2004年12月分 前月へ 次月へ [HOME]

ごとう兼位(かずひこ) ハート&ハート活動日記

― 活動内容を紹介します ー

このページは、石巻市議会議員 ごとう兼位(かずひこ)の活動日記です。
活動日記のほか、日々感じた事も話題に、少しずつですが紹介していきたいと思っています。

皆さんのご意見をお待ちしています。

■2004年12月31日(金) の日記
<<税金も食い倒れか?>>
昨日からの雪が解けないところにまた大雪、積雪の中で大晦日を迎えるのは珍しいことです。
今日の朝日新聞の社説「税金も食い倒れか」には驚きました。記事によれば「大阪市が市役所のOB2万人に対して、条例にないヤミの退職金と年金を支給していたことが発覚」したとのこと、なぜこんな事がまかり通ってきたのか。「現在の市長まで5代の市長はすべて助役経験者で、市のOBと連合系の職員組合が一体となった選挙で勝ってきた。そんな労使蜜月が、身内大事の非常識の背景にある。」と指摘しています。「市議会の怠慢」と「市と組合、市議会の体たらく」を批判しています。「公務員の給与や手当のお手盛りは、大阪市だけではない。あなたの住む自治体では大丈夫だろうか。」と問題提起しています。石巻市でも、ゴミの民間委託業務決定経過を見るとき、前市長の政治的背景は大阪市と同じです。石巻地区広域水道企業団の「企業手当」問題についても同様です。議会も怠慢であってはならない。改革として「乱脈にとどめを刺すには、密室で行なわれてきた労使交渉を納税者の目にさらすことである。」と指摘しています。情報公開と説明責任を明確にすることが大切であると考えます。
来年は素晴らしい年でありますようにお祈りします。

■2004年12月30日(木) の日記
<<怪文書に疑惑あり>>
今年の石巻市議会を締めくくるかのように「IT調達に関する」怪文書が出回っています。「おかしいおかしい」を繰り返していたらいつのまにか「疑惑あり」の合唱をしている連中の自画自賛の怪文書です。百条委員会の調査によっても「地元業者に発注をすべき」を大儀にして利益誘導を図っていたことが、浮き彫りになりつつあります。如何に百条委員会で、客観的・科学的に『本当の疑惑』を解明することが大切だと考えます。地方分権の時代と言われる今日、生産性のある議論・効率性のある議会を目指さなければなりません。

■2004年12月29日(水) の日記
<<悪天候>>
今日は朝から雪空、悪天候になると人間の行動が制約されます。最近の市役所内も悪天候が続いています。これにより、市役所職員と議会との信頼関係に大きな溝が出来て、議員の活動に制約が出来てしまうことが危惧されます。なぜ、何時からこうなったのか??

■2004年12月28日(火) の日記
<<荒廃>>
現代社会において、個人の言動、行動、心理の荒廃を感じる事が多いとよく言われます。私たちの周りにも、ささいなつまずきや言葉尻をつかまえて必要以上に追い詰めたり、他人にわざと迷惑をかける人がいます。自分より弱い立場の人への残酷さ、自分の地位を利用しての残酷的な行動、自分の思うようにならないこと、自分の心の中にたまったわだかまりを他人にぶつける愚劣さ、卑劣さ、無責任な行動。石巻市の秘守義務違反事件の経過を見るとき、深刻な問題であると思料します。

■2004年12月27日(月) の日記
<<秘守義務違反!>>
石巻市は今日、公務員の秘守義務に違反した二人の職員を懲戒処分としました。また、これに伴う人事異動について内示を行いました。そもそもこの事件は、情報公開によって不開示となっていた新市総合福祉システムの見積書を黒須光男市議に手渡した。これが地方公務員法(秘守義務)違反に該当するものです。処分後、保健福祉部長の辞表が受理され、これに伴う人事異動が、この年末にかけて行なわれる事はあまりにも異常な事態です。公文書漏えいについては、二人の幹部職員が「自ら進んで出したのか」あるいは「脅迫等の行為によって出さざるを得なかったのか」その「意思」の問題が重要だと考えます。市総務部の調査によると、処分された次長は「黒須市議から強い要求があった」と言っています。!!

■2004年12月25日(土) の日記
<<流失??>>
12月議会の本会議で電算システムに関する議案審議中、阿部正敏議員が未開示の原本コピーを提示したため、どこから流失したのか問題になっています。
石巻市の電算システム統合業者選定問題で、黒塗りされて情報開示された総合福祉システムに関する参考見積書(市が業者に意向を照会した上で黒塗りで開示)が本会議場で原本コピーが提示されたことにより、保健福祉部長の辞表提出問題に発展しました。この見積書は幹部3人しか所持しておらず、だれから、如何なる経過で流失したのか、真相解明をしなければなりません。事は「情報開示」制度の根幹を揺るがす事件です。

■2004年12月23日(木) の日記
<<合併への不安>>
今日、石巻市と合併する町の建設業者の皆さんと意見交換する機会がありました。その中で、合併時の「発注の方法」「指名基準」「格付基準」等について、その不安がひしひしと伝わってきます。
9月定例会の私の一般質問に対して、市当局は「合併後の運用のあり方については、入札、契約制度については石巻市の例に準じた取り扱いをすることと決定している」旨答弁しております。更に一般質問のとき「受注機会の確保の観点から、手持ち工事3件以上で指名回避の措置を講じること」を主張しましたが、合併時までにきめ細かな調整を行い、地域性をも重視した公平性のある入札制度の確立が必要と考えます。

■2004年12月22日(水) の日記
<<百条委員会:事実の解明>>
AM10時から昨日に続き、百条委員会証人尋問を行いました。今日は、午前に2人、午後2人の合計4人です。下水道受益者負担金システムの提案依頼時に示された仕様書について、参加業者は、「特段不備はない」「質疑期間もあったのでそのような認識はなかった」と証言がありました。阿部正敏議員が「例えば地元のIT関連の企業も、見積積算できるような内容の仕様書がきちんと書かれていればプロポーザルに参加できる、それを書いていないから辞退する会社も出てきている。これは非常にアンフェアなやり方ではないか。」(9月29日本会議一般質問)と発言しましたが、今日の証言を聞くとそのような事実はなかったと言うことになりますが、議員本人の証言を聞かなければ事実解明が達成されません。百条委員会に対する一部議員の冒涜的な発言もあります。地元発注のための言動・行動と言うが、地元業者と言われるのは12社ですがなぜ1社2社を特定して地元業者に対する発注にこだわるのか疑問であります。今日の証言を聞くと自治体ソフト開発等の実績は地元業者はないと言うことです。

■2004年12月21日(火) の日記
<<百条委員会:秘守義務:言葉の暴力>>
AM10時から百条委員会があり、午前2社、午後1社の証人尋問がありました。今日の委員会で、調査報告書を作成した2社の、この報告書に対する取り扱いの違いが如実に出ました。それは「秘守義務」に対する認識の違いです。今回の百条委員会設置にいたる一部議員の議論展開を見るとき、企業の「秘守義務」の認識の違いが、今回の混乱の大きな要素をなしていると考えられます。また今日の質疑の中で、電算システム(基幹系)の新規開発型を選定した場合「開発期間は2年から3年かかる」との証言がありました。来年4月1日合併時において、安定稼動、住民サービスを考慮した場合に判断は妥当性があると考えます。
=場外乱闘=百条委員会休憩時の3時40分から5分の間。K議員が高声を上げて乱入、百条委員会の質疑が気に入らないためなのか、私に向かって「きさま、おだずなよ」「ただでおかない」との暴言があり、「言葉の暴力」を振りまいていきました。如何に表現の自由が認められているとはいえ、「言葉の暴力」は許されるものではありません。

■2004年12月20日(月) の日記
<<星祭り>>
PM11時30分、湯殿山神社星祭りに出かけました。例年よりは暖かい星祭り。!!帰宅は午前2時!!
明日10時から、百条委員会証人尋問があります。午前中に2社、午後から1社を予定しています。12月2日の市役所職員に対する証人尋問をもとに、客観的検証をしなければなりません。業者選定に不公平な選定があったというA議員の発言が本当なのか?間違いなのか?真実は?一部の議員により「議会と行政の混乱」を招いていますが、百条委員会により科学的な検証を早急に行うことが「議会と行政の正常化」を取り戻す有効な手段であると考えます。

■2004年12月18日(土) の日記
<<市産品まつり>>
AM9時45分から、JA石巻西倉庫を会場に「第26回いしのまき市産品まつり」が開催されました。「郷土の味・みんなで贈ろう」と言うテーマで「ふるさとの味」で新年を迎えてもらおうと言う、お歳暮品にも重点をおいたまつりです。早朝から活気あるスタートをきっていました。私も買い物をして会場を後にしました。夕方、下釜第一町内会子供育成会忘年会に出席。町内会活動において諸行事の中心的な役割をして頂いておりますが、若い世代の協力的活動が町内会活性化の源と考えられます

■2004年12月16日(木) の日記
<<陳情:一票差>>
AM10時30分、ペルテス病治療中子供への助成陳情。全国ペルテス病保護者等連絡会の飯盛由美子代表の方々と土井市長にペルテス病治療中の子供が身体障害者手帳二級以上と同様の状態にある場合、同じような助成を受けられるように陳情しました。
AM11時、百条委員会が開かれ新たな資料請求議論されました。

今議会の最大の焦点は、追加議案で出された電算統合に伴う財産取得の三議案です。採決の結果、わずか一票差で可決されました。

■2004年12月15日(水) の日記
<<一般質問>>
今日の議会は午前10時から、一般質問も3日目を迎え7名の議員が登壇しました。私は、6人目午後4時からの登壇になりましたが、後援会の皆さんが師走の忙しい中傍聴に来て頂きました。
一般質問の内容は、@行政改革の推進と財政健全化について伺いましたが、三位一体の改革により、平成16年度石巻市においては約12億円の一般財源が減額されている旨答弁があり、更に三位一体の改革が、去る11月26日に政府与党において、その全体像が示されましたが、その内容については、先送り等不透明な要素も残しており、長引く経済の低迷とうにより地方財政への影響は深刻なものとなっている旨答弁がありました。三位一体の改革と義務教育の現場での影響等について教育長に所見を伺いましたが、わたしは、国と都道府県が義務教育の財政基盤を確固たるものにし、そのうえに市町村の独自性が発揮できる制度こそ、日本国憲法・教育基本法が求めるところだと確信します。

Aゴミの減量化対策と課題について。
燃やせるゴミの減量化対策として、リサイクルが可能な紙類に対する取り組みが不可欠であり、分別収集している現在の品目に、ティッシュ箱、たばこの箱や包装紙などの雑紙類を加える方向で検討している旨答弁がありました。ゴミの有料化については、家庭ゴミはゴミ袋料金の上乗せなどを検討しなければならないとなっており、粗大ゴミは合併後有料化し初年度は約400万円の収入を見込んでいると答弁がありました。

■2004年12月14日(火) の日記
<<円滑な質疑>>
昨日とは違い、今日の議会運営は円滑な質疑で終りました。昨日の混乱はなんなのだ!!無用な混乱は生産性のないものであります。明日、私も一般質問があります。質問事項は、@行政改革の推進と財政健全化についてAゴミの減量化対策と課題についてであります。

■2004年12月13日(月) の日記
<<議会の混乱>>
午後1時から市議会は一般質問がスタート。今回一般質問通告者は、16名です。午後1時から始まった一般質問が、本日の通告者4名中1名で終了(午後7時過ぎ)しました。議員1名が約6時間かけて、当局に資料請求するなど混乱しました。要求した資料が出てもまともな議論もしない、別な議論へ飛んで行く、ただただ混乱。何ら問題解決にならない。「いいかげんにしてほしい。」とほとんどの人がつぶやいています。!!

■2004年12月6日(月) の日記
<<本会議>>
PM1時から本会議、条例案等・予算案審議がありました。
予算審議の中で、旧西清掃工場跡地利用に伴う(仮称)上釜運動広場整備事業について、その事業内容・整備概要について質問しました。当局の説明によれば、地元との協議が整い今年度と来年度の2ヵ年で整備するもので、整備面積は、32,681u。園路広場、遊具施設(野球グランド、少年サッカーコート、バスケットコート等)休養施設(トイレ、東屋、バーベキューハウス等)駐車施設(114台)の整備概要で、事業費の概算は全体で146,000千円。清掃工場の解体作業と並行し、工事を進め完成時期は来年の秋口をめどにして旨説明がありました。
同地区には、長年に渡って深い施設が置かれていたことから、地元住民は跡地利用について市当局と快適な環境整備を求めて交渉してきた歴史的な経過があります。私も、今年6月22日住民代表である「上釜地区衛生処理施設周辺環境整備対策協議会」武田会長をはじめ役員の皆さんと土井市長に対して陳情を行った経緯があり、今回の合意形成が達成されたことに対して大変うれしく思います。

訂正:(誤)深い施設が置かれ(正)不快施設が置かれ

■2004年12月12日(日) の日記
<<結婚式>>
渡辺家・杉山家の結婚式があり、石巻グランドホテルで盛大に披露宴がとり行われました。結婚とは、゛縁゛があってこそ結ばれるものではないでしょうか。これからはお二人で新婚生活を築かれていくわけですが、どうか今日の縁を大切にされて、お互いの愛情で、その縁をより深めていただきたいと考えます。

■2004年12月10日(金) の日記
<<議員の暴言>>
AM10時から、議会運営委員会開催。AM9時58分議会正面駐車場での事件発生。12月2日百条委員会で市職員の証人尋問で現職市議2人の関与が判明しましたが、その一人であるK議員が私に対して「ただでおかないぞ。。」「ただぎずげっと、この。。」と発言あげくの果てに「殺してやる、覚えておけ。。」と暴言を吐いて立ち去りました。百条委員会のメンバーである私に対して、如何なる意図をもっての暴言なのか理解に苦しみます。同僚議員も聞いており驚いています。政治学者トクヴィルは「地方自治は民主主義の小学校」だと言っていますが、地方政治に携わる議員として、その中にも小学生以下の者が存在するという事か??

<<趣味>>
今日は趣味の会のパーティに参加しました。人間が生きていく上で、たいした役に立たないだろうと思うかもしれない、いわゆる趣味といわれるものをたくさん持っている人ほど、強い生き方ができるのでわないか。健康で長生きをするには大切なことだと改めて思いました。

■2004年12月9日(木) の日記
<<相談>>
AM10時から、財政改革推進特別委員会が開催されました。久々の委員会です。午後からは事務所で生活相談等を受けました。色々な悩みに対して、解決できればと考えます。

■2004年12月8日(水) の日記
<<県の政策変更?>>
PM1時30分から、産経教育委員会が開催されました。石巻市青果花き地方卸売市場が民設・民営化する事になり、「市場条例」「市場施設整備基金条例」を廃止することになりました。食の安全への市民の関心が一段と高まっている今日、市としては何らかの形で関与しなければならないと主張しました。当局の説明によれば「市場取引委員会」を15名で構成して、そのメンバーに当局が2名、市議会の代表が2名入ることにより、市場の公平性等の確保が達成さえれるむね答弁がありました。
水産振興対策費、消費者市場整備に対する補助金5,000万円について議論しました。これは宮城県緊急経済産業再生戦略による宮城県石巻地域産業振興鰍ノ対して県費5,000万円の補助に伴う石巻市負担分です。しかし、平成14年第四回定例会の私の一般質問に対して当局の答弁は、県当局から整備に当たって問題点を指摘され断念していますが、今回県は「緊急経済産業再生戦略」が出来たと言う理由で手のひらを返した政策転換をして、石巻市負担分が発生しました。そもそも「緊急経済産業再生戦略」の財源は、県職員、警察官、教職員等の給与カットによるものです。地方自治の原点に立ち考えるならば、県当局の政策決定の変更に対して大きな疑問をいだくものです。

■2004年12月7日(火) の日記
<<ペルテス病についての請願>>
今日から各常任委員会が開催され、環境福祉委員会で「ペルテス病治療中の子供への助成に関する請願」審査があり紹介議員を代表して請願の要旨について説明しました。審査結果については全会一致で可決であります。
請願の要旨は『治療のため、数年に及び車椅子生活を余儀なくされ身体障害者手帳被交付者に対して行っている「タクシー運賃または自動車燃料費の助成」を受けられるよう』願うものです。ペルテス病については、一般には長期間の治療期間を要するものの、治癒が見込まれる疾病であるため、身体障害者手帳の交付の対象とはならない矛盾があります。ペルテス病の子供や保護者は精神的・経済的負担を強いられております。
地方自治体が医療、福祉等野分野を含め多様化、高度化する住民ニーズに機動的、弾力的に対応していくことが重要であると考えます。住民の目線に立った、ペルテス病の子供や保護者の精神的な負担をいくらかでも削減することが大切であると考えます。

■2004年12月3日(金) の日記
<<第4回定例会開会>>
平成16年度石巻市議会第4回定例会が開会しました。本会議終了後、第5回百条委員会が開かれました。今月21、22日の2日間で7社の証人尋問が決定されていますが、尋問内容等について協議しました。先日の市役所職員の証人尋問によれば、2人の現職市議が関与している内容であり、これを客観的に且つ厳密に検証しなければなりません。

■2004年12月2日(木) の日記
<<第4回百条委員会:証人尋問>>
AM9時から第4回百条委員会開会。今日は石巻市役所職員6名の証人尋問が行なわれました。

■2004年12月1日(水) の日記
<第三回水道企業団議会定例会開会>
PM1時30分、水道企業団第三回定例会開会。




日記帳(3) v1.02.00 エース