<<一般質問に登壇>> AM10時30分、市議会・議員政策研究会の全体会。議会基本条例に基づき設置された研究会は、「市民に開かれた議会」目指し、積極的に政策提言し政策形成・立案能力を高めるのが目的である。初会合は、政策テーマの選定や幹事会のあり方、付託先の分科会の選定で議論されたが、ちぐはぐな形が目につく。基本条例の基本に立ち返ることが必要だ。 PM1時、本会議・一般質問に登壇した。 「病院事業の経営安定化について」市立病院の健全経営と良質な医療の提供をするために、最新医療機器の導入へ向けた計画的な経営戦略、会計手法が大切ではないかとの問いに、伊勢病院長は「医療の質を担保するためには人材と最新医療機器の確保が必要だ」、「17億円あった不良債務がもう少して解消する、機器類の購入計画は進む状況にある」と述べた。また、市立病院という財産を安全・安心なまちづくりを推進する亀山市長としての見解を伺った。これに対し亀山市長は「医療機器の更新に応分の予算獲得が必要と考える」と述べた。 大潮及び大雨冠水対策について、総合計画・実施計画のリーディング・プロジェクト事業の重点施策項目に、ピックアップされていない理由について質した。亀山市長は「実施計画のリーディング・プロジェクト事業には入っていないが、重点事業と考えている。地球温暖化の中で、ゲリラ豪雨では大きな被害が出る。この政策をどう位置づけるか考えさせてほしい」と答弁があった。 中心市街地活性化基本計画の主要事業である「地域交流センター」(図書館、中央公民館等の整備)は、総合計画の実施計画には掲載されていない。その理由を質した。これに対して植松企画部長は「旧庁舎を有効活用する地域交流センターの整備は耐震診断結果を踏まえて、来年の秋をめどに方向性を出す」ことを述べた。 一般質問終了後、各常任委員長の審査報告を受け、5億7,440万円の平成22年度一般会計補正予算など追加議案4件を含む134議案と環太平洋連携協定(TPP)参加阻止に関する意見書を可決し閉会した。
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