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ごとう兼位(かずひこ) ハート&ハート活動日記

― 活動内容を紹介します ー

このページは、石巻市議会議員 ごとう兼位(かずひこ)の活動日記です。
活動日記のほか、日々感じた事も話題に、少しずつですが紹介していきたいと思っています。

皆さんのご意見をお待ちしています。

■2005年2月28日(月) の日記
<<春蛙秋蝉もねた切れ?!>>
PM1時から本会議。今日から、一般質問が始まりました。季節はずれの春蛙秋蝉(しゅんあしゅうせん)もねた切れか!!その意味は、「春先のカエルの泣き声と、盛夏から秋にかけてのせみしぐれ、いずれも、ただうるさいだけであるところから、無意味な議論のこと。」無意味な議論ほどうんざりで、生産性のないものはありません。

■2005年2月27日(日) の日記
<<「豪毛斧柯(ごうもうふか)」!!>>
組織を正常に機能させる為には、『豪毛斧柯(ごうもうふか)』(災いの原因となるものは、まだ小さいうちに取り除かなければならないの意。)が大切であり、タイミングが重要です。議会における混乱の連鎖は、正常な行政運営に対しても悪影響を与えています。今こそ混乱の連鎖を断ち切らなければなりません。

市議会は明日から一般質問が始まります。私の一般質問の予定日は最終日3月3日午後1時からです。多く方々の議会傍聴をお願い致します。

■2005年2月25日(金) の日記
<<「天網恢恢疎にして漏らさず」!!>>
AM10時から議会運営委員会。PM1時30分から第15回百条委員会。昨日に続き22人の証言にもとづき精査を行い、午後1時30分から午後7時40分ごろまで審議しました。実際、証言が大きく食い違う「偽証」部分があります。なぜ食い違うのか、事実は?うそがあるのか?不法行為があるのか?「天網恢恢疎(てんもうかいかいそ)にして漏らさず。」客観的に検証しなければなりません。!!

■2005年2月24日(木) の日記
<<百条委員会>>
PM1時30分から、第14回百条委員会が開催されました。これまで22人の証人に対する各質問事項の精査を行うことになりました。これまでの証言を科学的に分析・精査して結論を出さなければなりません。あすpm1時30分から第15回百条委員会が予定されています。

■2005年2月23日(水) の日記
<<第三セクター>>
PM1時30分から、産経教育委員会が開催されました。産業振興対策費に関連した質疑の中で、ISS石巻産業創造鰍フありかたについて、行政補完型の第三セクターという位置づけは、現在の運営を見るとき、第一セクターで出きるものと考えます。社員数名の第三セクターISSを、企業立地課が補完するねじれた運営形態に至っているのではないかと指摘しました。ISSはテナント会社ではありません。第三ネクターの弊害と税金の無駄ずかいをなくさなければなりません。

■2005年2月22日(火) の日記
<<「春蛙秋蝉(しゅんあしゅうせん)」の連続>>
最近の総務企画委員会、広域合併特別委員会は、特定の議員の「春蛙秋蝉」の連続です。ただ時間の無駄、ただただ騒いでいるだけの無意味な論議は批判される。市議会運営においても早急に正常化を図るべきと考えます。

PM3時まで、一般質問通告書を提出しました。今回の通告番号は17番(通告者は18名)です。質問事項は1.行財政改革の推進と「塩漬け土地」問題について(遊休資産の見直しと利活用について、仮称「湊地区生涯学習センター」建設用地取得に至る経緯経過等について)、2.情報公開について(「総合福祉システムの見積書」に関連する事務処理経過と情報開示の具体的な流れについて、平成16年12月10日、保健福祉部においてパソコン画面の非開示情報が写真映像された問題の経緯・経過と外部に流失している問題、その具体的対応策について)以上2項目です。

■2005年2月21日(月) の日記
<<株(しゅ)を削り根を掘る>>
PM1時から本会議・条例案等、予算案審議。一般質問通告締め切りが明日午後3時の為、その準備にかかりました。
最近の市役所の混乱、市政運営に対する混乱の原因を市役所全体で、「株(しゅ)を削り根を掘る」事に全力で取り込むことが求められます。

■2005年2月20日(日) の日記
<<議会>>
明日から2月定例会が再開されます。今議会には条例改正案1件、合併関連議案5件、予算関係議案9件など、計18議案が提案されています。また、24、25日には、百条委員会がありこれまでの証言にもとづいて、精査を行い3月3日議会最終日まで最終報告をしなければなりません。

■2005年2月18日(金) の日記
<<内に省みて疚しからず>>
昨日の百条委員会は、約六時間を要して証人尋問を行いました。現職2人の市会議員の証人尋問でもあり、これまでの20人の証人による証言をもとに、事実の解明を科学的に証明しなければならないと考えています。百条委員として、自らの言動・行動は、「内に省みて疚(やま)しからず」!!
PM1時から、平成17年第1回定例会が開催され、土井喜美夫市長が合併後の石巻市長選に出馬を正式に表明しました。

■2005年2月17日(木) の日記
<<証言の食い違い>>
電算システム問題に関する百条委員会が午前10時から開かれ、黒須光男議員の証人尋問が行なわれました。自らの一般質問で、総合福祉システム関連の見積書が2通あることを指摘する根拠を問われ、「自分と阿部正敏議員が情報開示で入手した見積書を擦り合わせて結果、内容が異なっていた」と証言しました。午後1時30分から証人尋問された阿部正敏議員も黒須議員と同様2通の見積書に関して同じ証言をしました。市職員の証言と大きく食い違いがあり、大変重要な問題だと考えます。ことは石巻情報公開制度の根幹をなす問題だと考えます。

■2005年2月16日(水) の日記
<<解明>>
明日百条委員会が、午前10時から黒須光男市議、午後1時30分から阿部正敏市議を証人尋問します。議員の証人尋問は、これまで1人ありますが2名同時に行なわれるのは異例と言えます。科学的な解明の為、努力しなければなりません

■2005年2月15日(火) の日記
<<春蛙秋蝉(しゅんあしゅうせん)>>
PM7時から、下釜第一町内会役員会があり、平成16年度総会・17年度各部予算について協議を行いました。石巻市の財政の悪化や高齢化社会が、町内会来年度予算の計画に大きな影となっています。
昨日の8時間半におよぶ総務企画委員会の議論は、あまりにも生産性のない不毛な議論であり、税金お無駄遣いと指摘される。一人の議員の一方的な「春蛙秋蝉」たる発言は、自らの言い訳を主張する場とかしました。17日の証人尋問で自らの正当性を証言すべきものと思料します。

■2005年2月14日(月) の日記
<<暴虎馮河!!>>
PM1時30分から、総務企画委員会が開かれ終了したのはPM10時です。8時間半の議論は、一人の議員の主観的な発言によって浪費されました。「暴虎馮河(ぼうこひょうが)」の議論が繰り返され、何のための委員会開催なのか、開催要求した3名(黒須光男議員、高橋雅幸議員、堀川禎則議員)の真意が不明です。

■2005年2月13日(日) の日記
<<井に座して天を観る>>
8日に開かれた広域水道企業団議会一般質問で、矢本町五ノ井惣一郎議員は、6町の施設改良事業について企業団が新石巻市に約13億円、東松島市に約3億円の負担を求めていることについて質問。「統合する6町分の施設整備費は本来、新石巻市が負担すべき」などと主張しました。また、「自治体負担額について合意できない場合は企業団の解散も危ぶまれる」と発言したと断定して問題視、「こちらにとっては脅し文句にも聞こえ、到底納得できない」と発言しました。これに対して土井企業長は、「色々な意見がでてくるが、(解散など)そうならないようにお互い努力していきたい」と理解を求めましたがかみ合わない結果となりました。
五ノ井町議の批判は、私に対するものですが、「脅し文句にも聞こえ、到底納得できない」と言う発言は、「井(せい)に座して天を観る」が如き発言であります。町議の発言の背景には「施設整備の済んだ矢本、鳴瀬がなぜ負担しなければならないのか」、「合併特例債や各町の財政調整基金などを使うべきだ」という矢本、鳴瀬町議会合同合併推進特別委員会での意見があると思料されます。当局は「矢本鳴瀬の施設整備はまだ終っていない」と説明しています。更に、「水道水供給額及び費用額の推移」平成15年度を見ても、その差額は、石巻市が413,390千円の黒字、矢本町が178,292千円の赤字、鳴瀬町が145,469千円の赤字、企業団合計でやっと89,628千円の黒字を確保している状況にあります。企業団の料金体系は一般家庭を安く、営業・業務用に重点を置き、水量逓増料金によるもので、企業の多い石巻市においては水産加工等の企業関係者からは高いとの指摘が多くあります。
広域水道企業団の歴史的な経過を踏まえれば、信頼関係の喪失は企業団を構成する意義を喪失しかねない。「井に座して天を観る」が如き批判では議論にならないと考えます。

(一般質問の中で、2月1日の私のHP活動日記を取り上げて批判、質問しています)

■2005年2月10日(木) の日記
<<指摘>>
百条委員会は9日、一般質問などで石巻市の業者選定の疑問点を指摘してきた阿部正敏、黒須光男議員を証人喚問することが決定しました。2人の市議は8日、記者会見して、7日に市長が行った定例記者会見の「担当職員が特定市議の圧力でノイローゼ気味になり、退職を考えたりしている。そのような職員からの訴えは百件に上る」と言うことに対して、「担当職員への質問は事実解明の努力であり、圧力と言う筋違いの見解は、正当な議員活動への妨害だ」と反論しました。しかし、正当な議員活動によるというが、なぜ、前福祉部長と次長は機密漏えいによって処分されなければならないのか。その原因は如何なる事なのか。?

■2005年2月9日(水) の日記
<<2議員を証人尋問>>
AM10時から、第12回百条委員会が開かれ2月17日に阿部正敏議員と黒須光男議員の2人を証人尋問することが全会一致で決定されました。
前回1月27日の百条委員会では、百条委員会設置の発端になる問題提起をした両議員に証人尋問するかどうか協議をしましたが賛否が4対4に分かれ結論を持ち越していましたが、今回全会一致で決定しました。
17日午前10時から黒須光男議員、午後1時30分から阿部正敏議員に証言を求めます。

■2005年2月8日(火) の日記
<<説明責任>>
AM9時会派で、日本製紙石巻工場視察。環境対策について、企業としての取り組み方について意見交換。
PM1時30分、水道議会開会。平成17年度予算、平成16年度補正予算審議、可決。
地元紙によれば、昨日石巻市の記者会見で、市職員が特定市議から、公共事業の業者選定で特定業者に便宜を図るよう強要されるなどの威圧行為を受けていたことを明らかにしましたが、「特定市議」と指摘された阿部正敏議員と黒須光男議員の2人が反論の記者会見を行いました。職員への威圧行為や新総合福祉システムの見積書問題について否定しました。百条委員会では、まさにこの2人の証人喚問が議論されていますが、記者会見の場で否定しました。更に「百条委員会で偽証した」として職員を名誉毀損などで告訴する考えを示した。しかし、記者会見で否定するのではなく、百条委員会に証人として出頭し、市民に対して説明責任を果たすべきである。

■2005年2月7日(月) の日記
<<記者会見:異常事態宣言>>
市長の異例な記者会見がありました。その内容は「公職者からの威圧行為に対する対応について」というものです。会見の中で、「最近、特定市議会議員から、合併に伴う電算機システムや、工事発注に伴う業者選定において、特定業者に便宜を図るように強要されるなど、市の行政執務の執行上、尋常とは言いがたい出来事が、発生しており、極めて遺憾である。」「職員は、公正な職務を遂行しているにも関わらず、公職者から、あたかも不正があるごとく不当な言動がなされたり、あるいは、中傷文書に職員が名指しされるなど、勤務時間のみならず、私生活においても悩ませられ、精神的にも相当追い込まれている職員が多数おり、その対応にかかる執務に、相当の事務量が発生している実情にある」「今後もこのような事態が発生することとなれば、行政執行の公正及び適正な運営を図る為、しかるべき関係機関に相談したい」とコメントを発表しました。これは市役所という組織の「異常事態宣言」であります。この付けは結果として市民にしわ寄せが発生することになり、議会に対しても説明責任が問われているものと思料します。

■2005年2月5日(土) の日記
<<釜子連>>
PM7時から、釜小学区子供会育成連合会新年会が開催され参加しました。子供を取り巻く社会的な環境は悪化しています。地域の諸団体が連携して、それを改善する取り組みが大切であると考えます。

■2005年2月4日(金) の日記
<<天網恢恢疎にして失わず>>
PM1時30分、広域水道議会。提案理由・議案説明がありました。その中で、企業団独自の競争入札参加資格承認登録制度をはじめ9項目にわたる入札・契約制度の見直しを行い、4月から新入札制度を実施する旨の説明がありました。
TV番組「金八先生」での一コマ。「天網恢恢疎(てんもうかいかいそ)にして失わず」と言う老子の名言名句を子供達に説いてる場面がありました。その意味するものは「天が悪を行う者を取りこめるために張り広げる網は、目が荒く広いが、決して悪を逃すことはない」「悪事は必ず天によって罰せられるものである」!!

■2005年2月3日(木) の日記
<<政は正也>>
AM10から、湯殿山神社で「節分祭」がありました。かみしも姿で恒例の豆まきに参加。同神社は、福を求めて多くの参拝者であふれていました。
百条委員会は、疑惑を指摘した阿部正敏議員と黒須光男議員の2人を証人尋問するかしないかでもめています。「アンフェアがある」と「総合福祉システムの2通の見積書」があると指摘した議員は、これまでの市職員、企業関係者の証言に対して、自らの説明責任を市民に対して明確に果たさなければならない。百条委員会に出て「証言」というかたちで説明責任を果たすべきです。論語に『政は正也』(政という字の本来の意義は正である。すなわち、上に立つ為政者が自らその言動を正しく保ち、世の不正を正すことにあるという意味)とあります。2人の議員は自らの信念に基づき議会活動言動をしているものと考えます。
議会は2人の議員の名誉のためにも、「証言の機会」を保証しなければならないと考えます。
議員の証人尋問に消極的あるいは反対する議員及び会派は、堂々と名乗りをあげ、その理由を市民に対して説明する責任が今問われています。72年の歴史を持つ石巻市議会の信頼を保つためにも、百条委員会は、2人の市議の名誉のためにも反論の場『証言』する場を早急に設けるべきと考えます。

■2005年2月2日(水) の日記
<<知的財産>>
石巻市議会で『知的財産』『著作権』の考え方について議論されていますが、ワープロソフト「一太郎」と、グラフィックソフト「花子」を開発・販売している会社に対して、松下が「自社の特許権を侵害している」として争った訴訟の判決が1日、東京地裁であり、松下側の請求通り、両ソフトの製造販売を禁止、製品の破棄を命じる判決を言い渡しました。この背景には、特許を保有している企業が、知的財産でしっかり稼ごうとする戦略があり、企業間で訴訟が増えるものと考えられます。『知的財産』を第三者から見て価値のないものと判断しても当事者間では、計り知れない価値を有することがあるといえます。行政が情報開示をするにあたって、企業の知的財産については生み出す利益が巨大化していること、特許法の改正によってコンピュータープログラムが正式に特許対象となったことにより、慎重でなければなりません。市民が情報開示によって知りえる利益と知的財産の今日的意味するもの、企業の利益を考えさせられる判決です。今後こうした企業間訴訟やトラブル等が増えるものと考えられ、その視点から行政はトラブルに巻き込まれない慎重な「情報」の取り扱いが必要と思料します。

■2005年2月1日(火) の日記
<<信頼関係の喪失>>
PM2時30分から、石巻地方広域水道企業団議会全員協議会・研究会がありました。広域合併に伴う施設改良の負担金や、水道料金の調整が矢本町、鳴瀬町議会合同「合併推進調査特別委員会」で1月28日議論され、6町分の改良事業費負担金に反対する意見が大半を占めたといいます。地元紙によれば、矢本、鳴瀬町の議員から「施設整備の済んだ矢本、鳴瀬が負担しなければならないのか」「合併特例債や各町の持参金を使うべきだ」と言う意見が出たと報道されています。
石巻市、矢本町、鳴瀬町の各水道水供給額及び費用額の推移や水道水1立方メートル当たりの供給単価・給水原価の推移を分析すると驚く数値が判明します。矢本、鳴瀬の赤字分を石巻の黒字分で補うことにより、企業団として利益を捻出している実態が浮き彫りになっています。事業費に対する負担割合(昭和55年から平成15年)地域住民が料金負担した割合は、25,364,484千円(石巻市81.77%、矢本町13.07%、鳴瀬町5.16%)です。この実態を見るときなぜ矢本、鳴瀬町は承諾しないのか?広域水道企業団は、1市9町の広域合併を目的に推進されてきた歴史的な過程を踏まえれば『信頼関係の喪失』は、発展的な解消、解散を意味する。1市2町で構成する現在の水道企業団は『信頼関係の喪失』により構成する意義を失った、と理解すべきと考えます。発展的な解消、解散。それぞれ独自運営を行い別会計・連結決算を行うべきものと主張しました。!!




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