令和５年石巻市石巻地区成人式が８日、マルホンまきあーとテラスで挙行された。石巻地区の卒業校を２つのグループに分けての開催となった。
今回の２０歳の成人は、東日本大震災の当時小学校２年生だった。高校３年生の時は新型コロナウイルス感染症が蔓延。大変な時を乗り越えての今日の晴れ姿は本人、家族にとっても感慨深いものがある。
成人を代表して、大森双葉さんが「看護師を目指し勉強中だが、悩んだり迷ったりするときもあるが、命の大切さを知り資格を取るため頑張っていく」と力強く誓いの言葉を述べた。

齋藤正美市長の式辞

晴れ着姿の多い華やかな会場風景

5日、石巻市と商工会議所主催の新年賀詞交歓会が市内のホテルで開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続き、開催は3年ぶり。
行政や経済界等から多数の人が出席。コロナ感染防止のため飲食無しでの名刺交換のみとなり、どこか寂しいものを感じた。
齋藤正美市長は「少子高齢化などによる社会情勢の変化、多様化する市民ニーズ、硬直化する財政状況等に危機感を持って対応する。
将来にわたって活力ある、持続可能な地域社会実現に向け「市民とともに誇りあるふるさと石巻づくり」の実現を推進する。
また、低迷が続いている地域経済の回復に向けて、国、県をはじめ関係機関と連携をより一層強化し、様々な課題に対し「オール石巻」で取り組んでいく」と年頭のあいさつをした。

石巻市桃生地区成人式が5日、県内で最も早く桃生公民館で開催された。
コロナ禍の中で、晴れ着やスーツ姿にマスクを付けての式典となった。51人が出席し、恩師や家族と共に
二十歳の門出を祝った。

会場の桃生公民館