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ごとう兼位(かずひこ) ハート&ハート活動日記

― 活動内容を紹介します ー

このページは、石巻市議会議員 ごとう兼位(かずひこ)の活動日記です。
活動日記のほか、日々感じた事も話題に、少しずつですが紹介していきたいと思っています。

皆さんのご意見をお待ちしています。

■2012年3月30日(金) の日記
<<自然エネルギー>>
石巻市立青葉中学校に、ピーエス三菱(本社東京)と大誠テクノ(同)が、被災地支援として小型風力・太陽光ハイブリッド発電システム『プロメテウス』を寄贈した。
発電設備は青葉中生徒の学習教材の一部として環境教育に役立てるという。
ピーエス三菱の仲西正蔵執行役員東北支店長と、大誠テクノの芝墻宗良社長が、亀山紘市長、境直彦教育長に目録を手渡した。
 この風力発電設備は、高さ6メートルで長さ1・6メートルのアルミニウム合金の羽根4枚を備え、その下に70ワットの太陽電池2台を併せ持ったハイブリッド発電システムで、出力は200ワット、鉛直型風力発電装置だ。青葉中校内駐車場に設置。LED街路灯を点灯させている。、停電時でも携帯電話の充電に利用できるという。
 

 

■2012年3月29日(木) の日記
<<効率一辺倒>>
人事異動の内示後、市役所庁舎内は新年度早々の移動に向けて慌ただしい。昨年は東日本大震災の発生で全職員が被災対応に奔走していた。職員が不足、全国の自治体から応援をいただき非常時を乗り越えてきた。
石巻市も平成の大合併によって、平成17年、1市6町が合併し555q2の面積を有する。非常に広いエリアを少数の職員でカバーすることになった。
今回の大震災では、その限界と効率一辺倒の矛盾が露呈したのではないか。

■2012年3月28日(水) の日記
<<多極化>>
『落下枝に返らず、破鏡再び照らさず』故事があるが、会派グローバル石巻から、高橋栄一、阿部和芳、青山久栄以上3議員が離脱した。
前に問責決議を提出された議員と合流し、新会派を結成することが予想される。
6月の議会人事に向けて、他会派でも同様な現象が予想され、会派の多極化が進行する。

■2012年3月27日(火) の日記
<<人事移動の突風>>
昨日で定例会が閉会し、一気に人事移動の突風が、市役所や石巻地方広域水道企業団、石巻地区広域行政事務組合を吹き荒れた。
注目の総務部長に柳田正人総務部次長が、産業部長に阿部正博福祉部長が、建設部長に阿部善弘北上総合支所長が内示された。
石巻地方広域水道企業団事務局長に永沼昌光技術次長が、石巻地区広域行政事務組合事務局長に千葉正幸選挙管理委員会事務局理事が内示された。
今後の活躍を期待する。

■2012年3月26日(月) の日記
<<「珍事の連鎖」>>
石巻市議会・第1回定例会最終日。
病院事業会計予算に対する付帯決議が提案され可決した。その内容は「市立病院建設地について、今一度原点に返り、他の場所への再考を求める」というものだ。
しかし、平成24年度石巻市病院事業会計予算において、石巻市立病院基本設計用業務委託料1億円(市立病院の建設用地、石巻駅前駐車場の測量、基本設計等の予算)は、全会一致で賛成しており、その後に「他の場所への再考を求める」意見書提出とは、ナンセンスだ。
また、教育委員の人事案件でも提案理由に対して質疑が行われるという珍事があり、起立採決という異例な状態となったが、賛成多数で可決された。議会運営上「珍事の連鎖」がみられた。

■2012年3月25日(日) の日記
<<震災復興住宅>>
AM10時、石巻市議会・一般質問。5人が登壇した。
集団移転、震災復興住宅等に関連して7,000人のアンケートを取り集計中で、そのとりまとめを急ぐことが求められた。震災復興住宅の建設戸数は、3,000戸が予定されているが、現在仮設住宅に7,300世帯、民間借り上げ住宅に6,500世帯、合計13,800世帯が住環境の改善を待ち望んでいる。果たして3,000戸で間に合うのか、アンケートの結果を踏まえて、その見直しも検討しなければならない。
石巻市の滅失戸数は9,690でその半分の4,800戸が整備可能数である。時の経過とともに入居希望者は増加することが予想され、早急な対応が求められる。

■2012年3月24日(土) の日記
<<『夢と希望のコンサート』>>
音楽で石巻を元気にしよう『夢と希望のコンサート』がこもれびの降る丘「遊楽館」で開催された。
一部は、音大出身の若き音楽家のステージと題して、石巻出身の国立音楽大学卒業生と在校生を中心に。第二部は、ピアニスト有森直樹先生のステージがあった。有森先生は、現在、国立音楽大学専任講師、桐朋学園大学非常勤講師として活躍されている。その、素晴らしいピアノ演奏の音色がコモレビフォーラムに流れた。

■2012年3月23日(金) の日記
<<弾み>>
震災の爪痕が思わぬところでみられた。市職員の使用するパソコンが損傷しているがいまだ取り換えずに使用している。経費削減の徹底か?見落とされているのか、仕事の事務効率も大切であり、取り換える必要性を感じた。
今日、復興庁が「石巻まちなか再生特区」と「北上食料供給体制強化特区」を認定した。
「石巻まちなか再生特区」では、市立病院の移転を核とする医療・福祉・介護サービス産業の集積促進や被災者向けの震災公営住宅の整備による定住人口の増加を見込みコンパクトなまちづくりに伴う商業機能の集積等を図る。
特区認定により復興に弾みがつくだろう。

■2012年3月22日(木) の日記
<<惜敗>>
今日一日、石巻市内は、第84回選抜高校野球大会第2日の石巻工業と九州代表の神村学園(鹿児島)との対戦で話題騒然となった。試合は、5−9で敗れはしたが、スタンドから、市内各所では惜しみない拍手が送られた。
甲子園出場は、石巻市民にとって、東日本大震災後最大の明るい話題だ。今後、市民共通の明るい話題が豊富になればと願う。

■2012年3月21日(水) の日記
<<「断層」>>
一本の電話が入った「まだ見つからないけれど、父の死亡届を出したので、5月に葬式を挙げることになった」という知らせだ。東日本大震災から1年が経過して今なお、災害はそれに襲われた家族を苦悩させ続けている、社会の断面が存在する。
個人、地方自治体は復興に向けて歩もうとしているが、「復興交付金」の交付状況を見ても、日本という国と社会の実相がさらけ出て、真の復興の予算とはかけ離れたものになっている。救済の在り方、復興の進め方、その「断層」に我々被災者は驚く。

■2012年3月20日(火) の日記
<<解決方法論>>
東日本大震災により壊滅的に被害を受けた石巻市立病院の再建に向けて建設候補地として、石巻市駅前駐車場が選定された。しかし、一部議員から駅前周辺の交通渋滞が予想されるとして「反対」する、不穏な動きがみられる。
それは、来年の市長選挙を意識した政治的な行動とも推測され、本来の地域医療の再生、市立病院の再建に大きな懸念材料となろうとしている。
交通渋滞等の問題解決には、土木工学的な解決方法論でいかようにも対応できるものと思料される。
その知恵と決断が市当局に求められる。

■2012年3月19日(月) の日記
<<「遠火で手を焙る」>>
東日本大震災の被災地へ政府が支援する施策の目玉「復興交付金」の配分をめぐり、宮城県を中心に不満が続出している。
宮城県分の申請で57%しか認められず、石巻市が1月に提出した1回目の平成23・24年度の提出額・15事業分約206億9千万円が、今回の配分可能額、10事業分の約116億8千万円で約50%しか認められなかった。
民主党政権の看板政策が「遠火で手を焙る」がごとき、やり方がまずかったり、手ぬるかったりするために、さっぱり効果が上がらないことになる。被災地の復興がさらに遅れることが懸念される。

■2012年3月18日(日) の日記
<<劣悪な環境>>
釜小ヤンキース、フェスティバルが釜小学校校庭で開催された。新入団員の勧誘も、その目的の一つだが集まらない。大震災後仮設住宅からの通学など、教育環境の変化が原因とも考えられる。
市内の各スポーツ少年団が抱える悩みでもある。
校庭では、フェスティバルに東松島市立野蒜小学校のスポーツ少年団を招待し交流を図っていた。両チームとも大津波で犠牲者を出し、練習環境も劣悪な状態が続いている。
救われるのは、子供達の笑顔と元気が校庭いっぱいに飛び回っていた。

■2012年3月17日(土) の日記
<<復興に向けて>>
午後、「3.11東日本大震災釜地区復興の会」協議。夜、下釜第一町内会・役員会、全体会。
2つの会議は、釜地区の復興に向けて、その土地利用について協議を行った。
地域住民の忌憚のない意見を出し合った。町内会の土地利用の協議を積み重ね、土地区画整理事業の円滑な推進を図り一日も早い復興を実現したい。

■2012年3月16日(金) の日記
<<『我が家、楽の釜盥(かまだらい)』>>
『我が家、楽の釜盥(かまだらい)』という故事がある。貧乏暮らしをしていても、わが家というものは楽しくていいものだというたとえだが、東日本大震災の大津波で大事な自宅を全壊流失した多くの人はそう思うのではないか。小生も、自宅を全壊流失して大事なものがすべて失ってしまった。ふとかつての自宅の姿が脳裏に浮かぶ。古くても、狭苦しくても、わが家というものは本当に楽しくていいものだ。
今日午後、石巻市の都市計画審議会が行われ、防災集団移転事業の移転先用地・蛇田字新立野、同新沼田地区(蛇田中学校西側)の土地区画整理事業を決定した。大津波で壊滅的に被害を受けた釜・大街道地区、南浜町地区、中央地区の非可住地区の移転先となる。7月に事業着手する見通しで、2020年の事業完了を目指すものだ。一歩一歩震災復興が進んでいる。

■2012年3月15日(木) の日記
<<『管を以て天を窺う』>>
AM10時、石巻市議会・産業建設委員会。平成24年度予算案等の付託案件審査が行われ、終了時間はPM5時40分ごろまでかかった。
質疑の中で、東日本大震災により石巻市のGDP1兆1,300億円あったものが4,660億円減少、就業人口も78,000人が33,900人に減少したという。この現象を食い止め、震災前の状況に戻し、さらに増加を図る施策が大切だ。
一部議員の定番、農業委員の定数や報酬等の議論は予算審査から大きく外れいつもの脱線状況で、一時委員会も紛糾。『管を以て天を窺う』そのものだ。

■2012年3月14日(水) の日記
<<「惻隠(そくいん)の情」>>
「がんばろうニッポン」「がんばれ東北」、「がんばれ、がんばれ」と言われても、瓦礫の処理は一向にはかどらない。政府がしどろもどろしているし、受け入れる自治体はほんのわずかだ。
全国から「がんばれ」と言葉軽やかに言われるが、本当に現代日本には「惻隠(そくいん)の情」はあるのか疑問だ。心から相手に同情する気持ち、かわいそうだなあとあわれむ心「惻隠」は存在しないのではと考えてしまう。
明日、産業建設常任委員会が開かれる。

■2012年3月13日(火) の日記
<<説明責任>>
石巻市は、震災復興基本計画が昨年12月に策定され、それに基づき、土地利用計画が策定され事業の推進が図られる。しかし、市民の中では、正しい情報が伝わらず不正確なうわさが流布されている現状もある。
昨日、防災集団移転促進事業の被災地買取鑑定参考価格が公表されたが、今後正しい情報が市民に伝わるよう、説明責任を重視すべきだ。

■2012年3月12日(月) の日記
<<買い取り価格?>>
石巻市は、防災集団移転促進事業における被災地買取に関する「震災格差修正率」を公表した。
被災地買い取り鑑定参考価格は、釜・大街道地区(門脇字捨喰の住宅地200u程度、震災格差修正率78.9%≒80%震災後の概算土地価格1uあたり21,600円/u、 大街道南四丁目の住宅地200u程度、震災格差修正率78.9%≒80%震災後の概算土地価格1uあたり25,600円/u  坪当たり84,480円) 
南浜・門脇地区(南浜町二丁目の住宅地200u程度、震災格差修正率79.1%≒80%震災後の概算土地価格1uあたり24,000円/u、南浜町一丁目の工場地2,000u程度、震災格差修正率83.5%≒85%震災後の概算土地価格1uあたり16,200円/u)
中瀬地区(中瀬の住宅地200u程度、震災格差修正率79.0%≒80%震災後の概算土地価格1uあたり15,200円/u 、中瀬の事業所地500u程度、震災格差修正率82.7%≒85%震災後の概算土地価格1uあたり11,100円/u)
湊地区(大門町一丁目の住宅地200u程度、震災格差修正率79.3%≒80%震災後の概算土地価格1uあたり13,600円/u)
渡波地区(長浜町の住宅地200u程度、震災格差修正率79.3%≒80%震災後の概算土地価格1uあたり16,000円/u)
市は、防災集団移転促進事業により今後の資金計画を立てる際の買い取り価格の目安として作成した。実際の買い取り価格は、契約時に対象地毎に鑑定評価を行い確定する方針だ。
尚、移転先となる住宅団地の価格借地料については平成24年3月末まで方針を決め、準備が整い次第各地区で個別相談会を実施する予定であることを示している。

写真(■ハート&ハートアルバム )に:移転対象となる釜・大街道、南浜、中瀬地区。

■2012年3月11日(日) の日記
<<「石巻市追悼式」>>
AM11時30分、石巻市議会・本会議。委員会提出議案第1号、「東日本大震災からの復興を誓う決議」を全会一致で可決した。震災から1年を経過した3月11日、石巻市議会は「1日も早く市民生活を安定させるとともに、石巻をいつまでも住み続けたいまち、安心して住めるまち、世界の復興モデル都市を目指し、全議員が総力を結集して、必ずや、わが郷土・石巻の復興を成し遂げることをここに誓い」決議した。
PM2時30分、東日本大震災犠牲者「石巻市追悼式」が石巻市河北総合センターを会場に、遺族や来賓ら約2500人が出席して行われた。
 初めに石巻市文化協会の追悼合唱が行われ「ふるさと」「遥かな友に」が会場内に響いた。
 亀山紘市長の式辞の後、国の追悼式典が会場名で放映され、2時46分全員で黙祷。野田総理の式辞、天皇陛下のおことばがあり、終了後、国の追悼式放映が終了。村井宮城県知事の追悼の辞があった。
天皇陛下のおことばには、多くの国民感動したであろう。それに引き替え国の為政者のことばには、信用性が欠如した透けて見えるものだった。

 

写真(■ハート&ハートアルバム )に:東日本大震災犠牲者・石巻市追悼式。

■2012年3月10日(土) の日記
<<中学卒業式>>
AM10時、平成23年度第22回 石巻市立青葉中学校卒業式。昨年、3月11日午前中は青葉中学校の卒業式が行われ、午後2時46分東日本大震災が発生。悪夢の始まりだった。
その時を思い出させる小雪が舞う中、卒業式に向かった。
今年の卒業生は90人、しかし、同級生の仲間と一緒に今日の日を迎えるはずだった6人が大津波の犠牲となった。
青葉中の大震災の犠牲者は生徒が11人、保護者は20人となり、その尊い命を亡くした。あまりにも大きい災害の爪痕が残る。
震災時、青葉中には4,000人から5,000人の避難者が押し寄せ、学校再開は4月21日に始業式と入学式が行われた。その後も、500人の避難者が体育館や教室で避難生活し教育環境は大変な状況だった。しかし、生徒たちは厳しい教育環境をはねのけ中体連でも好成績を残し、学校行事も一つ一つ仲間と協力して行った。
卒業生を代表して林信俊君が答辞を述べ『いつも不安が頭から離れなかったが、多くの支えがあった』から助かった、これからは『いつも大切な仲間と、力強く生きていきます』と苦しかったことを乗り越えて飛躍を誓った。

写真(■ハート&ハートアルバム )に:青葉中卒業式、感謝を込めた卒業生による合唱。

■2012年3月9日(金) の日記
<<買い取り価格>>
AM10時、石巻市議会・本会議、追加議案審議(平成23年度補正予算)。昨日の新年度予算案審議と違い、ほとんど質疑がなくスムーズに?各常任委員会にそれぞれ議案が付託された。委員会審議は月曜日の総務企画委員会から始まる。
防災集団移転事業に関して、非可住地域の土地の買い上げ値段がいまだ示されていない。市は不動産鑑定士に依頼しているが、近く買い取り価格が公表されるだろう。
復興促進する価格になるのか、市民は注目している。

■2012年3月8日(木) の日記
<<『喪失感の連鎖』>>
AM10時、石巻市議会・本会議、平成24年度予算案審議。過去最高の3,255億円(一般会計2,632億円、特別会計599億円、病院事業会計24億円)の予算審議となった。しかし、一般会計の内訳は、復旧復興分が2,097億円で通常分は535億円となり対前年度比較では83億円の減額となり緊縮予算だ。
ほとんどが瓦礫処理予算で、我々の財産だったものが焼却されるための予算だ。「泣き面に蜂」の予算か。
復興交付金配分が少なく、復興のハードルがあまりにも高い。石巻市民は『喪失感の連鎖』だ。人の心の復興を忘れてはならない。

■2012年3月7日(水) の日記
<<慰霊塔>>
AM10時、石巻市議会・本会議開会、条例案等審議。石巻市上釜ふれあい広場条例に関する質疑で、同条例は、東日本大震災の犠牲者の仮埋葬地として使用するためにいったん廃止された。しかし、昨年8月にすべてのご遺体の掘り起し火葬が終了し、同広場を復旧することが決まり、改めて条例を制定するものだ。復旧整備工事は、今年9月の完成を目指すという。整備にあたり、犠牲者の仮埋葬地と利用した経緯を踏まえて慰霊塔を敷地内に設置すべきと指摘した。これに対し亀山市長は「工事に入る前に、慰霊式を行う」考えを示した。慰霊塔を設置し、ご遺族の方々がお参りできる場所が必要だと思料する。

■2012年3月6日(火) の日記
<<代表質疑最終日>>
施政方針に対する各会派代表質疑最終日。3人が登壇。これまでの質疑で主だったものは、災害公営住宅の3,000戸の整備、市立病院の移転新築に関するJR石巻駅前周辺の交通対策を含めた再開発、震災で壊滅的な被害を受けた市民会館と文化センターの再建について24年度の早い時期に庁内組織を設置して検討に着手する方針を示した。
代表質問の手法で質問者と市長とがうまくかみ合わない所があった。質問の項目ごとの一問一答方式なるものが原因で、再考すべき手法だ。

■2012年3月5日(月) の日記
<<代表質疑>>
AM10時、石巻市議会本会議・施政方針に対する質疑。トップバッターは、グローバル石巻を代表して高橋誠志会長が登壇。今日は他に2会派の代表が登壇質疑を行った。
質疑の中で、新年度予算に亀山市長はどのような気持ちを込めているのかとの問いに、「守、起こす、つなぐを込めている。守は災害に強い街づくり、起こすは雇用、企業誘致、地場産業の育成。つなぐは全国、世界から差しのべられた絆、支えあう心をしっかり次世代につなぐ」と答弁があった。
明日も3会派の代表が登壇する。

■2012年3月4日(日) の日記
<<卒団式>>
平成23年度釜地区野球スポーツ少年団卒団式が青葉会館で行われた。東日本大震災等で団員が減少傾向にある。今回の卒団員は、2人だけで例年は10人前後だ(現在12人の団員)比較しても激減している。昨年は6日に行われたが、11日の大震災で犠牲になった団員やその家族のことを思い出し出席者は目頭がじんと熱くなった。
市内の野球スポーツチームは、団員の減少でその存続の危機に直面している。仮設住宅の点在で、学区外からの通学が子供たちにあらゆる悪影響を与えている現実がむき出しになる。
行政側からサポート事業等の施策を講じることが必要だ。

■2012年3月3日(土) の日記
<<がっかり>>
復興庁が2日通知した東日本大震災に対する復興交付金の第1回配分額を見て非常にがっかりした。
石巻市は、393億円の要求額に対して123億円、交付率は実に31.4%と5割を切り、現政権の復興に対する姿勢があらわになった。
村井宮城県知事は、「復興庁でなく査定庁だ」と怒りをあらわにしたようだが、全くその通りだ。「復興交付金」などといかにも使い勝手の良い説明が、実際は使い勝手の悪いもので、「おれおれ詐欺のようなものだ」。

■2012年3月2日(金) の日記
<<人事の季節は>>
第1回定例会は今月26日に閉会する予定だが、それ以降、議会は人事の季節を迎える。議長人事等が大きなテーマとなる。現在の会派の構成がそのまま維持されるのか等、興味深い兆候が見えてきた。
人事といえば、市当局の人事異動は退職する産業部長人事が興味の的となっている。誰が適任者なのか。

■2012年3月1日(木) の日記
<<卒業式>>
AM10時、宮城県石巻商業高等学校・平成23年度第64回卒業証書授与式が同校体育館で卒業生、在校生、保護者、来賓等が出席し行われた。
189名の卒業生は、東日本大震災で犠牲になった同級生3人の思いでを胸に、その悲しみを乗り越え、それぞれの夢へ向かって一歩を踏み出した。
議会は、施政方針に対する質疑通告が締め切られ、各会派ごとにそのヒヤリングが行われた。施政方針に対する各会派の質疑は5,6日行われ、グローバル石巻は高橋誠志会長が登壇する。




日記帳(3) v1.02.00 エース