2011年10月分 前月へ 次月へ [HOME]

ごとう兼位(かずひこ) ハート&ハート活動日記

― 活動内容を紹介します ー

このページは、石巻市議会議員 ごとう兼位(かずひこ)の活動日記です。
活動日記のほか、日々感じた事も話題に、少しずつですが紹介していきたいと思っています。

皆さんのご意見をお待ちしています。

■2011年10月24日(月) の日記
<<「最速復興」>>
11月4日告示の県議選は、『震災選挙』の様相を色濃くしている。東日本大震災により延期されているが、自民党元議員の斉藤正美氏が、無所属で立候補することになった。選挙戦を控えての政治状況は一変した。
「最速復興」を目指し、震災からの復興に尽力したいとの決意を表明している。

■2011年10月23日(日) の日記
<<母子像>>
AM10時30分、「大川小学校供養母子像除幕式」が大川小学校前で行われた。
74人が死亡、今も4人の児童、1人の教職員が行方不明だ。犠牲者の慰霊を願う母子像は、子供を腕で抱いた母親の慈悲深い姿で、滑らかな石の曲線美が印象深い。作者は、山梨県の彫刻家浜田昭三さんで、報道で大川小学校の被害を知って半年かけて製作、寄贈された。
平和な日常の営みがあった、釜谷地区の風景が忽然と消えたことに大津波の猛威を見せつけられた。

■2011年10月22日(土) の日記
<<犠牲者>>
東日本だ震災の死者は21日現在、警察庁のまとめで、宮城県は9,494人、行方不明者数は2,026人となっている。犠牲者の葬儀告別式が7か月を過ぎた今日もいまだ続いている。
背景には、行方不明で発見されないことや葬祭会館等の確保ができない等、遺族にとって見通しのつかない状況が続いている。

■2011年10月21日(金) の日記
<<県議選>>
11月4日告示、13日投票の県議選石巻・牡鹿選挙区(定数5)の各候補予定者の動きが活発化して来た。
新人の三浦一敏前市議は、今夜グランドホテルを会場に演説会を開催約700人が参加した。
告示日まで、政治状況がどのように変動していくのか今後注目される。

■2011年10月20日(木) の日記
<<(財)台湾佛教慈濟基金会>>
今日から(財)台湾佛教慈濟基金会が、東日本大震災で、住んでいた住宅が全壊・大規模半壊・半壊の世帯に対し、家族人数に応じて1世帯当たり3から7万円の住宅被害見舞金を支給している。各地区ごとに期日および場所決められての支給となる。釜・大街道地区は、今日明日と渡小体育館での支給だ。土日は、石巻広域クリーンセンターと場所を移す。
渡小体育館周辺は車があふれ、体育館の入り口ではあまりの人でごった返していた

■2011年10月19日(水) の日記
<<活気を取り戻す>>
石巻地方の復興に向けてのカギは、できるだけ早く水産業と農業を復興させることだ。特に水産業の復興はその関連業界、すそ野が広いことだ。
魚と加工場が動き出せば、モノ、金が動く。水産業を元気にすれば、地域が元気を取り戻す。そのためには必要なことを急ぐことが重要だ。
浜では、沿岸漁業の漁業権を企業が漁協と同じように取得できる宮城県村井知事が提唱推進する「水産業復興特区」の行方が注目される。浜に活気を取り戻す。水産業と地域の復興が重要な局面での合意形成を如何に宮城県はとるのか。

■2011年10月18日(火) の日記
<<「大破」>>
昨日の全員協議会において本庁舎6階7階被災調査の結果が報告された。議会棟、市民ホールの復旧について、被災度区分の判定は「大破」となり、非常に危険であると考えられ、長期的な計画にもとづく改築計画を行うことが望ましいというもので、「現地に改築する方向で検討する」という説明だった。質疑の中で、「議会に建設検討委員会を設置」して当局と協議する場を設けることが提案された。

■2011年10月17日(月) の日記
<<「寒さ対策」>>
PM1時、石巻市議会臨時会開会。13億76,385千円
の23年度一般会計補正予算案、台風15号による災害復旧等に要する経費を盛り込んだ専決補正予算の承認、以上2件を可決して閉会した。
仮設住宅等の「寒さ対策」等に要する経費13憶1,900万円を措置し、畳の設置、暖房器具等の給付、団地内の外灯設置が推進される。
予算審議の前に、特別委員の選任、石巻地区広域行政事務組合議員の補欠選挙があった。これは、大森秀一議員が無会派になった事、高橋栄一議員がグローバル石巻の会長を辞任したことに伴い執行された。
閉会後、グローバル石巻・勉強会。『震災復興について』

■2011年10月16日(日) の日記
<<冠水>>
東日本大震災後、地盤沈下が著しい。内海橋を渡り八幡町交差点に差し掛かってビックリ。大潮の影響か冠水していた。戻るに戻れない、ゆっくりと走行するしかない。被災地走行が求められる。夜では危険だ。
八幡町だけでなく市内全域の早急な堤防・排水等の整備が求められる。それにしても、国の第3次補正予算の早期可決が待ち遠しい。

■2011年10月15日(土) の日記
<<「地域交流祭」>>
石巻祥心会主催の「地域交流祭」がサンネットなごみを会場に開催され多くの人で賑わっていた。このお祭りは、地域で暮らす障害当事者の自立と社会参加を目的とし、事業所の取り組みを紹介するお祭りだ。
ステージでは多くの催しが披露され、各種模擬店等が出て会場内は、楽しい地域交流の場となっていた。
議員OBと出会い、話題は県議選の状況等で盛り上がった。

■2011年10月14日(金) の日記
<<県政?>>
東日本大震災で延期されている県議選は、11月4日告示、13日投票の日程で行われるが、昨日立候補予定者説明会が行われた。今開会中の県議会が閉会するといっきに選挙戦モードとなる。
被災地の声が県政に如何に届くのか。民間賃貸住宅の応急仮設住宅扱いの事務において、宮城県の対応の遅れはマスコミでも指摘されているが、被災者は、やりきれない。他の事例においても岩手県と比較してその遅さが際立つ。なぜなのか。

■2011年10月13日(木) の日記
<<今後の議会人事>>
PM12時、グローバル石巻・会派会議。17日開会の臨時会に提案される13億7,638万円の本年度一般会計補正予算案、台風15号の災害復旧経費を盛り込んだ専決補正予算の承認議案について協議した。
さらに、今後の議会人事等について、大森秀一議員の環境教育委員会副委員長辞任に伴う後任人事や高橋栄一議員の東日本大震災対策特別委員会副委員長辞任に伴う後任人事について協議。

■2011年10月12日(水) の日記
<<石巻復興協働プロジェクト>>
PM2時、新エネルギーやエコタウンの実現で震災復興を進めていく産学官の協働組織「石巻復興協働プロジェクト協議会」の発会式があった。国内の復興支援企業や地元経済界、学術研究機関などで構成され、先進的なエネルギー管理や情報通信技術(ICT)を活用した産業の実現などを目指すものだ。国の第3次補正予算の申請をにらんだ議論を進めて、来年1月末までには全体の計画書を策定。
 発足式で、会長に就任した亀山紘市長は「単に復旧復興ではなく、石巻から世界の復興モデル都市を目指す」とあいさつした。

■2011年10月11日(火) の日記
<<震災後7か月>>
 今日で、東日本震災から7か月を迎えた。石巻市は市内に開設されていた全避難所を閉鎖した。自宅修繕などの理由で生活拠点がいまだ決まらない42世帯、約70人の方々は、中央公民館などの4か所の待機所に入所。開設期間は2か月の予定。震災後の3月中旬に避難場所は250か所を数え、約5万人が避難していた。小生もその中の一人だ。改めて震災後7か月間を振り返ると、あまりにも人的、物的な甚大な被害は、市民の「心」を傷つけ癒されるいとまがない。
復興計画の具体的な早期実現が求められる。

■2011年10月10日(月) の日記
<<地殻変動>>
来月13日投票の県議選へ向けて、今週はあわただしい動きが予想される。
市議から三浦一敏氏が、現職の須田県議が女川町長選に出馬を決断したが、その戦いの構図に大きな地殻変動が起きるだろう。
今後、新人・元職のさらなる出馬により、震災後の宮城県の対応等が選挙戦で問われるだろう。

■2011年10月9日(日) の日記
<<プロジェックト>>
「津軽海峡冬景色」や「天城越え」などのヒットソングを持つ演歌歌手の石川さゆりさんが、被災地を元気づけようと新曲を作るプロジェックトが進んでいる。被災者が、仮設住宅の集会所に集まりスタッフと懇談した。
24日、NHKBSプレミアムPM21時30分から「石川さゆり 東北民謡との出会い旅」が放送されるという。

■2011年10月8日(土) の日記
<<岐路>>
東日本大震災の大津波で町並みは壊滅的に破壊されたが、インターネット上で震災前の街並みを見ることができた。
何気ない平和な日常生活の音や空気、隣近所の交流、すべて大津波によって破壊された。
この災害は、石巻にとって、これからの未来を決める重大な岐路となる。

■2011年10月7日(金) の日記
<<企業団決算>>
AM9時、石巻地方広域水道企業団議会・定例会。平成22年度企業団決算、当初予算等の見直しに伴う本年度補正予算、専決処分の承認2件を可決閉会した。
PM1時30分、佐藤家葬儀委員長。

■2011年10月6日(木) の日記
<<公共施設の復旧>>
東日本大震災による公共施設等の被害も大きいが、一つの事例として中央公民館大街道分館は、大津波により全壊状態となった。震災前において老朽化が著しく地元町内会で新築が検討されていた。しかし、今回の大震災により「避難ビル」の位置づけとして新築を検討することが必要ではないか。市震災復興計画において、公共施設の復旧・復興の実現を如何に達成するのか、その対応が注目される。

■2011年10月5日(水) の日記
<<新会長>>
先日の会は会議において、グローバル石巻の会長が交代した。高橋栄一氏から新・高橋誠志会長が会派運営を担う。新会長は会派会長、議会議長の経験があり正常な議会運営に貢献できるものと思料される。

■2011年10月4日(火) の日記
<<水道議会開会。>>
PM1時30分、石巻地方広域水道企業団議会定例会が開会。平成22年度決算認定と平成23年度補正予算案、専決処分の承認2件が提案された。
平成22年度決算では、5億5,837万円の純利益を計上した。監査委員は決算審査意見書の中で、財政状態の健全性は確保されているが、今後、東日本大震災の影響で水道事業経営の根幹をなす水需要は減少することが避けられない状況にあると指摘、蛇田浄水場の須江山浄水場への移転更新事業の推進など多額の財政需要が見込まれ、経営環境が厳しさを増すと予想している。約130億円を要する蛇田浄水場移転計画は、厚生労働省の国庫補助をもとにスピードが求められる。




日記帳(3) v1.02.00 エース