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ごとう兼位(かずひこ) ハート&ハート活動日記

― 活動内容を紹介します ー

このページは、石巻市議会議員 ごとう兼位(かずひこ)の活動日記です。
活動日記のほか、日々感じた事も話題に、少しずつですが紹介していきたいと思っています。

皆さんのご意見をお待ちしています。

■2012年10月31日(水) の日記
<<造成工事>>
AM10時、市議会運営委員会。付議事項は市長提出議案、補正予算2件、その他工事請負契約締結について2件、計4件。
補正予算は、宮城県雇用創出基金事業の追加実施に伴う震災等緊急雇用対策事業費を増額、ICT活用人財育成支援事業(雇用予定者数110人)1億11,600千円を措置。水産物地方卸売市場災害復旧費では、東日本大震災により被災した事業用備品購入費1億62,330千円を措置した。
工事請負契約締結に関する議案では、新蛇田地区土地区画整理事業宅地造成工事契約金13億3,050千円が提案された。防災集団移転事業に伴う宅地造成工事だ。一日も早い分譲が求められる。臨時議会の日程は11月2日開会する。

■2012年10月27日(土) の日記
<<石商同窓会総会>>
夜、宮城県石巻商業高等学校同窓会総会が市内のホテルで開催された。
我々卒業次は当番幹事で、諸々の雑用に対応した。
昨年は創立100周年だったが、東日本大震災により恒例の同窓会総会も中止となるなど寂しい年だった。
その後遺症は続いているのか参加者は例年と比較し少ない。

■2012年10月26日(金) の日記
<<名物質問>>
松山空港から伊丹空港経由で仙台空港に夕方到着。
すぐに、故松川惠一議員の通夜式に参列した。
多くの参列者は、元気で活躍していた故人の在りし日に思いをはせていた。
惠ちゃんの一般質問の名物「湊の諸課題」が聞けなくなった。

■2012年10月25日(木) の日記
<<水道企業団研修視察・松山>>
広島港から高速船・スーパージェットで松山観光港へ。午後、松山市公営企業局水道管路管理センター研修視察を行う。
松山市公営企業局 津吉管理部長の歓迎のあいさつに対して、当企業団議長が挨拶。「3つの感謝」を述べていたが、昨日は「2つの感謝」だった。先日、いしのまき大漁祭りで市長代理の副市長が「みなさんに3つの感謝」を述べたが、コピーしたような挨拶だった。
研修視察事項は「水道事業経営について」、「経営効率化について」、「防災対策の取り組み等について」、また、水道管路管理センターの現場視察も行った。
同センターは、災害時に応急給水や応急復旧などの活動拠点としての役割を担う建物で、マッピングシステム室を有するなど「水道版防災センター」として整備されたものだ。
両市とも積極的に民間等に業務委託するなど経営の効率化を断行している。やれるところから見習うべきものがある。

■2012年10月24日(水) の日記
<<水道企業団視察・広島>>
飛行機、新幹線を乗り継ぎ、広島に到着。午後2時30分から広島市水道局研修視察を行う。
研修視察では、広島市水道局野口財務課長から「水道事業の概要説明・経営の効率化等について」、楾企画総務課長から「防災対策の取り組み等について」、住田営業課長から「引っ越しお客様受付センターの概要について」詳しむ説明を受けた。
引っ越しお客様受付センターの現地視察を行った、センターの運営は公募型プロポーザル方式による民間委託で、年間電話受付件数は、80,960件(H23年度実績)で電話受付時間延長によりお客様サービスの向上、職員の事務の効率化が図られたが、簡易な問合せ以外の場合は、職員への対応を引き継ぎしなければならず、お客様へ即時の対応ができないデメリットもあるという。

■2012年10月23日(火) の日記
<<「千里の行も足下より始まる」>>
復興へ向けて、住宅や事務所の新築等の息吹が聞こえてきた。一日も早い復興を願っている多くの市民にとって、心地よいものだ。
故事に、「千里の行も足下より始まる」とある。千里を隔てる土地への旅も、まずは最初の一歩が出発点である。どのような事柄でも一挙に成果が得られるものではなく、初めから順を追って着実に進めなければならないことのたとえだ、着実に一歩前進することが重要だ。

■2012年10月22日(月) の日記
AM10時、市議会広報公聴委員会が行われ、議会報告会を来月15日をかわきりに4日間開催する事を決めた。議員が4班にわかれて実施される。
夜、釜大街道町内会連合会会長会議が開催された。
会議では、大半の町内会が会費を徴収していない。行事も実施出来ないでいる状態が報告された。
更に、高盛土道路が出来ない状態では、住宅の再建を多くの住民が躊躇していることが、問題提起されたななか。進まない復興に苛立ちの声が聞こえた。

■2012年10月21日(日) の日記
<<大漁祭り>>
AM8時40分から、サン・ファンパークを会場に「第23回いしのまき大漁まつり」が2年ぶりに開催された。
昨年の東日本大震災から水産都市石巻の水産業の復興を図る目的として、意義深いものがある。
水産加工品販売の出店が賑わっていた。改めて高度な技術で作られた水産加工品の多さに驚いた。

■2012年10月20日(土) の日記
<<地域交流祭>>
AM10時、「石巻祥心会地域交流祭」が上釜のひたかみ園で開催された。地域交流祭は、「地域で暮らす障害者の自立と社会参加を目的」に、「障害者福祉への理解を深めながら共に支えあう社会づくりをめざし地域交流を図る」目的で開催されている。後援会の皆さんや各ボランティア団体の皆さんが協力してお祭りを盛り上げていた。
特設ステージでは、青葉中学校のブラスバンドや笑遊会のはねこ踊りなど多彩な催しが続いた。

■2012年10月19日(金) の日記
<<松川節>>
福岡空港から岐路につく途中、「松川惠一議員の急逝の知らせ」に驚く。体調不良で行政視察を欠席したいたが・・・
一般質問で、松川節「湊地区の諸課題」を議論している姿が、走馬灯のように浮かんでは消える。

■2012年10月18日(木) の日記
<<滑稽な役回り>>
視察2日目、熊本駅から九州新幹線で博多へ、筑肥線で筑前前原駅に到着。福岡県糸島市行政視察を行う。視察項目は企業誘致、マリーナ整備について。プレジャーボート等の保管及び管理を行っている、志摩海洋センターの現地視察を行った。
「継続審査」で混乱した市立病院再建関連予算の、議会内での滑稽な役回りが見えてきた。

■2012年10月17日(水) の日記
<研修中にバトル>
産業建設常任委員会の行政視察で、熊本県宇城市を訪問した。高潮災害からの復興と水田の除塩(熊本方式)について研修した。
各委員会も視察中だが、総務企画委員会の視察では、研修中に情報公開制度に関して、一部議員が同僚議員に暴言、バトルとなった。受け入れ先の職員は大変驚いた様子だったという。

■2012年10月16日(火) の日記
<<上釜ふれあい広場で再開>>
14日、上釜ふれあい広場で再開セレモニーが開催され、上釜町内会の運動会も行われた。同広場は、平成17年11月に開設され、人工芝のサッカー場、野球場などを備えた広さ約3万2千平方メートルの多目的広場だ。開設されるまで同地域には不快施設が設置されていたが、ふれあい広場が建設され同町内会のコミュニテーの場として親しまれていた。
しかし、昨年の東日本大震災の大津波で被災した犠牲者約200人の仮埋葬地と遺体安置所として使用された。当時は人工芝がはがされ、異様な光景が見られた。
しかし、復旧工事が完成し今月初めから使用できるようになった。今後、各方面からの桜の木の植樹が計画されており、スポーツと花見の名所となることが期待される。

■2012年10月15日(月) の日記
<<問題解決へ向けて>>
昨日の臨時議会で、市立病院の移転新築の基本設計・実施設計予算2億2000万円が19対10の賛成多数で可決されたが、それぞれの議員の判断は、(賛成)・高橋誠志、阿部仁洲、西條正昭、後藤兼位、千葉眞良、阿部正敏、堀川禎則、山口壮一郎、高橋栄一、青山久栄、大森秀一、阿部政昭、伊藤啓二、渡辺拓朗、櫻田聖子、庄司慈明、水澤冨士江、森山行輝、石森市雄議員以上19名。
(反対)阿部欣一郎、安倍太郎、丹野清、阿部久一、長倉利一、千田直人、阿部純孝、遠藤宏昭、高橋左文、黒須光男議員以上10名。
出席議員29人、議長と欠席の松川惠一議員を除く。
そもそも、3月定例会で、石巻駅前駐車場への移転新築を前提とする予算案を全会一致で可決したにもかかわらず、今回反対した議員を中心に、建設地を別な場所に練り直しを求める付帯決議が提出され可決された。混乱の原因が発生。
しかし、東日本大震災発生後、石巻赤十字病院に患者が集中し、石巻地域医療圏は異常な状態になっており、多くの市民は一日も早い市立病院の再建を望んでいる状態だ。
地域医療の機能低下と崩壊を食い止め、早期開院に向けて諸問題を解決し地域医療の充実を達成することが議会に求められていると思料する。

■2012年10月14日(日) の日記
<<市立病院再生へ一歩>>
PM1時、平成24年石巻市議会第5回臨時会開会。議案は、
平成24年度石巻市病院事業会計補正予算(第2号)、工事請負契約等計6件。
注目は、市立病院再建に向けての補正予算審議だ。付託された保健福祉委員会では先に全会一致で可決したが、それ以降2つの会派と議会幹部を中心とした委員会への再付託の画策が水面下で行われていた。
本会議では、渡辺委員長から委員会での継続審議内容が報告され、慎重に審議され、採決の結果全会一致で可決したことが報告された。
その後、委員長報告への質疑に入り、黒須議員が渡辺委員長に質問、かみ合わない場面が多く見られた。
採決に入ろうとしていたとき、阿部純孝議員から動議の声あり。フロンティア石巻、ニュー石巻の一部議員が「賛成」「賛成」と意気込んでいたが、動議の内容も聞かないのに、「賛成」とはこれまでにもない珍事だ。
阿部純孝議員は「審査について十分に議論が尽くされていないことから保健福祉委員会への再付託の上閉会中の継続審査とする」ようにと内容だ。
すぐさま、暫時休憩し議会運営委員会が開かれた。一部議員からは、継続審議と新たな委員会を設置しようとの画策が見え隠れしたが、「ルールに則って動議の可否、委員長報告の内容の可否を粛々決めるべきだ」との声が大勢だ。
本会議が再開され、阿部純孝議員の継続審査動議は、賛成12(ニュー石巻、フロンティア石巻、無会派議員2人)反対17(グローバル石巻、新世紀クラブ、明心会、公明会、日本共産党石巻市議団)で否決された。
続いて、病院事業会計補正予算は、賛成19(グローバル石巻、新世紀クラブ、明心会、公明会、日本共産党石巻市議団)、反対10(ニュー石巻、フロンティア石巻、無会派議員2人)で可決された。採決で珍事が、保健福祉委員会所属の森山、石森議員が継続審査の動議に賛成。その後、補正予算には賛成との態度を示した。

■2012年10月13日(土) の日記
<<再建なるか>>
明日、午後1時から市議会臨時会が開会。市立病院の再建に向けて基本設計・実施設計を盛り込んだ病院事業会計補正予算案2億2,000万円が審議される。
1日の保健福祉委員会では全会一致で可決されているが、2会派と議会幹部では継続審議を求める声があり、明日の本会議で可決されるかどうか注目される。
しかし、悠長に構えてはいられない。ことは市民の生命にかかわる問題である。早く予算を可決して本格的な再建をする必要がある。

■2012年10月8日(月) の日記
<<しわ寄せ>>
市立病院再建について、保健福祉委員会で全会一致で可決されているが市議会議員の一部は、「継続審議にする」と意気込んでいる。旧町出身議員は、本音は旧町に建設。政争の具として利用する議員もおれば、入り乱れての狂想曲となっている。しわ寄せは、弱者の市民に襲いかかる。
「いい加減にしてくれ」という市民の声が本質に迫る。

■2012年10月4日(木) の日記
<<免責特権>>
東日本大震災復興特別委員会における発言で、建設会社社長から名誉棄損で訴えられているK議員、E議員の第1回裁判が今日行われた。
地方議員には、国会議員と異なり憲法第51条の免責特権が認められていない。2人の議員の発言に対し司法の判断が注目される。

■2012年10月3日(水) の日記
<<反対妨害>>
市立病院再建に向けて動き出そうとしているが、先日の委員会決議をひっくり返そうと策謀している輩がいる。
東日本大震災の最大被災地の市立病院の再建。その再建に論理なき反対妨害を繰り返しては、そのしわ寄せは市民に行く。弱者の視点に立脚した判断が求められる。
それでなくても、地元紙では、「単に市民の不安をあおっただけ」と指摘され「わかりにくい議会の姿」と批判されている。保健福祉委員会の継続審査から一転、全会一致での可決の判断は重い。

■2012年10月2日(火) の日記
<<『無理が通れば道理引っ込む』>>
昨日、市議会保健福祉委員会で継続審査となっていた石巻市立病院事業会計補正予算が、全会一致で原案可決された。
継続審査から一転可決されたことに対して色々な疑問が問いかけられる。わかりにくい議会運営に対しての疑問も指摘される。政争の具となっているところにその原因はある。
故事に『無理が通れば道理引っ込む』とあるが、筋の通らない無理が我が物顔で通用する世の中では、筋の通った道理は行われなくなるということだ。

■2012年10月1日(月) の日記
<<全会一致で可決>>
9月定例議会で一部議員が「継続審議」と政争の具としていた、市立病院基本設計・実施設計関連補正予算2億2000万円が、今日、保健福祉委員会で全会一致で可決された。
審議中に、I議員に対して他の会派の幹事長から「継続審査に持ち込め」とのメモが入るなど、緊迫した状態だったが、結果として「全会一致で可決」した。
東日本大震災後、地域医療の崩壊寸前状態を一日も早く改善しなければならない。市立病院の再建は、弱者の視点に立った最善の施策だ。

 




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