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ごとう兼位(かずひこ) ハート&ハート活動日記

― 活動内容を紹介します ー

このページは、石巻市議会議員 ごとう兼位(かずひこ)の活動日記です。
活動日記のほか、日々感じた事も話題に、少しずつですが紹介していきたいと思っています。

皆さんのご意見をお待ちしています。

■2009年12月31日(木) の日記
<<大みそか>>
2009年大みそか、道路は渋滞、ガソリンスタンドの洗車コーナーを見ても渋滞だ。
この一年を振り返っても不況の影響で、ハローワーク石巻からあふれた車は数珠つなぎであった。悲しい風景だ。
不況を抜け出し、希望の光が輝く年を迎えたいものだ。
車窓から見る風景は、誰しもが来年こそ良い年であることを願い、新年を迎える準備にいそしんでいた。

■2009年12月30日(水) の日記
<<『学を以て愚を癒す』>>
多くの方とお話しする機会があり、その時々において自らの愚かさを知る。
故事に『学を以て愚を癒す』とある。学問をすることによって知恵をつけ、愚かなところを直し、徳を高めることをいうが、原点に返って反省しなければならない。

■2009年12月29日(火) の日記
<<格差社会>>
年の瀬、格差社会が暗い影をを落とす。憲法等で保障された最低限度の生活というものすら満たすことができない社会になってしまわないか危惧される。
格差社会は、人心を荒廃させ、治安を悪化させるとの見方がある。
いろんな視点から検証して改善を図らなければならない。

■2009年12月28日(月) の日記
<<仕事納め>>
現庁舎最後の仕事納めとなった。新年の3月23日からは駅前の新庁舎に全面移転する。
石巻市議会第1回定例会は2月23日から3月26日までの会期日程となるが、一般質問を新庁舎の議場で23日から26日まで実施することが24日の議会運営委員会で了承されている。

■2009年12月27日(日) の日記
<<連立方程式>>
石巻市においては、中心商店街や周辺商業地域ですら蛇田地区の大型店に集客されその疲弊は深刻だ。
しかし、その立場によってはその問題点に対する考えは大きく違う。中心部の住民からの見方、蛇田地区住民からの見方、旧町住民からの見方で大きな相違がある。
その複雑な政治状況を反映した多くの「連立方程式を解くのが政治」だと考える。

■2009年12月26日(土) の日記
<<願い下げ>>
国の新年度予算をみるとき、腰のすわった政策を打ち出してているだろうか。選挙対策への構えだけではないか。
膨大な赤字財政を抱え、借金をつけ回されるだけではないか。地方財政に光は当たるのか。
本当の安心につながる分野への予算投入を国民は求めている。
ただたんにばらまきであるなら、国民にとっては願い下げだろう。

■2009年12月25日(金) の日記
<<『経世済民』>>
多くの人から「景気が悪い」という声を聞く。『経世済民』世の中を治め、人民を救うことをいうが、その苦しみを救う新『経済』が必要だ。
不条理がまかり通る世の中ではいけない。

■2009年12月24日(木) の日記
<<改革委員会>>
AM10時、議会運営委員会開会。今村議員が公務の為欠席。阿部純孝議員が所要の為に急きょ欠席した。
議会基本条例に対する参考人跡見女子学園大学の長野基先生からの意見陳述の内容を事務局でまとめたので、その内容について説明を受けた。更に論点整理表に基づき説明を受け、協議を行った。2人の議員が欠席であり、次回委員の中で、条文ごとに論点整理された内容に沿った形で再度協議することを決めた。
平成22年第1回定例会会期日程では、2月23日開会し3月26日目での32日間とすることを決めた。これに伴い一般質問は、新庁舎議会棟で開会されることが決まった。
PM1時30分から、入札及び契約に関する特別委員会が開会。
そのあり方について各委員からの提言を含めて各項目について議論を行った。項目の主なものは、最低制限価格、ランク付けの見直し、積算に関して単価見直し、数量記載、公表のあり方について、総合評価、地域限定、相互牽制、地元企業優先・市内業者・ペーパー会社の問題、物品におけるメーカー指定又は同等品指定、通販購入、専門業者優先・主たる業務の提示、役務の問題について議論した。各委員の意見集約された項目もあれば意見が大きく分かれたものもある。
それは、地元企業、市内企業、市外企業の取り扱いだ。特に市内企業は、本社が市外で、市内に支店・営業所を有する企業だ。入札において地元企業優先に限定すると市内企業は排除される。
本社を石巻に有しないが、歴史的、経済的に石巻地域に根差し、企業として社会的貢献を果たしていても入札となると地元企業の枠から外れるとなると、一方において企業誘致を行い入札の段階では該当せずとなると矛盾が起きる。
自由主義経済体制を基本とすれば、全面排除することは慎重でなければならない。
工事発注の割合等で、地元企業、市内企業、市外企業を考慮することがよい。
管理技術者の配置についても議論。県、他市において主任技術者の配置でも良しとすることを検証しても改善すべきものと思料する。
ランク付けの問題では、舗装工事の発注で、金額的にはほとんどBクラスのものが多い中で、BクラスがAクラスに上投げしている現状がある。この指摘に対しては、前回の委員会で当局側も認めている。法的にも問題であり早急に改善る事が必要だ。
予定としては次回委員会で今日の議論をまとめて、1月中に提言することを確認した。

■2009年12月23日(水) の日記
<<改善>>
明日、入札及び契約に関する特別委員会が午後に開会され、これまでの参考人等からの意見や当局の説明に基づいて協議をする。
「入札に参加できる者に必要な資格に関する事項」で、石巻市と宮城県や他市と相違するする。
配置技術者に関する条件で、県等では「主任技術者または管理技術者」としているが石巻市では「管理技術者」となっている。工事の内容、請負額等においては「主任技術者」でも問題はないものと思料する。
参考人からも指摘されているが、「質疑応答書」に関しても係りは消極的であるという。できれば出さない様に示唆するという。「情報公開日本一」を目指す亀山市政において改善すべき項目が多々ある。

■2009年12月22日(火) の日記
<<冬至(星祭)>>
AM10時、湯殿山神社・冬至(星祭)大祭が清水町の同神社で行われ参拝した。
多くの参拝者は、新年の家族一人一人の厄難消滅や開運諸願成就を祈願していた。
市内を車で走っていても師走の慌ただしさを感じる。市内の各小中高校は今日が終業式、明日から冬休みに入る。
昨日で12月定例会は閉会したが、24日は、議会運営委員会が開会され議会基本条例の制定に向けた協議を交わす。午後には、入札及び契約に関する特別委員会が開会。入札制度改革について、これまでの調査項目等について議論する予定だ。

■2009年12月21日(月) の日記
<<品格のある議論>>
AM10時、市議会本会議。一般質問は3人が登壇。委員長報告、追加議案審議・28議案を可決して閉会した。
終了時間は15時過ぎとなり近年にない早い時間での最終日となった。各会派はそれぞれ打ち上げへ。
一般質問の中では、色あせた質問を繰り返す者もいる。
故事に「嘘らしき虚言はつくとも、誠らしき虚言をつくな」とある。嘘であることがすぐにわかってしまうような嘘は対して悪い影響もないが、いかにも本当のような嘘は人がみな信じ込んでしまい、その害も大きいので、そういう嘘はついてはいけないという意味だ。
誠らしき虚言もない、もうここに至っては「嘘はつき次第」という故事もある。もともと嘘は何の根拠もなく言われるものなので、口から出まかせ、どうとでも何とでも言えるという意味だ。品格のある議論が求められている。

■2009年12月20日(日) の日記
<<建設的提案>>
18日の一般質問で、同僚の西條正昭議員が本年度末で閉校する飯野川高校の校舎跡地利用について「県立特別支援学校高等学園」の誘致を提案した。
西條議員の母校に対する大変熱い思いが伝わる良い質問だ。亀山市長は「良い提案であり、さっそく県に誘致を働きかける」考えを示した。
会派・グローバル石巻としても誘致実現できるように支援活動することを決めた。
市議会は明日が最終日、午前10時の開会で一般質問は3人が登壇。各常任委員長の委員会報告、追加議案の審議が行われ閉会する。

■2009年12月19日(土) の日記
<<新鮮さ>>
AM9時、ウインターカップ大会開会式に出席。宮城県各地から数多くの中学校女子バレー部が石巻市総合体育館に集結。開会式終了後は渡波中学校、万石浦中学校の会場に分かれての予選、決勝トーナメントが3会場で開催された。
プログラムに各チームの大会へのコメントが掲載されていた。栗原市立鶯沢中学校は『「心なき者は帰れ!」をモットーに日々練習しています。一本のサーブ、一本のレシーブ、一本のスパイクに心をこめてプレーします』とあった。また、加美町立小野田中学校は「見ている人にも一生懸命さが伝わるような一日にしたいです」とあった。参加23チームのそれぞれの思いが新鮮に伝わってくる。
総合体育館の玄関で、参加者の靴が整理整頓されていたのには感心した。当たり前のことが自然にできている各チームの指導者・生徒に来賓挨拶でエールを送った。

■2009年12月18日(金) の日記
<<一般質問に登壇>>
AM10時、市議会本会議・一般質問4日目。
後藤兼位は1番目に登壇。後援会の皆さんが傍聴に来てくれた。
行政改革と職員定数適正化計画についての質疑では、平成27年度までに一般職員を600人削減する目標に対して、今年4月1日現在まで281人、進捗率46.8%という状況で本年度末でも30人程度の職員減が見込まれている。しかし、専門化・複雑化している行政課題に対応するため、個々の職員の業務量は増加しているという。
生活保護制度におけるケースワーカーの配置状況について不足状態ではないかとの指摘に対して、法で被保護世帯数が80を増すごとに1を加えた数が配置必要数として明記されているが、石巻市には15人の配置が必要だ。しかし現在保護課には13人が配置され、2名の職員が不足していることが分かった。更に、不足状況は、毎年度行われる国・県の指導監査でも指摘されていることが判明した。
行革の影ともいうべきもので、現下の厳しい経済・社会的状況下において適正な職員配置を行い行政サービスを充実すべきものと指摘した。
行財政改革関係で、第三セクター等改革推進債について質疑した。これは、平成21年度に創設、対象期間は25年とされる地方債だ。石巻市が考えている対象物件は、総合運動公園第二工区分約22億円、土地開発公社所有から石巻市所有に変更するもので後ろ向きな起債だ。いろんな角度から比較検証して拙速な対応はしないように指摘した。

■2009年12月17日(木) の日記
<<明日一般質問で登壇>>
明日10時から一般質問で登壇する。質問の要旨は、1.行財政改革と市政運営について。人事制度と組織改革について市長の見解を伺う。石巻市職員定員適正化計画に関連して職員能力向上策について。
2.道路・下水道等インフラ整備について。石巻工業港曽波神線街路整備事業の早期実現について。雨水幹線及び排水ポンプ場施設整備推進について、釜雨水排水ポンプ場整備事業について伺う。
行財政改革では、総合支所のあり方について伺う。

■2009年12月16日(水) の日記
<<一般質問2日目>>
AM10時、石巻市議会本会議・一般質問2日目。6人が登壇。グローバル石巻・会派から大森秀一議員が登壇した。会派ニュー石巻からは4人が登壇、或る所属議員は「今日はニュー石巻デーです」と誇らしげに発言したがすかさず「パチンコ屋でないぞ」とヤジが飛び議場内は爆笑した。
これまでの質問は、亀山市長のマニフェストに関するものや、財政問題等が目立つ。実施計画が示されたことにより来年の市議選に向けて選挙区絡みの質問が多く見受けられる。
本会議終了後も、明日の一般質問に向けて各部長は準備に余念がない。1つの質問に対して課長・次長・部長と連携して対応するところもあれば、そうでないところも見受けられる。議員は真剣だ。双方真剣に議論するところに良い価値が見いだせる。

■2009年12月15日(火) の日記
<<選択と集中>>
PM1時、市議会本会議・一般質問。5人が登壇した。その中で同僚議員からは、「委員会審議でもあるまい、こまい数字的な質問」だという指摘が、計数的な資料を議員・理事者お互い持ってそこから議論することが大切だと考える。
明日は6人が登壇、午前10時開会となる。
亀山市長は、財政収支について「危機的な状態であると認識している」、「政策の選択と集中を行う」と述べた。
地方は、膨大な借金を抱え、使える財源は限られている。狙いを絞り、効果のあるものにしなければ、借金をつけ回しされる次世代に顔向けできない。

■2009年12月14日(月) の日記
<<入札のあり方>>
PM1時30分、市議会・入札及び契約に関する特別委員会開会。総務・建設部の幹部の出席を求め、石巻市の入札及び契約のあり方について質疑を交わした。
これまで11月2日の「石巻市災害防止連絡協議会」との懇談を皮切りに、11月18日には「石巻地区文具協会」、11月27日には「石巻広域管工事業協会」、「石巻電気事業協同組合」とそれぞれ懇談を行い各業界の現在の入札制度に対する考えを伺った。
そこで明らかになった最低制限価格、入札結果の公表、積算の見直し、総合評価、地域限定、ランクの見直し、物品の販売・役務の提供等におけるランク付け、専門業種の尊重、舗装工事における上投げの問題等を今日の委員会では担当部に確認を行った。
今後の委員会の運営を協議、今月24日に再度委員会を開会して入札制度のあり方について協議することを決めて散会。

■2009年12月13日(日) の日記
<<「そうじ力」>>
書類・資料等を整理。なぜか捨てられないでためてしまう。捨てることの大切さ、片づける力を有しなければ、片づけることが苦手人の為に「そうじ力」なる本も売れている。
「スクラップ・アンド・ビルド」で対応しよう。

■2009年12月12日(土) の日記
<<完成式2>>
AM10時、石巻北部バイパス開通式に西條議員とともに出席した。石巻市南境の式典会場は、あいにくの悪天候の中、関係者や地域住民の方々は地域の長年の悲願が達成された満足感で熱気を帯びていた。石巻圏域の発展に大いに寄与するものだ。
西條議員と2人で、東松島市に完成した石巻青果花き地方卸売市場の竣工祝賀会に出席した。
石巻青果花き地方卸売市場の移転問題は、土井市政のもとで政治問題となり、結果石巻市から東松島市への新築移転となった。今後旧青果市場の跡地利用について検討しなければならない。
石巻青果は年末年始に引っ越し作業を進めて来年5日の初市式から使用するという。

■2009年12月11日(金) の日記
<<学識経験者を招聘>>
AM9時30分、市議会運営委員会開会。
石巻市議会では現在、市民に開かれた、市民と協働する議会を目指し、議会基本条例の制定に向けた検討作業を進めているが、専門的な知見を有する学識経験者の方から意見を聴取することになり、跡見女子学園大学の長野基先生を招聘し、議会基本条例案の全般について意見を聴取した。
長野先生は議会基本条例の前文の重要性が大切であると強調し「策定する際の、前文に込められる思いの結晶をどのように作るか、明確にすべきだ」、「前文に議員の思いが集中すべきであり、ビジョン、方向性が決まる」と述べた。
議会報告会については、議会として決定プロセスを市民に伝えることにより市民の代表として認知してもらうために大切だ。とくに石巻市のように合併市の場合、出身地区でない有権者に市民の代表と認知してもらう重要な場である。「市民の代表としての認知度を高める」効果があると述べた。
反問権については、情報を大量に有している当局に対して、それと対抗するために「議会をバックアップする体制がなければならない」、「議員の活動量が増加するが専門性を高める。」三重県の付属調査機関の例を示し、「議会事務局の機能強化が求められる。」と述べた。
予定の1時間を20分ほどオーバーして終了した。
議会基本条例検討に係る今後のスケジュールについて、長野参考人からの意見内容を踏まえ、今後条例内容の検討を進めていくことになるが、本年中に内容検討の為の委員会を開催することを決めた。
AM11時から通常の議運を開会、協議事項では、一般質問について26人の議員からの通告があり、その割り振り等を決めた。
15日は5人、16日から18日の3日間はそれぞれ6人、最終日21日が3人となり、本会議の開会時間は、15日は午後1時の開会となり、残り4日間は午前10時の開会となった。私は18日金曜日、午前10時から登壇するが多くの傍聴者の来庁を期待したい。

■2009年12月10日(木) の日記
<<追加議案>>
午後2時、第4回定例会追加提出議案について、正副議長、正副議運委員長に説明があった。石森副委員長は欠席。
予算議案1件、条例外議案10件の計11件。条例外議案は、工事請負契約の一部変更について、人事案件等だ。
明日の議運は、石巻市議会基本条例の内容について、参考人からの意見聴取を行う。参考人として、跡見女子学園大学の長野基(もとき)先生を招聘する。
石巻市議会では現在、市民に開かれた、市民と協働する議会を目指し、議会基本条例の制定に向けた検討作業を進めているが、専門的な知見を有する学識経験者の方から意見を聴取してはどうかということで、今回の参考人の招聘となった。
長野先生には石巻市議会で検討を進めている議会基本条例案に対して忌憚のない意見を伺うものだ。

■2009年12月9日(水) の日記
<<質問通告者は26人>>
一般質問締切日。質問通告者は26人となり、これまでの最多数と並んだ。背景には、来年5月の市議選を意識したものと考えられる。私は18人目に通告した。一般質問は15日から21日まで開会されるが、11日の議運で割り振りが決まる。
請願者の紹介議員として建設委員会に出席。内容は「市道大瓜南境線の拡幅と街路灯整備を求める請願」請願者は、石巻商業高と石巻専修大、関係団体等が連名で提出し審査の結果採択された。
質疑で、街路灯について市当局は防犯対策の観点から早急に設置するために国交省と協議を行っている旨桜田建設部長が答弁した。

■2009年12月8日(火) の日記
<<総務企画委員会開会>>
AM10時、市議会・総務企画委員会開会。興奮気味の議員が1人、議案審査等で持論チン論のオンパレードで青山委員長から注意を受けても止むところがない。
午後からは、環境福祉委員会が開会され、夕方には総務企画・環境福祉各委員会が忘年会を開催。
総務企画は、昨年、当時の総務部長・次長、前市長派の議員(3名)が欠席というマレニみる異常な状態だった。今年は全員出席、昨年の欠席メンバーは理由がわからなかった。

■2009年12月7日(月) の日記
<<「悪因悪果」>>
明日から、市議会各常任委員会が開会される。午前中に総務企画委員会、午後から環境福祉委員会が開会される。
条例、補正予算案等内容において大きな問題点はなく、スムーズな委員会審査となるであろう。
9日締め切りの一般質問は、今日現在9人となっているが、最終的には20人を超えることが予想される。
「嘘はつき次第」、「嘘は盗人の始まり」、「嘘言らしき嘘言はつくとも、誠らしき虚言はつくな」等、故事に「嘘」の見出し語は多い。嘘に嘘を重ねている輩では、「オオカミ中年」になるのではないか。
仏教の言葉に「悪因悪果」とある。悪事をはたらけば、それが原因で必ず悪い結果が身に振りかかってくる。また、悪い行いには悪い結果しか生まれないという教えだが。

■2009年12月6日(日) の日記
<<請願>>
石巻市議会第4回定例会で、請願は3件、陳情2件が付託された委員会で審査する。
請願は、(1)宮城県石巻商業高校他8名からの「市道(大瓜南境線)の拡幅及び街路灯に関する請願」と(2)仙台弁護士会から「改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書提出方請願」と(3)連合宮城から「社会的セーフティネットの拡充に関する意見書」の提出方請願だ。
今回特徴的なのは、初めて請願提出者(1)と(3)が委員会審査における請願の願意・趣旨陳述の為に委員会出席を希望したことだ。
これは議会改革の中で、「請願・陳情提案者の委員会における発言に関する申し合わせ」が確立していた成果と言える。開かれた議会により、住民の代表機関である議会が、請願を通じて住民の意思を反映させ、議会の意思によってその趣旨の実現に努めなければならない。
この請願制度は、歴史的にみると、封建君主が持っていた絶対的権力に侵害され、制約されていた人民の権利を救済する制度としてつくられたという。
憲法第16条に、請願権を国民の基本的権利の一つとして保障している重要なものだ。

■2009年12月5日(土) の日記
<<変化>>
夜、釜ヤンキース・スポーツ少年団総会。事業報告、試合結果等が報告された。今年は、釜小グランドが耐震補強工事の為に半分しか使用できない状態だった。また、新型インフルエンザの流行で練習・試合等に影響した時期もあったが、しかし、けがなく活動ができたことはよかったとの総括があった。
少子化が進み入団員が減少傾向にありスポーツ少年団を取り巻く環境は変化している。

■2009年12月4日(金) の日記
<<先進的事例>>
AM11時、グローバル会派会議。新庁舎建設に係る設計変更について。
PM1時、本会議・議案審査。議案審査の質疑では、「食を活かした元気な石巻」都市宣言についての議案に関連して、その広報について百貨店であった新庁舎を多角的に利用した方法をすべきと指摘した。これに対して亀山市長は「垂れ幕等方法を考える」旨答弁があった。
これまで小学校就学前の乳幼児について、医療費の一部負担の助成を小学2年生まで拡大し子育てに伴う経済的負担軽減する条例・予算に関連した質疑では、財政的支出の増額を懸念する質問が2人の議員から出されたが、亀山市長は「これからの自治体は「管理型」から「経営型」に変わるべき。少子化対策をしっかりしたところが地域として残れる」という考えを示した。
子育て支援等しっかりした施策を打ち出せる自治体でなければならない。今回の医療費助成は、宮城県内でも先進的な事例となる。

■2009年12月3日(木) の日記
<<第4回石巻市議会定例会開会>>
AM10時、市議会運営委員会開会。付議事項は市長からその他条例外議案1件が追加提出された。これは医療法人に対する民事再生法による再生手続きが開始されたことに伴う権利放棄。
付議事項の2は、石巻地区広域行政事務組合規約の変更について、前回の委員会では、その取り扱いを保留していたが、本日市長より議長に対し、議案の取り下げについて申し出が出され議長はこれを許可する予定であり持ち越しとなっていた議案取り扱いについての協議は必要なくなった。
付議事項の3では、議会基本条例制定に向けて、学識経験者を参考人として招聘することを決めた。
参考人として長野基(もとき)氏 跡見学園女子大学マネジメント学部講師を招聘する。
日時は、12月11日金曜日の午前9時30分とした。
事前に事務局から石巻市議会の議会基本条例案を長野先生に送付し、当日は、最初に長野先生の条例案に対する所感及び意見を述べていただき、その後、各委員から質問をすることで意見集約した。
AM11時30分、会派代表者会議に出席。協議事項は人権擁護委員の人事案件について。石巻市議会議員一般選挙について、昨日開催された選挙管理委員会で任期満了に伴う石巻市議会議員一般選挙が平成22年5月16日(日)告示、5月23日(日)選挙と決定したことが報告された。すでに地元紙等で報道されている。
また、平成17年3月に所謂電算問題に関する百条委員会で偽証として石巻警察署に2人の市議会議員を石巻市議会が告発した事件は、捜査の結果偽証事件として立件することが困難として11月下旬検察に送付されたという。また、1人の議員が、公文書偽造で当時の部長と課長を告発していた件についても事件として立件困難であるとして11月中旬に検察へ送付したという。捜査資料として提供していた文書はすべて返還され捜査が完了した旨報告があった。
PM1時、平成21年第4回石巻市議会定例会開会。提案理由説明が行われた。

■2009年12月2日(水) の日記
<<石巻地方広域水道企業団議会>>
PM1時30分、石巻地方広域水道企業団議会開会。
今回の補正の主な理由は、環境対応車への買い換えに対する補助金制度及び環境性能に優れた自動車に対する自動車重量税の特例措置制度を活用して、登録から13年を超える公用車を14台買い換えるものだ。公平公正な入札で買い換えてもらいたい。
冒頭、亀山企業長から台風18号による被害等について行政報告があったが、「災害時における応急復旧活動に関する協定」に基づく石巻広域管工事協同組合の会員等、また、道路漏水、給水中止・再開業務に携わる協力業者に対する入札機会の拡大について問題提起した。
平成22年度から、一般競争入札へ全面移行するが災害時復旧活動等に関する協定に基づく従事業者に対して入札参加機会の拡大を図るにも、指名競争入札制度を一部残すようにすべきと提案した。これに対して岩崎局長は、「三分の一を指名競争入札で行っていきたい」との考えを示した。
更に、最低制限価格の引き上げについて、建設業が地域の雇用を確保している現状を鑑みてその引き上げをすべきと指摘した。
最低制限価格の引き上げについては、国土交通省が今年6月に示している「地方公共団体における最低制限価格等の引き上げの促進」で、地域の実情に応じて、設定範囲の上限(9/10)に設定する等引き上げを適切に実施するよう要請している。90%以上が妥当といえる。
これに対して、7月1日計算式を0.9から0.7の範囲で上げ、1.7%上昇したが落札率にはまだ反映していない旨答弁があった。
また、「残土処理費」について工事積算・設計へ反映すべきものと指摘した。リサイクルの観点からも見逃している。産廃については設計に見ているが「残土の取り扱い」についてはまったくのノーマークだ。検討を要する。
補正予算は原案通り可決した。
PM4時から、グローバル石巻・会派会議。広域行政事務組合事務所移転に関する問題で組合事務局から説明を受けた。
決定方法等について、同僚議員から厳しい指摘があった。
今日、河北地区の行政委員、河北商工会が、石巻市河北総合支所に広域行政事務組合の「移転を要望書」を、東松島市、女川町、石巻市に対して提出した。
広域行政事務組合議会での議論が不足している。組織の今後のあり方を含めて、事務所の位置をもう一度議論すべきだ。

■2009年12月1日(火) の日記
<<学び舎>>
PM1時30分、石巻地方広域水道企業団議会運営委員会開会。付議事件は補正予算1件。会期日程は12月2日の1日間と決定した。今回一般質問の通告はなかった。
中央大学学員時報が届き、商学部創設100周年記念式典が11月7日都内のホテルで開催されたことが掲載されている。
商学部の歴史を振り返ると1909年に商業学科として開設され、20年に大学令による認可に伴い商学部に改組され、49年から新制商学部となった。
60年の創設50周年を契機に学部の再編等によりコース制を導入。63年にはコース制を学科制に発展させ、経営学科、会計学科、商業・貿易学科の3学科体制になった。卒業後、更に94年に金融学科を新設し現在に至っている。地下鉄御茶ノ水駅から神田川を渡り、人ごみを掻き分け神田駿河台の校舎で学んだ青春時代が懐かしい。
今後更なる発展を目指してほしいものだ。




日記帳(3) v1.02.00 エース