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ごとう兼位(かずひこ) ハート&ハート活動日記

― 活動内容を紹介します ー

このページは、石巻市議会議員 ごとう兼位(かずひこ)の活動日記です。
活動日記のほか、日々感じた事も話題に、少しずつですが紹介していきたいと思っています。

皆さんのご意見をお待ちしています。

■2009年11月30日(月) の日記
<<第4回定例会議会運営委員会>>
AM9時、市議会運営委員会打ち合わせ。
AM10時、第4回定例会議会運営委員会開会。付議事項は市長提出議案、条例8件、予算4件、その他7件の計19件。
請願は、市道(大瓜南境)の拡幅及び街路灯整備に関する請願他2件。尚、請願提出者が「請願・陳情提案者も委員会における発言に関する申し合わせ」の規定に基づき、今回、2件に関して委員会審査において、請願の願意・趣旨陳述のために委員会出席を希望している。これは初めてのケースとなる。
陳情は、6件でそのうち農業委員会の体制整備に関する要請と戸別所得保障制度に関する要請については、産経教育委員会に送付することが決まり、その他は全議員に参考回付することした。
会期日程については、12月3日から21日までの19日間とすることが決まった。
事務局から、議会基本条例検討に係る参考人候補者の人選について、長野基(もとき)氏(跡見女子学園大学選任講師)と日程調整している旨報告があった。
今回上程される165号議案石巻地区広域行政事務組合規約の変更について、その取り扱い方について多くの時間を費やした。
本来は即決議案だが、今日午後から石巻地区広域行政事務組合議会が開会され行政報告される予定だ。広域議会でまだ議論されていない段階で、本日の議運で即決することは出来ないとなり「保留」扱いに決まった。広域議会の推移を見て再度議運でその取り扱いを協議することとなった。説明責任の希薄さが混乱を招いたといえよう。
昼食をはさんで、グローバル石巻・会派会議。議運の報告とこれから開会される広域行政事務組合の規約変更について協議を行った。
同僚議員からは、「プルサーマル市民勉強会」の開催について防災対策課からの知らせが、議員のメールボックスに今日入っていることが確認できたが、開催日時は今日の午後1時でありその時間的な不手際を指摘する意見が多かった。市議会総合防災対策特別委員会委員には土曜日に電話連絡があったという。
これでは、議員の出席者も少ないのではないか危惧される。

■2009年11月29日(日) の日記
<<松扇流発表会>>
AM10時、松扇流第4回発表会が市民会館大ホールで開催された。松扇流家元松扇舞寿さんは、平成10年4月に「松扇流」を創流して以来、舞踊の道を研鑚している。発表会は3年ごとに行われており、今回も発表会の収益の一部を社会福祉に寄付ている。出演者は、日ごろの稽古の成果を満員状態の会場ステージで披露していた。
来賓として大森秀一議員と後藤兼位が祝辞を述べた。
今週、1日水道議会、3日市議会定例会がそれぞれ開会される。石巻地区広域行政組合事務局移転や医療法人の再生計画案に対する権利放棄等、急を要する議案等が審議される。

昨夜、村井嘉浩宮城県知事を囲んで「街づくりフォーラム」が市内で開催された。先般の知事選で圧倒的勝利を収めて再選された村井知事に対して、亀山石巻市長、阿部東松島市長をはじめ石巻地方の政界、経済界の出席者は、更なる県政の目が当地域に注がれることを期待した。

■2009年11月28日(土) の日記
<<国際支援地球村>>
AM10時、市内のホテルを会場に「NPO法人国際支援地球村」記念式典が開催された。
梶原理事長の開式の挨拶で、「石巻市には約1100人の定住外国人の方が暮らしている。子供たちから水産関連や各企業で働く大人まで幅広く、出身国もさまざまだ。日本で生活する上で、言葉の違いや文化の違い、生活環境の違いなど大きな壁に直面している場合がある。日本人と定住外国人がお互いに理解しあえる「多文化共生の理解と実現」を目標にNPO法人国際支援地球村を立ち上げた」ことを述べた。
祝辞の挨拶で亀山石巻市長は「ユニバーサルデザインのまちづくりを目指す」ことを述べ活動内容に敬意を表した。
休憩をはさんで、宮城学院女子大学国際文化学科J・Fモリス教授の「多文化共生社会を目指して」と題して基調講演が行われた。多文化共生社会を目指す重要な点は、「日本に同化させるのではなく、適応することができる施策が大切だ。」「早くから地域社会に受け入れることが、将来的コスト、社会的コストがかからない」と強調した。
祝宴に入り、参加者は多国籍料理を食べながら交流を深めた。

■2009年11月27日(金) の日記
<<「複眼的な視点」>>
PM2時、入札及び契約に関する特別委員会が開会。参考人として石巻広域管工事業協同組合、石巻電気事業協同組合の役員の皆さんとそれぞれ意見交換会を行った。
はじめに石巻広域管工事業協同組合阿部理事長他6名の皆さんから「石巻市の入札・契約制度の現状について」意見を伺った。質疑では、入札発注では専門業種としての取り扱い方について注文があった。施工実績を重視した入札を検討してほしいとの意見があった。
次に行われた石巻電気事業協同組合との意見交換では、田倉理事長はじめ3名の役員が出席。テーマである「石巻市の入札・契約制度の現状について」、地域限定の入札に感謝の意があった。又、業界として相互牽制は大変うれしいとの意見があった。しかし、入札内訳書において数量等が出されていない現状に不満の意見があった。それに対して、委員全員が驚きを隠せなかった。
今回2団体について意見交換会を行ったが、地域経済の疲弊に伴う会社経営の大変厳しい現状が把握できた。入札制度の改革によって少しでも地域経済活性化に寄与できればと考える。
さらに、「相互牽制」に関しても、業種によってその評価は大きく違うなど、制度の改革において「複眼的な視点」を忘れてはならないものと思料する。
委員会終了後、4時半過ぎから、正副議長、正副議運委員長に対する12月定例会提出議案説明があった。

■2009年11月26日(木) の日記
<<歴史は繰り返す>>
石巻地区広域行政事務組合の事務局機能を石巻クリーンセンターに移転する考えが地元紙で大きく報道された。
同僚議員から、色々問い合わせや意見が寄せられている。
庁舎の位置を変更する規約案件が12月市議会に提案されるであろうが、これまで石巻市議会では河北総合支所を移転先にすべきという意見が大きかった。河北総合支所を利用する事は、まちの活性化にもつながり、旧町議会議場をも活用できる。
今回の唐突な決定に関して、その説明責任が求められる。
石巻ルネッサンス館に、14年同組合が移転するとき、石巻市議会は規約変更案で紛糾した。入居するときもさることながら出るときも穏やかには行かないのか。歴史は繰り返す。
夜、ウエスタン経済研究クラブ月例会に出席。

■2009年11月25日(水) の日記
<<波紋>>
今日、仙台弁護士会の須田晶子弁護士が市議会を訪れて、「改正貸金業法の早期完全施行等を求める請願書」が提出された。
提出に先立って、その内容等について各会派の代表に説明があった。
平成18年12月に改正貸金業法が成立し、来年6月までに完全施行される予定となっているが、ここにきて、消費者金融の契約数の減少や、資金調達が制限された中小企業の倒産という背景の中で、完全施行の延期や貸金業者に対する規制緩和を求める論調が出てきている。このような状況下で、改正貸金業法を早期・遅くとも本年12月までに完全施行することを求める意見書を国に
提出することを求めるものだ。
昨日から話題となってる、石巻地区広域行政事務組合の事務所の移転問題は、大きな波紋を投げかけている。
手続き、根回し等を欠いた説明責任の不足が波紋を大きくしている。
故事に『天を仰いで唾す』とある。自分の唾を天に向かって吐いたら、その唾は自分の顔に降りかかってくる。同じように、他人に危害や損害を加えようとして、かえって自分がひどい害を受けることのたとえだ。役所内や世間に自分の唾を天に向かって吐き散らしているやからがいる。その姿は狼少年か、いや狼中年だ。

■2009年11月24日(火) の日記
<<臨時会>>
AM9時、石巻商業高校(若山校長)と石巻専修大(坂田学長)と関係団体、石巻市南境地区、大瓜棚橋地区住民の代表者が「市道・大瓜南境線の拡幅及び街路灯整備に関する請願書」通学路の拡幅と街路灯の設置を石巻市議会に提出。亀山市長にも同様の内容を要望した。
私も、石商OBとして請願の紹介議員として署名、若山校長、坂田学長、関係者と亀山市長、阿部議長に対して請願提出に同席した。
AM10時30分、正副議長、正副議運委員長に対する新庁舎建設に関する説明を受けた。
PM1時、平成21年第9回石巻市議会・臨時会開会。
人事院勧告に伴い特別職と一般職員の給料、期末手当を12月に引き下げる条例等市長提出議案条例2件、補正予算10件、その他1件合計13件を可決した。また議員提案として市議会議員の報酬、期末手当てを引き下げる条例を提案し可決した。
石巻地区広域行政事務組合視聴覚教材センターの移行について質疑があり、市行財政の効果として約11,600千円の削減効果があり、機能効果があるとの答弁があった。教育委員会の武山委員長がはじめて登壇した。これからも、機会あるごとに議会への出席が望まれる。
本会議終了後、まちづくり活性化検討委員会が開会。
来年1月末に計画申請する、中心市街地活性化基本計画の素案が説明された。
夜、同僚と反省会。その中で、石巻地区広域行政組合の事務所移転について話題が沸騰。議長に対する説明責任の欠如に対して議論。

■2009年11月23日(月) の日記
<<「無駄な歳出の削減」>>
民主党政権の事業仕訳作業により「無駄な歳出の削減」が大きな話題となっている。
政府の借金残高はおおよそ800兆円、それを一般家庭に換算すると1,500万円を超える。先進諸国の中では最悪の状況だ。
「無駄な歳出は削減」することは重要だが、今仕訳作業をしてその無駄を無くしたときに、果たして政府の借金残高はいくら減るのか。
「歳出の無駄を無くすことを唱えてるだけでは、単に増税を先延ばしする口実になってしまう」のではないかといわれるが、重要なのは、無駄な歳出削減と増税とのセット論でなければ意味がないのではないか。そのコンセンサスを如何に図るのかが大切だ。
今のままでは、次世代に借金の繰延をするだけだ。果たしてそれが許されるのか。疑問だ。

■2009年11月22日(日) の日記
<<デフレ宣言>>
今日は、好い夫婦の日だというが、珍しく我が夫婦もファミレスで遅い昼食を取った。
驚くのは各メニュー品の価格だ。その安さに改めて驚いた。
政府は、20日発表した11月月例経済報告で、日本経済は物価が長期的下落するデフレーションに陥ったと宣言した。3年5ヶ月ぶりのデフレ状態にあるというが、ファミレスに入っても、スーパーに入っても格安の品が多いのには驚く。
不況の長期化が懸念されるとき、市政は来年度予算編成作業で忙しいが、新産業創造政策等たじろがずに石巻版経済成長戦略を実践すべきだ。

■2009年11月21日(土) の日記
<<市政功労者表彰式>>
PM2時、平成21年度石巻市市政功労者表彰式が河北総合センター ビッグバンを会場に挙行された。自治功労をはじめ個人が78名、芸術文化功労等2団体が表彰された。
下釜第一町内会の伊藤誠七・衛生部長が多年にわたり町内会役員として、市政の振興に寄与された事により表彰された。
また、昭和57年12月に設立された石巻オペラ「河童の会」が、多年にわたり地域音楽活動の普及と後進の指導育成にあたり、音楽文化の進行に寄与した事が評価され芸術文化功労の表彰があった。
市議会を代表して阿部仁州議長が祝辞を述べた。その後来賓紹介として壇上にいた各県会議員、各常任委員会委員長が紹介され私も議会運営委員会委員長として紹介されたが、会場の一般席に出席していた同僚議員の紹介がなかったのには違和感を感じた。
更に壇上にいた綿引教育長、柴山監査委員の紹介もなかった。
紹介に長時間かかるわけでもないので、今後は紹介すべきだ。

■2009年11月20日(金) の日記
<<民営化に疑問>>
小泉政権によって強行された郵政民営化が抜本的な見直しの時を迎えている。
民営化によって、国民、利用者の利便性が批判されているが、明らかに低下していることを今日改めて実感した。その対応の悪さには憤慨する。
よく、4分社化と郵貯・かんぽの売却によって、地方の過疎地や離島の住民等や、高齢者を大事にしてきた郵便局ネットワークが危機的状況となっているとの批判があるが、それは的を得ているのではないか。
ひとつの郵便局内に、4分社化した組織が共存できていない。それよりも民営化により官僚化した融通の利かない組織が構築されたといえる。 利用者の視点に立って郵政民営化の問題点の監視・検証を進めることが必要だ。

11月5日の石巻市議会臨時会で、新型インフルエンザワクチン接種費用助成金などを盛り込んだ一般会計補正予算を審議した際に、「今回の公費助成による優先接種対象者で子供1歳から小学3年生と限定している点に対して、小学校全学年と中高校生にも補助を拡大すべきだ」と指摘したが、先日、共産党市議団がワクチン接種の助成拡大を市に要請したことが地元紙に掲載されていた。タイムリーな要請だ。特に中学生は受験シーズンを迎える。早急な対応が求められる。

■2009年11月19日(木) の日記
<<驚きの指摘>>
昨日の、市議会・入札及び契約に関する特別委員会と石巻地区文具協会との意見交換会で「石巻市の入札・契約制度の現状について」大変興味深い事実が明らかになった。
特に10月下旬にあった新庁舎に関する備品の入札の実態が各議員に驚きをもたらした。
質疑で、製品仕様や品質保証等において明確でなかったことや、入札に関する質問に対して、その回答書を見ても「安ければいいという考えでの入札だ」という指摘があった。それを見た委員からは「本当に大丈夫か」という疑問の声が出た。
地元企業に対する発注でも、地元企業を装うペーパー企業が市の入札参加業者登録を行い。落札契約している事実が指摘された。登録制度の抜け道であり、「入札参加業者を入札前に事前審査すべきだ」と指摘があった。機械的な入札方法では問題がある。
物品調達に関する入札での「相互牽制」方法に関しては、「建設業に配慮した制度だと思が、物品販売に適用すると競争性が薄まる」との指摘があった。実際、パソコンの入札では、4本出たが最後の入札では1社しか参加しなかったという。
現在、市の物品調達に関しては、企業のランク付けがない、国ではランク付けがある。今後、改善する余地がある。

■2009年11月18日(水) の日記
<<不満続出>>
AM10時、市議会運営委員会開会。付議事項は、特別職と一般職員の給料と期末手当の引き下げに伴う条例改正、石巻地区広域行政事務組合の「視聴覚教材センター」の事務の変更及び規約変更による条例外議案、補正予算など13議案が提案された。また市議会議員の報酬引き下げに関しては、議員提案で実施される。
臨時会は24日に開会され、前例に倣い委員会付託を省略し会期は1日間とすることが決まった。
PM2時30分から、入札及び契約に関する特別委員会が開会され、参考人として石巻地区文具協会の大河原淳会長と及川茂夫事務局長の出席をいただき、市の物品調達に関する入札等の意見交換を行った。
入札方法に対して不満が相次いだ。製品仕様書が明確でない。メーカー指定の方法や品質保証の裏付け等不明確との指摘があり、議員の間でも、当局の担当者の製品知識等に疑問が噴出する結果となった。

■2009年11月17日(火) の日記
<<議案説明>>
AM10時、市議会第9回臨時会提出議案について、正副議長、正副議会運営委員会委員長に対する当局からの説明があった。
市長提出議案は、条例が2件、補正予算10件その他条例外議案1件の計13件が付議される。
条例外議案に関連して、石巻市教育委員会委員長の臨時議会への出席要請をすることが決まった。
これまで、教育委員会委員長の議会への出席はあまり例がなく、前回は昭和42年にさかのぼる。
教育委員の人事案件では議会承認されるものの、その姿があまり見えない。今回を機会に議会での説明や質疑の活発化が求められる。

■2009年11月16日(月) の日記
<<『ま心の会』2日目>>
『ま心の会』移動報告会2日目、AM10時に宿泊先のホテルを出発、「古関裕而記念館」を見学した。「メタセコイア」の並木が黄葉してきれいな記念館に入ると古関メロディが流れて、くつろぎの気分をかもし出してくれる。
次の見学場所は、県立あづま総合運動公園内に昭和57年開園した、福島市「民家園」だ。敷地面積約11万uの園内に江戸時代中期から明治時代中期にかけての福島県北地方の民家を中心に会津地方の民家等を移築復元、当時の生活環境を知る事が出来、心のふるさとを感じる。
一堂に会して昼食、一部積雪のある山々、紅葉の里山を見ながら一路帰石へ。

■2009年11月15日(日) の日記
<<『ま心の会』>>
AM10時、第7回『ま心の会』移動報告会開催にあたり、事務所に集合、3台のバスに分乗して開催地福島へ出発した。
天候にも恵まれ、途中ビール工場を見学して午後2時にはホテルに到着し、早速移動報告会を行った。市政が抱える財政的な問題を中心に、石巻市の市政運営のあり方等を報告した。
夕方には懇親会が和気あいあいと開催され会員の親睦が深まった。

■2009年11月14日(土) の日記
<<噂>>
PM6時、石巻商業高校同窓会・反省会。同窓会役員、担当年次役員による平成21年度総会の反省会に出席。
来年の市議選に出馬するという噂の人にあった。しかし、周りの人はそれを否定。選挙戦が近づくに従い、それらしき噂が飛び交うものだ。
明日から2日間、第7回目の「ま心の会」移動報告会が開催される。今日はその準備作業を行う。

■2009年11月13日(金) の日記
<<『分権時代の地方議会』>>
PM1時30分、石巻文化センターを会場に第1回「石巻広域圏議員研修会」が開催された。
石巻広域圏議員会会長の阿部仁州石巻市議会議長の開会の挨拶の後、講演が始まった。
講師として地方議会研究会代表の野村稔氏(元全国都道府県議会議長会議事調査部長)を迎え『分権時代の地方議会』〜これからの地方議会・議員のあり方〜と題して研修が行われた。
多くの著書をがある野村氏、実践に培われた話とユニークな弁舌に、居眠りが得意な議員諸氏ではあるが参加者は真剣に聞き入っていた。
PM7時、石巻市立大街道小学校開校30周年記念祝賀会に出席。
同校は、昭和55年4月の開校以来、地域ぐるみで築き上げてきた歴史がる。当初は、門脇小学校と釜小学校の子供たちが大街道小学校の新校舎であって、今日30年を迎えた歴史的意義がある。

■2009年11月12日(木) の日記
<<防災訓練>>
PM6時30分、釜会館防災訓練が実施された。
消防署員の指導のもと、消火器の使用方法の説明と実践を行う。
実際に災害が発生した場合において、迅速かつ的確な災害対策を行うことが重要だが、それができるかどうかは、ひとえにそれを実際に行う人の資質による。
訓練を行うことによる資質の向上が大きいといえる。

■2009年11月11日(水) の日記
<<「生きがいづくり」>>
今日の石巻日々新聞に、8日、9日に開催した下釜第一町内会『文化展』の記事が掲載された。
当日は日本茶やトン汁の無料サービスなどを実施。町内会以外の見学者も多かった。
町内会会員の趣味の発表の場として、文化展を機会に町内のコミュニケーションがより活発化することを期待したい。
会場では、女性部が5月に開催した趣味の講座「山野そうを育てる」に参加した会員の作品が目を引いた。
今後も、町内会活動で「趣味の講座」等を通じて作品展示を実施する事が理想だ。「生きがいづくり」を町内会活動の命題としたい。

■2009年11月10日(火) の日記
<<『悪事身にとまる』>>
『悪事身にとまる』という故事がある。人を陥れようとして犯す悪事は、はね返って結局わが身に禍をもたらすという。
悪言を自転車に乗って巻き散らかして歩く輩がいる。

■2009年11月9日(月) の日記
<<台無し>>
パソコンが1台故障してしまい、見てもらったが修理代金が高額になるとのことであきらめた。データは確保するも、ソフトは台無し、愛着のあるものだったので実に悲しい。
データの保存管理に注意しなければ、リスク管理の重要性を思い知らされた。
中央公民館の駐車場で元上司とあった。退任後は、趣味に没頭している様子であった。自分にあった生きがいを持ち、健康で長生きできる幸せが大切だと教えられる。

■2009年11月8日(日) の日記
<<『片手で錐は揉まれぬ』>>
『片手で錐は揉まれぬ』と言う故事がある。物事を成功するためには、力を合わせることが必要である事。協力の大切さを言うが。
下釜第一町内会「第4回文化展」が釜会館を会場に昨日から2日間開催されたが、町内会役員、地域住民の協力がなければ成功するものではない。出展する人、見学する人、それぞれの参加意識と協力によって成功するものと考える。

■2009年11月7日(土) の日記
<<「第4回文化展」開催>>
AM9時から下釜第一町内会主催の「第4回文化展」の準備作業を行う。町内会会員の作品が釜会館に搬入され、役員が協力して午後1時からの開催に向け手際よく作業を行う。
明日は午前9時から午後3時まで展示される。また、女性部によるの日本茶の無料サービスや、育成部の皆さんによるトン汁無料サービスが行われる。多くの皆さんのご来場を期待したい。

■2009年11月6日(金) の日記
<<議員親睦パークゴルフ大会>>
AM10時から、石巻地区2市1町議会議員親睦パークゴルフ大会がかなんパークゴルフ場で開催され29人が参加、女川町議会は全員が行政視察のため欠席した。
天候にも恵まれ、参加者はスポーツを通じて議員相互の親睦が深まったものと理解する。

■2009年11月5日(木) の日記
<<日中友好>>
AM10時、石巻文化センターで「日中友好書画展」開幕式が行われ出席した。
石巻市と中国温州市との友好都市締結25周年記念行事だ。
夜は場所を市内のホテルに移して、記念式典及び祝賀会が開催され出席した。
記念行事には、温州市から温州市副市長他政府代表団及び温州市書画代表団の方々が出席、更なる友好を誓った。
PM1時、石巻市議会臨時会開会。新型インフルエンザワクチン接種費用助成金などを盛り込んだ一般会計補正予算を可決した。
今回の公費助成による優先接種対象者で子供1歳から小学3年生と限定している点に対して、小学校全学年と中高校生にも補助を拡大すべきだと指摘した。
なぜなら、教育の現場では、学芸会や文化祭等学校行事が中止となりその影響は大きい。更に、学校から地域社会への感染拡大が懸念される。その感染防止の観点からも補助拡大が必要と考える。これに対して亀山市長は「財政事情もあり助成対象の線を何処に引くかは難しい問題だ。受験生に対する対応策もあり、今後の動向を見極めて対応したい」旨答弁があった。助成拡大に対して前向きな答弁と捉えたい。

■2009年11月4日(水) の日記
<<隔たり>>
市議会運営委員会で議論している「議会基本条例」について、議会改革の各会派の考えは総論では賛成、各論で隔たりが見られるのが現状だ。
特に温度差が見られるのは、市民に対する議会報告会の開催と「反問権」に関してと言える。
地方分権の時代を向え地方自治体の権限が拡大する。時代背景の中で、二元代表制で意思決定機関としての地方議会の役割は今後更に重要だ。
それを見据えて「議会基本条例の制定」が急がれる。

■2009年11月3日(火) の日記
<<斟酌すべきもの>>
昨日の入札及び契約に関する特別委員会と石巻市災害防止連絡協議会との意見交換会で、先の台風18号に対する対応の実態ついて説明があった。
災害時における協力関係の重要性と本復旧時における工事発注のあり方について、その社会的貢献と地域貢献の斟酌を考慮すべき入札方法が必要だと考える。
午後、古藤野家葬儀並びに告別式に参列。

■2009年11月2日(月) の日記
<<入札改革>>
AM9時30分、入札及び契約に関する特別委員会開会開会され、石巻市災害防止連絡協議会(7人出席)との意見交換会を行った。
同協議会の大槻会長(二ツ山建設社長)は挨拶の中で「建設業界は「負け組み」である。公共事業は、毎年3%減少、来年度公共事業は14%カットされる状況である。「雇用を維持」する為業界各社は必死に頑張っている。協議会は、災害防止に努め、また、社会的貢献では各行事等において地域での後方支援を行っている。」と述べた。
建設業界の厳しい現状が伝わってくる。出席者から、各地域の厳しい現状と要望が述べられた。
主なものとして、予定価格の引き上げ、設計額における一般管理費相当額に係る係数の引き上げにおいて、一般管理費の実勢を踏まえてほしいと強く求められた。また情報公開の開示に関して設計内訳項目の金額の開示が、宮城県と比較しても非開示部分がかなり多いという。情報開示に関しての担当部局の姿勢に問題がないのか懸念される。
適正な利潤が得られていない現状が伝わってくる。相対的な原価の引き上げ等研究すべき問題を把握できた。
次回委員会は契約等に関して、文具協会等と意見交換会を開催する事を決めた。
夜、市議会議員会主催の北村副市長を囲んでの就任歓迎会が開催された。欠席議員は5人。和気あいあいの歓迎会だったが、終了間際に1人の議員が、意味不明にわめき散らし酒に飲まれていた。

■2009年11月1日(日) の日記
<<『虎口を脱す』>>
故事に『虎口を脱す』とある。恐ろしいトラの口元から逃れ出る。大きな危機を切り抜けることのたとえだが、伊豆諸島の八丈島沖で遭難した第1幸福丸から奇跡的に生還した乗組員3人と、その救助にあたった第3管区海上保安本部の潜水士6人の活躍には感動した。海上保安庁の潜水士を描いた映画「海猿」があったが、転覆漁船の3人を虎口から海猿がすくった。
しかし、今日的な漁業が抱える、魚価が低い、漁獲が減少し危険を冒しても出漁しなければならない背景があるのではないか懸念される。
明日午前中に、市議会入札及び契約に関する特別委員会が開会され、石巻市災害防止連絡協議会との意見交換会がある。主な内容は「石巻市の入札制度の現状について」意見を聞く。




日記帳(3) v1.02.00 エース