<<新議長誕生>>
PM1時、石巻市議会・臨時会開会。会期日程は、10日、11日の二日間と決定した。
臨時議長は年長議員である石森市雄議員が務め議長選挙に入った。
投票の結果、黒沢和雄議員が18票、石森市雄議員が16票となり、黒沢和雄議長が誕生した。
ここでも18対16の構図が浮き彫りとなった。
副議長選挙でも、その構図を引き継ぎ阿部政昭議員が丹野清議員との一騎打ちを制した。
その後、議席の指定があり、各種常任委員の選任に時間を要した。PM6時30分を回っても調整がつかず、ただ時間だけが無意味に過ぎていく。
常任委員の選任では、後藤兼位は産業建設委員会に所属することが決まった。今回、8月の機構改革、担当所管の見直しに伴う委員会条例の一部改正で、環境教育委員会、保健福祉委員会、産業建設委員会、従来の総務企画委員会の4常任委員会が設置された。
その中で、保健福祉委員会の正副委員長選挙では「くじ」で決まるという事例が出た。
投票になり、阿部久一議員と桜田誠子議員の得票数が同じとなった。公職選挙法95条の2により「得票数が同じの時は、当選人をくじで定める」とあり、今回の事例となった。過去、平成11年第4回定例会で、選挙管理委員被選挙人が本会議場にいないため、職員が代理でくじを引いた事例がある。
途中特別委員会の名称で紛糾、23時30分を回っても議会運営委員の正副委員長の指名すらできない状態だ。
結果本日の議事日程をかなり残しての延会となった。終了は23時50分ごろとなり異例づくしの臨時会の第一幕は降りた。
各常任委員会の正副委員長とメンバーは次の通り。
<総務企画委員会>
西條正昭委員長、千葉眞良副委員長、高橋栄一、阿部純孝、阿部欽一郎、庄司慈明、伊藤啓二、森山行輝、黒澤和雄
<環境教育委員委員会>
堀川禎則委員長、大森秀一副委員長、阿部和芳、遠藤宏昭、松川恵一、渡辺拓朗、水澤冨士江、山口荘一郎、阿部政昭
<保健福祉委員会>
阿部久一委員長、桜田誠子副委員長、阿部仁州、青山久栄、千田直人、高橋健治、三浦一敏、高橋左文
<産業建設委員会>
石森市雄委員長、安倍太郎副委員長、後藤兼位、高橋誠志、長倉利一、丹野清、阿部正敏、黒須光男
<議会運営委員会>
阿部和芳委員長、渡辺拓朗副委員長、阿部純孝、大森秀一、安倍太郎、千田直人、青山久栄、庄司慈明、堀川禎則