2008年12月分 前月へ 次月へ [HOME]

ごとう兼位(かずひこ) ハート&ハート活動日記

― 活動内容を紹介します ー

このページは、石巻市議会議員 ごとう兼位(かずひこ)の活動日記です。
活動日記のほか、日々感じた事も話題に、少しずつですが紹介していきたいと思っています。

皆さんのご意見をお待ちしています。

■2008年12月31日(水) の日記
<<『変革』!!!>>
心せわしい師走。何かと忙しい。
平成20年も過ぎ去ろうとしている。
1年を振り返る時、石巻市政においては、「負の連鎖」が止まらない。
混迷が続く市政運営。その原因は何か。来年はその原因を根絶し、『変革』しなければならい。
それを心して今年1年を締めくくりたい。!!!

■2008年12月30日(火) の日記
<<「変革」!!>>
昨年末1万5千円台だった日経平均株価は、今日の大納会で、8,859円56銭で終了した。この下落率が物語る急激な景気悪化はまだ底が見えない状況だ。
「経済的危機」と「政治的危機」が、社会全体の閉塞感となっている。
どうしようもない混迷の時代に迷い込んでしまっている感を強くする。!!
その打開、「変革」を断行しなければならないと思料する。!!

■2008年12月29日(月) の日記
<<自らを省みる!!>>
故事に『君主はこれを己に求め 小人はこれを人に求む』とある。君主はすべてを自分のこととして反省し努力するが、小人はすべてを他人の責任にして、自分では反省も努力もしない。自分が出来ないこと、自分が失敗したことを回りのせいにするなど、ちっぽけな人のすることだ。!!
いたらないところは率直に認め、今後に生かすことが大切だという。責任を自分に求め、反省する限り、人は成長し続けるという。常に自らを省みたい!!

■2008年12月28日(日) の日記
<<混乱の要因!!>>
26日付業界紙「建設新聞」に、「事業スケジュールの遅れ必至 混迷する石巻市の市庁舎移転計画 問われる土井市長の指導力 」と題した記事が掲載されていた。
今回の、市庁舎移転計画の混乱の要因は「市当局の議会への説明不足と土井市長の強引な政治手法にある」と述べている。!!
「情報公開」と「説明責任」が果たされない状態では、実質的な前進はない。!!

■2008年12月27日(土) の日記
<<『峻別の視点』!!>>
新聞各紙は、2008年を回顧している。話題の多くは、混迷が続く石巻市政だ。!!
混乱解決の方法は。故事に『一葉目を蔽(おお)えば泰山を見ず』とある。少しでも私心があると心の目が曇って、大きな道理が見えなくなるということだが、『視点が曇ると』視界も狭まる。行政運営において、『峻別』しすぎると仕訳が偏りバランス・シートにおいてもバランスが崩れ、損失だけが累積される。その付けは市民に回る。『峻別の視点』が障害をもたらしている。!!

■2008年12月26日(金) の日記
<<形骸化の行きつくところ!!>>
今年4月に石巻市庁議規定の一部改定がされ、石巻市の最高意思決定機関である庁議の会議録が、これまでの全文反訳から要点筆記に変更された。
これは「情報公開制度の形骸化」と「庁議の形骸化」という、連鎖により「市政運営の意思決定の形骸化」という最悪のシナリオへ進行している。
その具体的事例として、「石巻青果花き地方卸売市場移転問題」や「新庁舎移転問題」、「中心市街地活性化基本計画申請問題」等があげられる。!!
「説明責任」の欠如がその混迷をより複雑にしている。!!
今日、議会に対してA議員から、会派代表者で構成する「新議会棟検討委員会」の会議記録等の情報公開請求があった。会派に所属し代表者から報告を受けているものと思料されるが、異例の行為だ。如何なる背景があるのか注目される。!!

■2008年12月25日(木) の日記
<<10万回達成!!>>
ウエスタン経済研究クラブ・月例会。石巻市の活性化について。議論!!
おかげさまで、ホームページのカウント10万回達成しました!!
これからも日々の活動等を報告します。!!

■2008年12月24日(水) の日記
<<「形骸化・崩壊・負の連鎖」!!>>
AM11時、大嶋家火葬、13時葬儀並びに告別式に葬儀委員長として参列。
22日市議会本会議で、「石巻市庁議の運営改善を求める決議」が庄司慈明、菅野昭雄、、阿部政昭議員から提案され、賛成多数で可決した。改善内容は1.要点筆記を改め、全訳反訳とすること。2.審議事項と報告事項の取り扱いについて、石巻市の最高意思決定機関が庁議であることの意義を十二分に踏まえ、その区別を行うこと。3.庁議記録について、ホームページに掲載するなどして積極的に情報公開に努め、市民に開かれた市政運営を心掛けること。などを求め決議された。!!
今日の市政運営において、「情報公開制度の後退」が如実に明らかになってきた。それは負の連鎖となり「市政運営の形骸化」をもたらし「混迷が続く市政運営」となっている。
これまで先輩が脈々と築いてきた「石巻市役所の政策決定過程の手続き」そのものを、改善前進するのではなく、「崩壊」させた行為は厳しく批判される。!!

■2008年12月23日(火) の日記
<<「組織再生」!!!>>
昨日の、私の一般質問で、「中心市街地活性化基本計画が申請できない主な原因は?理由は?」を質した。今野企画部長は「民間企業の戦略的支援事業の斬新性や具体性が足らない、中心部に人を呼び込む方策も国を納得させるまでになっていない」と答弁した。活性化基本計画の提出の時期については「目標の来年3月までは努力する」と答弁したが、「いつになるかわからない」と本音も示した。!!
まちづくりの方策だけでなく「役所内の活性化基本計画」を策定しなければならない?活性化の創出による「組織再生」を図らなければならに。!!!

■2008年12月22日(月) の日記
<<「組織崩壊」した!!!>>
PM1時、本会議・一般質問に登壇。
驚くべきは、役所の政策決定過程において基本的な仕事の方法論が「崩壊」しているという実態に突き当たった。
これまで新庁舎移転の基本設計が、「出来た段階で、議会に説明する」と今野総務部長は答弁してきた。しかし、10月30日に完了しているにもかかわらず説明しなかった理由について、一般質問の答弁では「字句の整備や配置計画等で遅れ11月になった。」としていたが、「11月の何日に実質的に完了したのか」と質した。
これに対して、今野総務部長は即答できず、休憩に入った。再開後、「基本設計は11月4日に提出され、11日に完了した。」と答弁。「実施設計の完了日はいつか」と質すと一旦「11月19日」と答弁、しかし「12月19日と訂正した」!!
12月4日からの12月議会に追加提案された新庁舎移転整備計画関連予算は、19日に完了した実施設計をもとにした予算ではなかった事になる。なにを元に算出して提案されてきたのか、その議案の根拠はなにか。実施設計が完了する1か月前の11月19日には庁議で新庁舎整備計画が(議場はフラット方式で報告)報告決定されている。
庁内の政策決定過程は「組織崩壊」した。従来の行政運営では考えられない「現実」を目の当たりにしたが、役所OB・OGが知れば非常に驚くだろう。議員の間では「そこまでひどいのか」という声が多い!!!

■2008年12月21日(日) の日記
<<明日は一般質問!!>>
明日、午後1時から一般質問を行います。
質問内容は、1.行財政運営について。●平成21年度予算を控えて、財政運営に対する市長の所見。●新庁舎移転整備計画の政策決定過程について。2.まちづくり政策について。●疲弊した地域社会・経済における地域活性化策について。●中心市街地活性化基本計画の策定と現状について。●基本計画申請スケジュールについて。
以上、再質問で活発に議論、検証等を行います。!!!
今日はその準備。
午前11時から、湯殿山神社『星祭』に参拝。多くの参拝者とともに新年の安泰を祈願した。!!

■2008年12月18日(木) の日記
<<「空転」の連鎖!!>>
市議会本会議は、本日一般質問通告者が6名の為、午前10時開会となった。グローバル石巻・会派からは、高橋栄一議員、阿部和芳議員、近藤孝議員の3名が登壇した。
市長の政治姿勢、新庁舎移転整備計画、市長発言撤回問題、二元代表制、まちづくり等について質疑があった。
その中で、市長は、新庁舎移転整備工事発注について、地元優先発注について、消極的な答弁を繰り返した。!!
また、基本設計が完了した段階で「議会に説明する」と明言していた今野総務部長は「計本計画と配置計画が出来たのは、11月になってからで、調整できなかったので説明できなかった」と言い訳を繰り返すだけだった。今野部長のこれまでの答弁が、嘘だったのか。
阿部和芳議員の質問に対して、今野総務部長が答弁できず、2時30分に休憩に入った、再会は3時10分となり40分間空転し混乱が続いた。!!当局側の答弁が不明確の為に、「空転」の連鎖だ!!
過去にこれほど当局側の答弁で、混乱する議会もない!!

■2008年12月17日(水) の日記
<<なが〜い!!>>
PM1時、本会議・一般質問、5人が登壇。
本会議終了後、正副議長、正副議会運営委員会委員長に対する追加提出議案の説明。石巻健康センター指定管理者の指定について。
明日本会議終了後、この議案に関連して議会運営委員会を開会する事になった。!!
今日の一般質問に対して、一部担当部長の答弁があまりにも長いことが話題になった。議長からも簡潔明瞭な答弁を求めている経緯がある。正副議長、正副議会運営委員会委員長会議の場において、改めて総務部長に対して口頭で申し入れた。!!

■2008年12月16日(火) の日記
<<『命令』!!>>
11時、ペアーレ石巻指定管理者決定に伴う追加議案の説明が予定されていたが、急きょ、副市長、総務部長から中止の申し入れが議長にあった。明日議会運営委員会も予定されていたがこれも中止となった。明確な理由がわからない。!!
13時、市議会本会議・一般質問。土井市長が、任期満了に伴う来春の市長選に立候補する意志を本会議・一般質問で表明した。答弁書にもとづき「継続は力なり。」「引き続き市政を担当したい」と二期目に向かう思いを表明した。!!その思いを聞くためか、傍聴席には市長の後援会役員が詰め掛けていた。!!
グローバル石巻からは、会派会長大槻幹夫議員が登壇。新教育長に対して教育理念について議論。
また、『9月定例会中に、一般質問終了後、幹部が集められ「与党議員への対応と野党議員への対応とを明確に区別しろ、野党議員には情報を出すんじゃない」と、「とくに野党議員と接触したときは、その内容を報告しろ」と命令したと複数の職員から聞いたが誰が命令したのか。総務部長は聞いたか』と質された。これに対して今野総務部長は「聞いていない」と答弁。大槻議員は、「この件で、ひな壇に座っている幹部で、勇気を持って答弁できる人はいますか」と質すも誰も手を上げる人はいなかった。「誰も答弁する人がいないので、一般質問を終わります」と締めくくった。!!
この問題発言を、大槻議員は、『開かれた市政をわかっているのか』と、怒り、悲しい発言であると強調した。!!
誰が、如何なる意図で「命令」したのか、大きな波紋を投げかけた!!!

■2008年12月15日(月) の日記
<<プライマリーバランス(基礎的財政収支)!!>>
日本経済新聞によれば、全国の市と東京23区のプライマリーバランス(基礎的財政収支)を計算したところ、2007年度は87%に当たる702市区で黒字を達成していたことが分かったという。黒字額が最も大きかったのは神戸市で784億円で、阪神大震災後に膨らんだ借金を急ピッチで返済しているとのこと。「地方財政は厳しいといわれるなか、多くの自治体が新たな借金を抑制し、健全化に努めている姿が浮き彫りになった。」とある。
石巻市における地方財政の健全化の命題は。新たな借金の抑制にあるのではないか。合併特例債の使い方、生かし方等議会で真剣に議論しなければならない。
明日から一般質問が始まるが、市当局の「説明責任」に注目したい。!!

■2008年12月14日(日) の日記
<<『経世済民』!!>>
第6回どど〜んと!石巻大商業祭がスタートした。石巻の歳末商戦のスタートでもある。閑古鳥をどど〜んと!打ち払ってもらいたい!!
世界的金融危機で輸出産業は大きな打撃を受けている。とくに雇用が悪化し、消費の縮小という悪化の連鎖が生活不安を拡大している。
政治が経済の不安を解消しなければならない。『経世済民』世の中を治め、人民を救うことをいうが、『経済』はこの略語だ。
政治が混迷していたは、国民の不安真理を解消することは出来ない。国民のための『経済』を期待したい。!!

■2008年12月13日(土) の日記
<<『無理も通れば道理になる』!!>>
故事に『無理も通れば道理になる』とある。道理に合わないことでも強引に押し通してしまえば、それがまるで正しいことででもあるかのように通用してしまうことを言うが、議論を尽くして方向性を見出すことが行政手法では求められる。複雑な利害の対立を解決する『政治』が重要だ!!

■2008年12月12日(金) の日記
<<『変』!!>>
新庁舎移転関連予算案に係る当局の議案提出方法に関して、不思議な経過をたどっている。基本設計が出来た段階で「議会に説明する」ことを、今野総務部長が総務企画委員会で約束していたが、反故にされ実施設計が完成し議案として出され、議論する事が封じられてしまった。役所内ではこれまでと違う行政手法が幅をきかせる「異変」が起きているのではないか。!!変な話だけが聞こえてくる。!!
一年の世相を表す漢字一文字、今年の「漢字」が発表され第一位は「変」に決まった。二位は「金」、三位は「落」。
オバマ次期大統領が唱えた変革という言葉に影響を受けた人が多いと考えられる。国民が政治や疲弊した経済を変えてほしいと願っているものと思料される。
「異変」を「変革」しなければならない。!!

■2008年12月11日(木) の日記
<<議会運営委員会!!>>
AM9時30分、議会運営委員会協議。10時から、第4回定例会議会運営委員会開会。付議事項は、市長提出議案、人事案件1件、人権擁護委員候補者推薦について。!!
協議事項では、閉会中の継続審査について、9日開催の総務企画委員会審査において、新庁舎移転整備計画関連予算について、閉会中の継続審査とすることが賛成多数で可決されたので、今期議会最終日に「閉会中の継続審査について」として議題に予定される事を確認した。この件で、16日に決議すべきという意見があったが、正副議長の協議と総務企画委員会の議論を尊重すべきものと多数の意見で最終日22日と決した。!!
一般質問については、22名の議員から通告があった。人数の割り振りでは、16日は4人、17日は5人、18日及び18日6人、最終日22日が1人とする事に決した。私の一般質問は、最終日22日1時からとなる。!!
今回の一般質問では、土井市長の政治姿勢について、新教育長に対する教育行政について、女川原発のプルサーマル計画等について、新庁舎移転整備計画等について質問が集中している。!!
議会運営委員会の質疑の中でも、「与党議員、野党議員」という議員がいる。二元代表制という地方自治体の原点を忘れてはならない。!!

■2008年12月10日(水) の日記
<<質問通告!!>>
15時、一般質問通告締め切り。通告者は22名となった。明日の議会運営委員会で日程を協議する。
今回の質問要旨は、1.行政運営について。●平成21年度予算を控えて、財政運営に対する市長の所見を伺う。●新庁舎移転整備計画の政策決定過程について。
2.まちづくり政策について。●疲弊した地域社会・経済における地域活性化策について、市長の決意のほどを伺う。●中心市街地活性化基本計画の策定と現状について。●基本計画申請スケジュールについて。
以上の点について一般質問を行う。!!

■2008年12月9日(火) の日記
<<新庁舎移転整備計画関連予算、継続審査!!>>
AM9時30分、市議会総務企画委員会開会。冒頭「市のパワーハラスメント対策及び公用外の印刷業務のあり方について」11月17日委員会所管事務調査報告書を議長に提出し、当局に対して、再発防止に向けた取り組みと、関係職員に対する厳正な対応を行うことを強く求めているが、今野総務部長の答弁では改善の方策が見えない。そのため、急きょ三浦副市長の委員会への出席を求めた。出席を待つ時間に、A議員とK議員の大声での場外バトルがあった。!!委員会室は一時罵声が飛び交う戦場とかした。!!
新庁舎移転整備計画建設費などを盛り込んだ一般会計補正予算の審議では、政策決定過程の不透明さについて、大変厳しい指摘が多く出された。
議会棟の設計では、市と市議会の考えが大きく隔たり、両者が対立した問題では、議会が「ひな壇方式」を7月28日に決定して、8月22日に当局のヒアリングにおいて、議会のひな壇方式の要望を説明している。しかし、今野総務部長は「市長に伝わったのは11月17日だった」と答弁、この日は、当局より会派代表者会議に新庁舎移転整備計画の説明があり、その中で、議場をフラット方式で整備することが判明した。議会の意向がまったく繁栄されていない為、出席者全員が驚き、説明を中止し、当局に対して再考を求めた。
これらの事実によって、市役所の組織内では市長への情報伝達がまったく機能していないことをはからずも証明した。議員からは「事実だとすれば、市長は裸の王様まではないか」と驚き、組織崩壊を嘆いた。!!!
委員会は12時40分まで行うも、13時30分から環境福祉委員会が予定されており、一旦休憩して環境福祉委員会終了後再開することになった。!!
再会は14時20分から、異例の審査となったが、資料不足や六月市議会で市庁舎改修費について事業費の節約と圧縮に努めること、地域活性化のためにも地元業者に対して工事発注することを決議しているにもかかわらず、前日の土井市長の本会議での関連質問でも、地元発注に配慮するという姿勢が見えなかった。また、費用が増額されているなど納得できる計画ではなく、その疑問に対する明確な答弁がなかった。
17時40分ごろ、三浦議員から「議案は採決できる状態に至っていない。」したがって「継続審査」を求める動議があり、採決の結果、賛成多数により「閉会後の継続審査」となった。!!
18時から、総務企画委員会忘年会開催。しかし、今野総務部長と高橋次長は欠席、与党三名の議員も委員会終了後欠席を告げて退場する、異例の忘年会となった。
しかし、参加した議員と当局職員は、和やかで実に楽しい酒席となった。酒の中から新たな信頼関係がトンとトンと沸いてきた!!

■2008年12月8日(月) の日記
<<土井市長『発言の撤回』!!>>
PM1時、市議会本会議(5日の延会)開会。
土井市長の答弁を巡り空転した議会は、延会され改めて新庁舎建設関連予算案の審議に入った。
冒頭、土井市長は記者会見で「(与党よりの)三会派は話し合いに応じてくれたが、別の(野党側)会派は話を聞かなくてもいいという考えだった」と発言した事や、また、4日の石巻かほくによれば「土井市長は野党より会派の抵抗で、議会対策が進まない現状を弁明した」とある事や、3日に行われた市民懇談会と石巻市との協議において土井市長は「よく私の話を聞いてくれる三会派の方々は、市のフラット方式についての説明を聞いてくれた。しかし次の会派に説明をしようとしたところ『その必要はない』と断られた」との趣旨の発言行ったが、「11月25日から27日のイメージで話した」として『発言の撤回』を表明した。!!
議会の中の一部会派が聞く耳を持たず、話し合いにも応じないかのように、事実を捻じ曲げ公の場で市長発言が繰り返された事は公人としての責任能力が疑われる。!!
故事に『嘘言らしき嘘言はつくとも、誠らしき嘘言をつくな』とある。嘘である事がすぐにわかってしまうような嘘はたいして悪い影響もないが、如何にも本当のような嘘は人が信じ込んでしまい、その害も大きいので、そういう嘘はついてはならないという事だが、時の首長が、事実を捻じ曲げ政治的に『嘘はつき次第』とはあまりにも不謹慎だ。!!!
また、市長は、議案の会派説明に関して「必ず議長の許可を受けてからでないと出来ないと教えを受けた」と答弁したが、議長も否定。市長は誰から教えを受けたのかを問われても、明確な答弁は出来なかった。教えた職員が、混乱の原因をつくっている。
この問題で、A与党議員が、今野総務部長に対して「必ず議長の許可を受けてからでないと出来ないとするフローチャートがあるのだからそれを出せばわかる」と叫び、すぐさま議長に対して総務部長から休憩の申し入れを行った。
『窮余の一策』というべきものだが、提出したのは『人事案件申し入れのフローチャート』だ。これは石巻市議会先例で、「人事案件は、市長があらかじめ議長に説明、協力要請を行い、議長が会派代表者に説明した後に提案する例である』人事案件に関する議会運営だ。
今議論している事案とはまったく違うもので、その事実誤認もひどいものだ。これまでの総務部担当では考えられない失態といえる。『組織の崩壊』すら危惧される。!!!

■2008年12月7日(日) の日記
<<『言言、肺腑(はいふ)を衝(つ)く』!!>>
新庁舎建設関連予算案の審議は空転したままだ。出口の見えないドアを市当局は無理やり空けた。
当局は、整合性、合理性のない「負の答弁の連鎖」だ。
新聞記事を見た、多くの皆さんから驚きの声を聞く。過去にこれまで、議会と首長、当局の関係が冷え切ってしまったことはない。当局側にもその場面で潤滑油になりうる知恵者がいたものだ。何処に消えてしまったのか。!!
故事に『言言、肺腑(はいふ)を衝(つ)く』とある。一つ一つの言葉に誠意がこもっていて説得力があり、聞くものの心に鋭く迫って深い感銘を与えることを意味するが、今の市政運営において当局に欠落しているものだ!!

■2008年12月6日(土) の日記
<<発言の意図!!>>
釜小ヤンキース総会。役員の新旧交代を決定。懇親会では、一年間の子供たちの活躍を振り返る。!!
昨日の市議会は、まれに見る異常な光景だった。市長答弁によって、議会が空転し、再会するも市長答弁は問題発言を繰り返し、あげくに「延会」となった。
休憩中、質問の精査が行われ、代表者会議が繰り返された結果、市長に発言の取り消しを全会派一致で求めたが、応じられなかった。問題発言はまだ解決をしていない。
事実を捻じ曲げて公の場で市長が発言する意図は、政治的なものと思料する。!!

■2008年12月5日(金) の日記
<<空転・延会。異常事態!!>>
PM1時、市議会本会議・条例案、予算案等審議。
追加提案された新庁舎建設関連予算の審議に入ってすぐ土井市長の答弁で空転し、まれに見る異常事態となった。
4時半過ぎから始まった「空転」は、10時半ごろまで続いた。
問題となる発言は、新庁舎の議場形態について土井市長がこれまで、1日の記者会見で「(与党よりの)三会派は話し合いに応じてくれたが、別の(野党側)会派は話を聞かなくてもいいという考えだった」(12月2日石巻かほく)、市長は、3日の新庁舎利活用市民懇談会の場で、「よく私の話を聞いてくれる三会派の方々は、市のフラット方式についての説明を聞いてくれた。しかし次の会派に説明をしようとしたところ『その必要はない』と断られた」と、公の場で発言を繰り返していたところにある。
質疑に入ってすぐ、グローバル石巻の高橋栄一議員が「市長発言について確認したところ、当局から説明したいという申し入れを受けた事は一切ない。いつ、誰が拒否したのか」と質したが明確な答弁がなく堂堂巡りとなった。ついには議長副議長に対しての「責任転嫁」を意味する答弁を繰り返し、支離滅裂な状態となり事態を悪化させた。10時30分ごろ本会議が再会されるも、阿部議長の異例の市長答弁に対する注意勧告が行われたすぐ後も、本質をはぐらかす答弁が繰り返し行われ、更に混迷、三浦議員の延会動議により、11時20分過ぎに議会運営委員会が開会され、8日午後1時に改めて本会議を開会する事が決まった。市長答弁による紛糾の結果「延会」する異常事態となった。!!時計は11時40分を指していた。
明確な答弁を拒否する姿は、今後、真摯な議論を行うことすら拒否していることを暗示している。!!

■2008年12月4日(木) の日記
<<責任能力の疑問!!!>>
AM10時30分、議運協議・追加議案説明。新庁舎議場形態をひな壇方式に変更した改修予算を提案してきた。!!
PM1時、平成20年市議会第4回定例会開会。市長から提案理由説明。その後、綿引新教育長が就任挨拶「学校教育に対する市民の期待に応える。子供たちの健やかな成長を願って、ロマンと情熱と使命感を持ってあたることが大切だと考えている」と、誠実な挨拶だった。!!
本会議終了後、議員研修会。「裁判員制度説明会」が、仙台高等検察庁の検事、職員のご出席をいただき裁判員制度の仕組みについて、DVD上映・制度の詳細説明・質疑を行った。!!
その後、議会運営委員会開会。新庁舎建設費の補正予算を提案。新庁舎電算室設置工事等工事管理委託料15,500千円、新庁舎建設事業の債務負担行為、平成20年度から21年度の2ヵ年事業で実施する債務負担行為限度額21億2千3百万円を設定するものだ。
旧さくら野石巻店を新庁舎として改修する事業費は約21億円、新庁舎ネットワーク設備等構築事業1億6千5百万円、備品費、移転費等2億4千3百万円、すでに購入している用地費5億8千3百万円の合計30億5千8百万円となる。
財源内訳は、地方債・合併特例債21億2百万円、基金等9億5千6百万円を計上する。
総事業費が30億円に膨らみ、今後多くの議論が予想される。!!
今日、グローバル石巻、新世紀クラブ、共産党議員団の3会派が土井喜美夫市長の新庁舎「議会棟を巡る市長発言についての声明」を出した。市長発言と事実があまりにも相違し看過できない。事実を捻じ曲げ公の場で市長が発言する行為に責任能力を疑う声明だ。!!!

■2008年12月3日(水) の日記
<<説明不足!!>>
PM1時30分、石巻地方広域水道企業団議会開会。
AM10時30分から、新庁舎利活用に係る市民懇談会(久我恵美子座長)が旧さくら野石巻店会議室で開かれた。同僚議員が傍聴した。この会は、土井市長の私的市民懇談会でもあり、今回自ら出席して新庁舎議場問題について明確な結論を示すのか注目されたが、出席者からは市の「説明不足が混乱の原因」でないかと、指摘する意見など批判が多かったという。!!
午後から、臨時庁議が開かれ、当初の市当局案である新庁舎の議場形態・平面方式をひな壇方式に変更した。その後、土井市長と、今野総務部長が阿部仁州市議会議長に報告に来た。それを受けて12月議会に追加提案する事が決まった。
その提案される内容が注目される。!!

■2008年12月2日(火) の日記
<<ドタバタ劇!!>>!!!
石巻地区広域行政事務組合議会の定例会が開会。養護老人ホーム万生園の改築工事について質疑があり、地元建設業者がなぜ入札に参加できなかったのか、疑問視する意見が多かった。この事業はPFI事業で立て替えするもので、社会福祉法人こごた福祉会(美里町)がPFI選定事業者になっている。
石巻市議会において、「地元経済が疲弊していることを踏まえ、地元建設業者が入札に参加できるよう」、土井市長に要請する意見が出され「その旨広域組合理事会に伝える」と市長は答弁していた。しかし、今日の広域議会では、「PHI事業は、選定業者が決める事で入札に自治体が関与できない」と答弁したという。
よく言われるのは、PFIが如何にも公平性・透明性があるかのようにとらえられていたが、いろんなところで疑問視する意見が多くなった。!!
夜、同僚議員から、「明日10時30分から、旧さくら野石巻店会議室で市民懇談会と市長が新庁舎議場問題で協議するから、議員も出席してほしい」と市庁舎推進室の職員から電話連絡があったという。確認すると連絡もまばらだ、私自身にはない。
本会議前に来て、舞台裏はドタバタ劇が演じられている。腰を据えた政策決定過程があってしかるべきではないか。!!!

■2008年12月1日(月) の日記
<<水面下の動きも活発化!!>>
AM9時、議運打ち合わせ。AM10時、平成20年第4回定例会議会運営委員会開会。市長提出議案、条例7件、補正予算13件、その他4件計24件。請願1件「最低賃金の大幅な引き上げと、全国一律最低賃金制度確立を国に求める意見書採択を求める請願」は産経教育委員会に付託、陳情2件「緑と水のふるさとを育む木材(地域材)のり活用に関する要望」と「平成21年度税制改正及び行財政改革に関する要望」の取扱については、全議員参考送付する事に決まった。
補正予算は、保育所及び学校施設等の燃料費や光熱水費、保育所低年齢児童の受け入れ枠拡大や放課後児童クラブの開設時間の延長等に係る賃金、個人住民税等各種制度改正に伴うシステム改修費、企業誘致条例助成金などを措置。広域行政事務組合の負担金の整理、職員の人事異動に伴う人件費の整理が主な内容だ。
新庁舎移転改修かかる関連予算案は、今日の議会運営委員会には提案されなかった。市長は記者会見で、追加議案とする考えを示したという。更に、市長の私的機関である「市庁舎利活用に係る市民懇談会(久我恵美子座長)」と議場について話し合いの場を持つ事を記者会見で述べたという。
夜、担当部の責任者から、市民懇談会のメンバーに対して「12月3日旧さくら野百貨店で午前10時30分から、市長から説明をしたい」との電話連絡を行っているようだ。この市民懇談会は10月8日土井市長に対して提言書を提出して終了。実質的には解散している。
今夜、議会の数会派は「割烹会議」を開催するなど、水面下での動きが活発化している。!!




日記帳(3) v1.02.00 エース