<<サイバー犯罪?!>> インターネットの利便性の一方で、人権侵害等の犯罪も多発している。 新聞などで報道された最近起こった脅迫メール事件の代表は、高校の校長が逮捕された事件が記憶に新しい。学校のパソコンから送信していたという。その、送信したパソコンまで特定されている。!! インターネットの利便性のひとつは、その匿名性の高さだが、Web サイトへアクセスしたりメールを送信するたびに自分に関する詳細な個人情報や識別情報が相手に通知されるような仕組みになっている。!! 犯罪性の行為にインターネットの匿名性はほとんどない。脅迫やいじめなどの事件の犯人がすぐに逮捕されたり補導されたりするのをみれば、ネットの匿名性が「善良な市民」 にのみ与えられが、裏返せは、「悪意に満ちた市民」や名ばかりの「市民の声」には匿名性が与えられていない。!! 法務省は人権侵害についての窓口を設置してネット上で発生する問題を積極的に扱っている(~19年は全体で 2万1,506件を受理)し、警察庁も各都道府県などにサイバー犯罪窓口を設置して対応に当たっており、これまでに、政党幹事長などに脅迫メールが送られた事件では、被害届けが出された、ほぼ1週間後に犯人が逮捕されている。沖縄県の事件でも被害届けが出された、その2週間後に逮捕されている。メールは発信元が特定されるから、脅迫罪など犯罪が立証しやすい。!! 故事に『目は天にあり』とある。どんなに人の目の届かないところで悪行をしようとしても、天は必ずそれを見ているのだから、いつでも自らの品性を正すべきである。!!
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