■2009年7月13日(月) の日記
<<遊びリテーション!!>>
下釜第一町内会「第1回遊びリテーション」が釜会館で開催された。60歳以上の方々のレクリェーション。市保健師による健康相談・健康一口メモを聞き、楽しいゲームや食事会を行った。
22人の参加者は10人のスタッフの手料理の昼食を頂き楽しい時間を過ごした。!!民生部を中心とした町内会活動であるが、少ない経費で心のこもった持て成しを実践している。!!
現代的な、年配の方々のコミュニケーションを円滑にする一つの方策だ。!!

■2009年7月12日(日) の日記
<<選挙・夏の陣!!>>
今日、仙台市長選挙が告示され、新人6人が立候補を届け出た。立候補を急きょ断念した梅原市長の4年間の評価は本人が離脱した為に如何に総括されるのか興味深い。石巻市長選挙は、現職、新人の一騎打ちだった。まさに、4年間の評価が投票行動に表れた。!!
一方、東京都議選は民主党が圧勝して都議会第1党になった。郵政選挙で大勝した小泉自民党と同じ現象が、今度は民主党に吹いているのか。衆議院議員の任期切れは2ヵ月後だ、宮城第5選挙区選挙では、如何なる判断が示されるのか。!!

■2009年7月11日(土) の日記

夜、石巻市防犯協会釜大街道分会総会・懇親会。日頃地域の防犯活動に活躍している皆さんと釜大街道地区町内会長の懇談。
出張が続き、今日は雑務と格闘の一日となった。!!

■2009年7月10日(金) の日記
<<豊田市行政視察!!>>
AM9時、豊田市役所へ。豊田市議会八木哲也議長から歓迎の挨拶を受ける。八木議長は「昨年からの世界的緊急危機により、これまで法人税収入がトヨタ関連で440億円あったものが、この世界的な経済情勢で16億円となり実に424億円減少し、更に、ダブルパンチで前年度分の還付金で190億円の支出が生じて、600億円強の財源不足となっている。しかし、今回は原点に返る良い機会なのかもしれないと考えている。来年度も企業は残業が減り個人市民税が目減りすると考えられ、再来年度から好転が期待されるが、鈴木市長の堅実な財政運営で基金を蓄積していたので対応できるものと考えられる」と述べた。当市の経常収支比率98.4%、財政力指数0.51と比較して豊田市は経常収支比率59.3%で財政力指数1.71でともに全国第1位だ。しかし、その挨拶の内容には全員が驚きを隠せない。!!あとで、八木議長から、中央大学の大先輩である事を伺った。!!
豊田市の歴史は、明治22年の町村制実施により「挙母(ころも)村」、明治25年に「挙母町」、昭和26年3月市制施行により「挙母市」となったが、昭和33年、商工会議所から市政変更請願書が市に提出され、翌34年1月に自動車産業とともに成長・発展する事を誓い、市名を「挙母市」から「豊田市」に変更した。その後、平成10年4月に「中核市」に移行、平成17年4月に、周辺6町村と合併して、面積918.47q2、人口約42万人、愛知県下第2の都市だ。
視察項目は、(1)議会改革・活性化への取り組みについて。その取り組みは、第1期が平成3年から9年度で、市広報から「議会だより」を独立、CATVによる議会中継を開始した。
第2期は、平成10年から11年度で、最大会派内に「議会活性化検討委員会」を自主的に立ち上げ、市議会活性化方策について検討を開始、随時、各会派代表者会議、議会運営委員会を通して合意が出来た項目を実施に移した。
第3期、平成13年度以降は、毎年度議会活性化についての問題を研究するため、特別委員会を設置して具体的な議会活性化策の調査研究を行っている。
(2)議会基本条例について。
毎年度設置している議会活性化に関する特別委員会を、平成20年5月に「議会基本条例検討特別委員会」として設置、「豊田市議会基本条例(案)」が作成され、21年3月から約1ヶ月かけてパブリックコメントを実施して、市民の意見を踏まえながら、平成21年5月に議会と市民との関係や、議会及び議員の責務など、議会の基本的な事項を明らかにした「豊田市議会基本条例」が全会一致で可決・制定された。
策定までの苦労話や課題等について説明を受けた。豊田市の場合、議会活性化について特別委員会を設置して継続的に改革を実施して、その集大成とも言うべき「豊田市議会基本条例」が制定されている。制定にいたるパターンは「基本条例」ありきとなってはいけない。活性化項目の解決のプロセスを大切にして、「議会基本条例」の制定にたどり着ければと考える!!

■2009年7月9日(木) の日記
<<四日市市行政視察!!>>
AM9時から、四日市市行政視察。四日市市は、三重県の北東部に位置し、古くから「四日の市」に象徴される商業の町として、また東海道五十三次の43番目の宿場町として繁栄した。
明治から昭和にかけては、伊勢湾で最初の開港場である四日市港を中心に萬古焼等の地場産業のほか、紡績、ガラス、化学、電気などの近代工業が盛んとなり、特に、昭和30年代には、わが国初の石油化学コンビナートが臨海部に形成され、工業都市として発展している。
また、平成17年2月7日に隣接する楠町と合併し、平成20年4月に保健所政令市に移行した。三重県最大の都市として発展している。
四日市市議会は、議会改革の先進議会として、第1回マニフェスト大賞(地方議会)の「審査委員会特別賞」を受賞している。
視察項目は、(1)シティミーティング(市議会との意見交換会)について。平成17年に制定した「四日市市民自治基本条例」に掲げる議会への市民参加を実現するに、議会自らが地域へ出かけて、市民へ議会活動について説明・報告するすることで、議会としての説明責任を果たすものだ。平成18年度に3回、平成19年度は、四日市大学、四日市看護医療大学の学生と意見交換。平成20年度は、市内の専門高校生徒と商工会議所会員を対象に2分構成で実施した。
(2)市議会モニター制度について。平成16年度の議長発案を受けて各会派代表者会議で議論を重ねて本制度発足に至った。
選考方法は、地区市民センターの館長に各1から2名の推薦を依頼。基本的には人口1万人未満の地区は1人、1万人以上の地区は2人(各男女1人)。四日市大学に、大学生の推薦を依頼(5名程度)。
市議会モニターの構成は、明るい選挙推進委員、自治会長、地区社会福祉協議会、まちづくり推進委員、民生児童委員、大学生等で、平均42から43名。活動概要は、本会議、委員会の傍聴や、議長との意見交換。モニターからの提言状況は、代表質問・一般質問についてや傍聴について、議会運営について、市の施策等について寄せられている。
(3)議員政策研究会の取り組みについて。
市の重要事項について、執行部を交えず議員だけで自主的に意見交換や情報交換を行う場として、また、議員提出条例案等について、議員間で議論する場として平成12年度に「市政活性化推進等議員懇談会」が設置された。その後、平成17年度に「議員政策研究会」に改組された。
これら特徴的な施策は、議長・副議長の立候補制により立候補者が「所信表明演説会」で今後の議会活動への取り組みを表明したことにより実現している。立候補制が、議長のマニフェストを引き出し議会活性化への取り組みを推進させている。!!
(1)、(2)については石巻市議会でも実施に向けて検討すべきものと思料する。!!

■2009年7月8日(水) の日記
<<市議会運営委員会視察!!>>
8時30分議会事務局を出発。市議会運営委員会行政視察、1人が欠席。視察先は三重県四日市市、愛知県豊田市。
今日は移動日、東北新幹線で東京へ、東海道新幹線で名古屋駅で下車、近鉄名古屋線で近鉄四日市へホテルに到着したのは15時30分を回っていた。!!
今回の行政視察は、現在進めている議会改革・活性化について、その取り組みの先進議会である四日市市、豊田市を選定した。
視察項目は、四日市市(1)シティミーティング(市議会との意見交換会)について、(2)市議会モニター制度について、(3)議員政策研究会の取り組みについて。
豊田市は、(1)議会改革・活性化への取り組みについて、(2)議会基本条例について。
以上特徴的な施策等について視察を行う。!!

■2009年7月7日(火) の日記
<<総選挙夏の陣!!>>
昨日は、佐藤総務大臣、久保自治財政局長とそれぞれ直接面会して「地方財源確保に関する要望」を行った。また、先日「定住自立圏構想」に関して講演をしていただいた総務省の黒野さんに面会、御礼と実現へ向けて要望、上司の山崎地域自立応援課長にも面会して要望した。!!
中央要望2日目、厚生労働省の大臣、事務次官、医政局長に「地域医療の充実に関する要望」を行い、医政局長に直接訴えた。
その後、農林水産省に移動。農林水産大臣は不在だったが、事務次官、総合食料局長、総括審議官、水産庁長官と面会、「食料自給率向上に向けた農業振興策の充実強化に関する要望」と「漁業用燃油の価格対応策に関する要望」を行う。
衆議院第2議員会館で、古賀誠衆議院と面会、特に「石巻新庄道路の計画路線早期昇格に関する要望」に対して心強い対応を受けた。
参議院議員会館秘書会議室で昼食、その後、自民党本部へ、細田幹事長と面会要望を行う。
参議院議員会館で市川一朗議員と懇談した。今回の中央要望については、参議院市川一朗議員の政策秘書渡辺勝幸さん、衆議院古賀誠議員の小松隆仁秘書に大変お世話になった。
市川一朗議員との懇談で、東国原宮崎県知事が夕方まで自民党本部に向っているという話題が合った。夜のニュースでは、中央要望でお世話になった衆議院古賀誠議員の小松隆仁秘書が東国原宮崎県知事を自民党本部に案内、衆議院古賀誠議員が東国原宮崎県知事と面会する映像があった。総選挙夏の陣を肌で感じた。!!
明日から、議会運営委員会行政視察に出かける。!!

■2009年7月6日(月) の日記
朝、8時30分に議会を出発、議員と各部長が一緒にバスで仙台駅へ向かう。仙台駅で亀山市長と阿部議長と合流して中央要望ため上京。          東京は、あいにく天候は雨で蒸し暑い。はじめに、市川参議院議員事務所へ挨拶、渡辺政策秘書の案内で国交省へ。事務次官、港湾局長に直接要望を訴えた。 急きょ、通商産業省の石黒大臣官房審議官と面会して、新エネルギー政策推進を要望した。

■2009年7月5日(日) の日記
<<礼儀!!>>
朝、下釜第一町内会・リサイクル活動。子ども会、育成部、町内会役員と子どもたちが協力してのリサイクル活動。これまでにない量の古紙、ダンボール等が収集された。町内会に活動が定着して、協力体制が整ってきたものと思料される。!!
午後、釜地区野球スポーツ少年団・釜小ヤンキース入団式。5年生から1年生の9人の新入団員の歓迎会。スポーツの勝敗ではなく、普段の挨拶、礼儀を重んじる事が阿部団長や鈴木監督から新入団員の父兄に強調された。!!
明日から、亀山紘市長を中心とした当局幹部と、阿部仁州議長を中心とした市議会各委員長の合同による中央要望に出かける。!!

■2009年7月4日(土) の日記
<<外連(けれん)!!>>
国政における国会議員と民意との距離は、歩み寄れるほど近くはなのではないか。
特に最近の、地方分権を叫ぶ政治家が、受け狙いの外連(けれん)に見えるかは紙一重だろう。!!

■2009年7月3日(金) の日記
<<在りし日の勇姿!!>>
夕方、先日急逝した東松島市議で前議長だった三浦昇氏の通夜式に同僚の西條議員と参列した。
6月26日石巻地方広域水道企業団議会・臨時会があり、終了後幹部職員と議員と企業長の懇親会が開催されたが、故人も元気に酒を酌み交わし懇談していた。帰宅後急逝されたようだ。誠に哀惜に堪えない。まさに大宴会の席での姿が走馬灯のように思い浮かぶ。合掌!!

■2009年7月2日(木) の日記
<<地盤沈下!!>>
仙台国税局が1日発表した、石巻税務署管内の路線価は17年連続の下落となった。地域経済の疲弊が如実に現れている。中心部の値下がりは歯止めが効かない状態で、中心市街地活性化基本計画策定を行っているが逆転の発想で、次の時代を見据えて中心市街地の再開発が出来るかが問われる。
それにしても中心部の地盤沈下は著しい。それと比例して中心部の魅力も下落している。!!
郊外においても同じ現象で、向陽町市営住宅の跡地の公売においても入札は不調のようだ。

■2009年7月1日(水) の日記
<<産廃の連鎖!!>>
雄勝保育所建設用地から、今度は焼却残土が見つかったという。コンクリート類の産廃は大型トラック6台分が出ているというが、そもそも購入経過が不透明といえる。市当局では、内部検証作業を実施するため保健福祉部に事務局を設けて、庁内の各次長を中心とした内部検証委員会を設置、9月までにその調査報告を行うことを決めている。
その中で、なぜこのような政策決定過程により問題が発生したのか、検証内容については「説明責任」を果たせるものを期待したい。!!




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