<<施政方針に対する代表質疑第1日目>> AM10時、市議会本会議・施政方針に対する各会派代表質疑第1日目。4会派登壇。グローバル石巻、小生は3番目に登壇。市長の政治姿勢について、市民に対して復興の強いメッセージを発信すべきではないかと、市長の見解を求めた。市長は「震災により失われた暮らしを一日も早く取り戻すため、強い信念と情熱を以て復興公営住宅の建設をはじめとした、様々な施策に全力で取り組む」と表明、さらに、今求められているのは「スピードと実行力」だと述べた。これに対して、「スピードと実行力」を推進するとしたら、既成概念を打破しなければならないと主張した。 市政運営に関して、復興業務の加速化を図るための、人事管理・組織体制について質疑。平成25年度他団体からの派遣職員は、156人で前年比37人増となり、震災復興部だけで75人となり、従来の組織では機能不全に陥る、早急に組織体制の見直しが必要だと考え、例えば企画部、産業部の発展的組織再編を実施すべきではないか。亀山市長は、現行の縦割り型から横の連携を重視する組織に形態を見直す考えを明らかにした。市長選後に大規模に組織改革が予想される。 最後に、故事に「君は桴(ばち)臣(しん)は太鼓」(韓非子)とある。たとえて言えば、主君は太鼓のばちで、臣は太鼓である。ばちと太鼓がうまく合ってよい音を出すように、主君と臣下が相和すれば、はじめて事を行える。それを例えるなら、市長はばちで、市職員は太鼓である。ばちと太鼓がうまく合ってよい音色を出すように、市長と職員が相和すれば、素晴らしい音色が奏でられる。石巻市を取り巻く環境は厳しいものがあるが、亀山市長を先頭に、市職員一丸となり、今後、スピード感のある復興に向けて、市民のために素晴らしい音色を奏でることを期待し、グローバル石巻の施政方針に対する質疑とした。
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