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ごとう兼位(かずひこ) ハート&ハート活動日記

― 活動内容を紹介します ー

このページは、石巻市議会議員 ごとう兼位(かずひこ)の活動日記です。
活動日記のほか、日々感じた事も話題に、少しずつですが紹介していきたいと思っています。

皆さんのご意見をお待ちしています。

■2011年6月27日(月) の日記
<<生活基盤の復興は>>
個人個人の生活復興は、なかなか進まない状況だ。都市基盤復興案はまとまったが、その財源と完成までの期間に不安を感じる市民も多い。
市民の多くは、その明確な道筋が見えない状況では、限られた生活資金の中で生活基盤の復興になかなか立ち上がれない現実といらだちが蓄積されているようだ。

■2011年6月26日(日) の日記
<<古河市議ボランティア>>
東日本大震災で大量に生じた震災廃棄物。その処理が一歩一歩進んではいるが、被災者の状況によってはいまだ放置されているところもある。
茨城県古河市議会創政会の長浜 音一議員とその有志の議員が、門脇町の民家の清掃作業をボランティアとして手伝っていた。
お礼を述べ、石巻の現状を説明した。

■2011年6月20日(月) の日記
<<渋滞>>
三陸道は渋滞、渋滞。その原因は、被災者向けの高速道路の無料化がスタートしたためだ。料金所には長い車列ができて、被災者証明書の原本と免許証の提示が義務付けられている。
しかし、市内の道路の渋滞と三陸道の渋滞は、慢性化して来た。
市政運営は渋滞しないように、スピード感が求められる。

■2011年6月19日(日) の日記
<<震災から復興へ>>
AM10時、東日本大震災にて被災し永眠した、後藤善市ご夫妻、後藤善三ご夫妻の合同葬が執り行われ、葬儀委員長として参列した。
石巻市においては、6月14日現在、3,097人の尊い命が大津波に無残に奪われ、今なお2,770人の方々が行方不明となっている。死生命ありとはいえ、人生の無常を覚えずにはいられず、今はただ心よりご冥福を祈るばかりであります。
夕方、総合運動公園を基地に災害復興に日夜励んでいただいている自衛官の皆さんを慰労する会があった。餅つき大会や、南境民俗芸能保存会、バンベルの会、はねこ踊り笑ゆう会、大道芸人とアトラクションがあり、皆さんに餅をふるまい陸上自衛隊第20普通科連隊(山形県東根市神町)の皆さんと楽しい交流の場となった。津波の犠牲になった仲間を「自衛隊の皆さんが捜索し遺体確保してもらった」ことに対する御礼の言葉があった。

■2011年6月5日(日) の日記
<<基本計画の策定に向けて>>
震災復興基本計画の策定に向けて,復興計画市民検討員会やビジョン有識者懇談会が進められる。
11月ごろには復興基本計画が決まるが、今こそ被災地域の声をしっかりと主張し、復興基本計画の策定へと結び付けたい。

■2011年6月4日(土) の日記
<<人生の無常>>
地元紙の死亡広告欄を見るとき、今回の震災の被害が甚大であることを改めて思い知らされる。
死者数が約3,000人、行方不明者数も約2,700人と気が遠くなる被害者数だ。
死生命は天にありとはいえ、人生の無常を思う。

■2011年6月3日(金) の日記
<<ガス抜き>>
仮設住宅の入居がなかなか進まない。宮城県が5月に「輸入住宅資材を用いた応急仮設住宅の供給事業者の公募」を行い公募結果を、公募した事業者に結果を郵送で通知した。しかし、その77社の供給事業者リストは公開されていない。
さらに、県内各市町村で供給事業者が請け負ったという話は聞かない。
供給事業者リストで市町村が発注した場合、当該自治体で施工管理しなければならない。スタッフが少ない中での発注は当然できない状況で、現在進められているハウスメーカーの仮設住宅の施工管理は宮城県で行っていることを考えれば当然宮城県が主体で業務遂行しなければならない。
各市町村ができない状態を把握していないのか、ただ単に供給事業者のガス抜きをしただけなのか、看過できない行政運営だ。

■2011年6月2日(木) の日記
<<不透明な制度設計>>
国会の民主党内の茶番劇には驚きとともに政治家のまやかしにうんざりした。時の首相が退陣を示唆し、権力の座に居座る行為に対して諸外国はどう見るのか。
内政外交の混迷の連鎖が止まらない。
国は2次補正予算の執行と明確な国家ビジョンを示すべきだ。
これでは、多くの地方自治体は大震災により赤字団体に陥ってしまう。
国からの細々とした予算の仕送りや県の不透明な制度設計が続くなら市町村は瓦礫と化す。
石巻市は、市立で運営していたものをすべて洗えがえして、県立や諸団体に移行すべきだ。

■2011年6月1日(水) の日記
<<『悪化の連鎖』>>
3月11日の東日本大震災の影響による『悪化の連鎖』が止まらない。
震災による地場産業の壊滅的状態をいかに打開すべきか、関係者、行政、議会が三位一体で解決策を模索しなければならない。
行政の支援体制は大丈夫なのか。不安を抱かせてはいないか。
議会の検証・議論が重要だ。客観的な検証、具体的な議論が大切だ。

国会では党首討論があった。時の総理は、どこかの社説を丸呑みしたような答弁を行っていた。それで政権維持を行うのか。マスコミは評価するであろうが、一向に進まない復興。どこまでも泥船には乗ってられない。




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