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ごとう兼位(かずひこ) ハート&ハート活動日記

― 活動内容を紹介します ー

このページは、石巻市議会議員 ごとう兼位(かずひこ)の活動日記です。
活動日記のほか、日々感じた事も話題に、少しずつですが紹介していきたいと思っています。

皆さんのご意見をお待ちしています。

■2012年1月30日(月) の日記
<<水道管の凍結問題>>
冬一番の冷え込みが続く石巻地方だが、石巻市内の仮設住宅で水道管の凍結が続出している。この寒さでは、一般住宅ですら凍結がみられる。
市職員や石巻地方広域水道企業団の職員が水を入れた18リットルのポリ容器をトラックに積んで市内の仮設住宅を回っている問題が、午後に開催された「平成24年度企業団議会第1回定例会水道事業研究会」で取り上げた。
仮設住宅の施工管理は宮城県が対応していた。しかし工期・材料の不足のため簡素化をして水道企業団に申請し工事をした。通水後に水圧・水量・漏水等・その他の障害・事故・保証等が発生しても石巻地方広域水道企業団に一切異議の申し立てをしないという『仮設住宅建築に伴う給水装置に関する念書』の存在が明らかになった。
昨年の仮設住宅建設の時点で今回の水道凍結は「想定されていた」問題だ。早急に水道凍結防止の根本的な対応を指摘した。

■2012年1月27日(金) の日記
<<副市長人事>>
PM1時、石巻市議会臨時会開会。副市長に笹野健・市復興担当審議官を選任する人事案件に同意した。(欠席議員1人、人事案件採決時に黒須議員が議場から退席した)
震災復興に向けて国との関係を重視しての起用で、その手腕に期待したい。
また、「震災復興部」新設に伴う組織条例の一部改正案も可決された。早急な復興へ向けて、市組織横断的な組織力の発揮が求められる。

■2012年1月26日(木) の日記
<<市立病院再建場所>>
昼のNHKニュースで、石巻市が、東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市立病院の再建場所を、「JR石巻駅前駐車場とする方針を決めた」という報道があった。明日の臨時議会終了後の市議会東日本大震災復興促進特別委員会に選定結果を報告する予定だが?
 市有地であり早期に着工できる。公共交通機関が集積していることなどから、交通弱者等の利便性が高い点では適地だ。中心市街地活性化の起爆剤となり、駅前周辺の再開発が加速することを期待したい。

■2012年1月25日(水) の日記
<<組織体制の強化>>
27日臨時議会が招集されるが、石巻市は、東日本大震災からの復興業務を推進する、新たな部署「震災復興部」を2月1日付で設置するため議案を提出する。
更に副市長人事も提案される、最大の被災地である石巻市の早急な復興を推進するための組織体制の強化を狙うものだ。
小生も12月議会で、震災復興のための組織体制の強化を主張した。膨大な事務量の一元的な組織対応がスムーズに行われるものと期待したい。
新たなまちづくりの中で、現在の市都市計画の見直し等が早急に求められる。
従来の都市計画では現状にそぐわないものが多い。特に市街化調整区域の見直しや広域合併後見直しが棚上げになっていることの是正が求められる。

■2012年1月24日(火) の日記
<<『一陽来復』>>
震災後初の新年を迎えたと思いきや、20日以上もすぎたがただただ慌ただしい。
小雪が舞うと3.11当時の風景が思い出す。被災した無念の多くの魂を思うとき、復興元年のスタートを如何に踏み出すか迷ってはいられない。
故事に『一陽来復』とあるが、冬が去って春が来ること。転じて、悪いことが続いた後に、ようやく物事がよい方向に転じることを言う意だ。
早期復興のため惜しまない努力が必要だ。

■2012年1月22日(日) の日記
<<総合力>>
昨日大寒を迎えたせいもあるのか寒さがきつい。
石巻市は昨年12月22日に可決された「石巻市震災復興基本計画」を踏まえた実施計画作りが大詰めを迎えているようだ。12月議会では、2月開会の第一回定例議会までに実施計画を策定して議会に示すことことを明言している。膨大な事務量で職員の皆さんも大変だろう。組織変更、マンパワーの再構築も大切だ。
一日も早い復興へ向けて、職員、議会のチームとしての「総合力」が問われる。

■2012年1月19日(木) の日記
<<復興へ向けて>>
三日間の行政視察を終え帰石。神戸市、柏崎市と震災時からの復興の先進地視察は大変参考になった。
神戸市では、震災復興住宅・民間20年一括借り上げについては、返還問題が起きているという。
住み慣れた住宅からの退去についてはかなりの抵抗感があるようだ。
柏崎市の震災復興住宅は、駅からほど近い場所で利便性が良い。高齢者には人気がある。石巻市中心部で、定住人口の拡大によるコンパクトなまちづくりが求められる。
地権者の合意形成がなされ民間活力で達成されるとしたら中心部の再生は可能だ。

■2012年1月18日(水) の日記
視察三日目、静岡県焼津市から新潟県柏崎市へ移動。新潟中越沖地震被災後の震災復興住宅(災害公営住宅)の整備について研修した。JR柏崎駅周辺に建設された災害公営住宅は、利便性の高いもので満室状態だという。高齢者にとっても住みやすい。

■2012年1月17日(火) の日記
視察二日目、神戸市から静岡県焼津市に移動、フラップゲート式可動防波堤について現地調査を含め行った。これは、日立造船、東洋建設、五洋建設の開発グループが焼津漁港を試験場所として行っている。

■2012年1月16日(月) の日記
会派行政視察に出発。震災後、初めて仙台空港へ。空港内は、以前と同じように復旧していた。午後、神戸市視察、神戸市震災復興住宅整備について、地域防災拠点の整備について研修した。阪神淡路大震災から明日で、17年になる。震災復興の完成度を見ることができた。

■2012年1月9日(月) の日記
<<出初式>>
AM10時30分、石巻中央公民館大ホールを会場に平成24年「石巻市石巻消防団出初式」式典が開催された。
東日本大震災で、消防団員の方も犠牲となり今後の活動方針も見直しが求められる。
団員の方で、震災以来行き先が不明な方とお会いし嬉しかった。
中央公民館の音響設備も老朽化が目立つ。せっかくの式典にも支障あり。

■2012年1月8日(日) の日記
<<震災を乗り越え成人式>>
石巻市牡鹿地区の成人式が、牡鹿中学校体育館であった。新成人42人と家族や関係者が出席。開式に先立って、先の東日本大震災の犠牲者の出席者全員で黙とうを行った。開式に当たり亀山紘市長の式辞を境教育長が代読、「震災の影響で開催が危ぶまれたが、一生に一度の祝典を、との市民の強い思いが、このような形で実現できた。困難を乗り越えてきた市民の支えとなっている”絆”を大切に未来を歩んでほしい。新成人の皆さんこそが『石巻の明日』であり『復興の希望』である」と祝福した。
新成人代表2名が誓いのことばを述べ、新成人代表3名が新成人メッセージを述べ、アットホームな式典は閉式した。
桃生地区を除き石巻市内各地区の成人式は、きょう午前、午後に開催された。

■2012年1月5日(木) の日記
<<復興元年>>
AM7時、石巻魚市場の初売り式に出席した。東日本大震災の傷あとが今なお残る石巻魚市場、仮設の市場では震災後迎えた新年の門出を祝う威勢のいい声が響く。
終了後、石巻青果花き地方卸売市場の初市式へ。
阿部秀保東松島市長、渥美巌県議、北村石巻市副市長、石巻青果の近江社長と新年のあいさつを交わして懇談した。
PM2時、石巻市桃生地区の成人式に出席した。県内のトップを切っての開催で、新成人99人を家族や関係者が出席して祝った。施設は立派であるが、音響設備が貧弱で不完全な式典となった。
PM5時、新年賀詞交歓会が石巻グランドホテルで開催された。震災から復興に向けて、多くの出席者は、新しい年を祝い「復興元年」を祝った。

■2012年1月4日(水) の日記
<<「復興元年」>>
石巻市をはじめ多くの市町で、仕事始め式があった。東日本大震災から、「復興元年」がスタートした。
12月議会最終日に石巻市復興震災基本計画が採択され、いよいよ本格的な復興への実施計画の推進が求められる。職員も膨大な事務量に困惑しているものと思料されるが、新しい石巻の歴史を創造するために情熱を傾けて頂きたい。

■2012年1月3日(火) の日記
<<延伸>>
後援会の皆さんと柳津虚空臧尊にお参りに行く。国道45号線は、東日本大震災以降いまだ河北、柳津間は不通区間だ。震災の爪痕がまだ残っている。しかし、三陸道が重要な機能を果たしている。一日も早い延伸が望まれる。
風は冷たいが、穏やかな天候に恵まれた。
参拝客は昨年と比較して若干少なく感じられた。

■2012年1月2日(月) の日記
<<『ひとつ』>>
大晦日、第62回NHK紅白歌合戦で、東日本大震災の被災地石巻市から長渕剛さんが津波で焼失した石巻市立門脇小学校から生中継で新曲『ひとつ』を熱唱した。多くの市民から称賛の声が聞こえる。

■2012年1月1日(日) の日記
<<勇気をもって!!>>
明けましておめでとうございます。
いつもの町がない。いつもの人たちがいない。いつもと違った正月を迎えた。ふと寂しさが心を覆う。
しかし新しい年、復興の元年、災難から立ち直っていかなければならない。勇気をもって、自分や石巻のあり方を良い方向に推し進めたい。




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